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2023年9月議会の一般質問

五城目町では7月豪雨災害の後から、多くの民間・自治体の支援があり、
心から感謝申し上げます。

五城目町では、昨年も内川地区で水害があり、その際にも多くのボランティアの方に参加していただきました。

昨年度は201棟(倉庫・小屋など含む)が床下・床上になったのですが、今年度の被害はその5倍以上の1092棟(床上399、床下200,非住家493)となっています。

そこで、今年度の災害を検証し、今後の被害を防ぐため一般質問を行っていきます。

9月5日(火)の朝10時から 今回は私が質問順はひさしぶりにトップバッター(午前10時~11時まで)ですので良ければ傍聴にいらしてください。


1 豪雨災害について

(1)災害に伴う本年7月、8月の町の人口の増減状況は。

(2)今回の災害による撤退など、事業の法人税などの減少が見込まれるが、今後の予想は。

(3)改めて問うが、今回行う工事は復旧工事(原状復帰)の予定であるが、復興工事(単に従前の状況に復旧するのではなく、長期的展望に基づき、市街地構造や住宅形態、社会経済を含めた地域の総合的な構造を抜本的に見直し、新しい市街地や地域の創出を目指すこと)にはならないのか。復興工事になる基準とはなにか。昨年から同様の被害が繰り返されている町民からは原状復帰では意味がないのではという切実な声も聞こえる。町の考えは。

(4)今回の豪雨水害にあたって議員は役場などに来るため職員の頑張りが身近にわかる。しかし、町民の多くは役場に来る回数も少なく、職員がどれだけ頑張っているのかがまったく見えない。そのため、役場職員の対応が遅いという不満を聞くことが多い。被災したことで職員、町民双方にストレ
スが溜まっており、きつい言葉をかけられるのは、東日本大震災のときも起きたことである。これらの経験を生かして、町は災害時にどのような情報公開対応を今後行おうと考えているか。

(5)豪雨水害対応後の職員の心身の不調はないか。また適宜管理職が状況を把握できているか。また管理職が把握できない場合、管理職に相談しづらい場合、職員が外部専門家に相談できる体制はあるか。

(6)水道は約1週間での復旧となった。その間、八郎潟町の浄水場では自衛隊や消防本部などの長蛇の列が並んだ。また、民間ボランティアなども支援の必要性があり、混雑が起きた。また、災害時などの緊急時には八郎潟町の水圧が一時的に下がる可能性もあるが、五城目町の水道管を接続し断水状況を抑えることも可能だったのではという意見がある。これまでは近隣の市町村との水道供給体制についての確認は行われていたか、今後はどのようにするのか。

(7)八郎潟町では、水害後に大型ポンプ車でくみ上げをおこなった。五城目町でも今後の水害において国土交通省所有のポンプ対応に関して早急にマニュアル整備を行うべきである。町の考えは。

(8)今回は内水氾濫箇所が多かった。その理由に水門が解放されたままであったことが理由に考えられる。水害時における水門の開閉については誰がいつどのようなタイミングで行うことになっているか。またその周知や訓練に向けて今後の予定は。また、水門設備のチェック状況は。

(9)旧加賀谷製材跡地には水際まで杉が植えられてその部分だけ堤防が切れており、馬場目川と富津内川の合流点で水嵩が増えるところにもかかわらず川幅が極端に狭くなっている。そのため濁流となって湖東老健側の堤防を乗り越え湖東老健に大きな被害を及ぼした。杉の伐採が急務であると思わ
れるが町の考えは。

(10)萩形ダムは豪雨が予想される数日前にはなるべく放流し、空にしてからその後に水害を食い止めるように使うべきだという意見があるが、そのような運用はされてきたか。

(11)届けられた支援物資はどれぐらいになるのか。またその配布手段や経路は適切であったか。また、防災備蓄品は町所有のどのような種類のものが有効的に使われたのか。今回の経験から備蓄品として不足していると考えられたものは何か。今回使用したもの、不足したものについては、今後ど
のような予算を活用し補填して(もしくは他市町村と連携して)次の災害対策に向かうのか。

(12)今回は多くの市町村、民間企業から支援があった。数は把握できているか。また、受け入れ側の問題で、実際の支援にいたらなかった団体、自治体を含めるとさらに膨大になる。町長自らが支援していただいた各市町村や災害イベントなどに積極的に出向き、今回の支援に感謝を述べ、自治体
間、対企業との災害後のより強固な関係性構築を目指すべきである。また、ホームページやSNSなどでも文章だけでなく、動画なども駆使し、直接感謝の言葉を伝えていくことも大切である。ぜひ五城目町の未来に向け、本年12月末までに行っていただきたい。町の考えは。

(13)町がこの災害対応の中で得られた良い経験とは何か。それをどのように生かしていくべきか。

(14)災害に対する検証と今後の対策が何より重要である。災害対策の対応の検証はどのように行うのか。また、検証時には役場職員だけではなく防災の専門家、第3者委員会、町内会長をなど、町民の声を聞き、今後の施策に反映する必要があると考える。町の考えは。

(15)今後、浚渫や橋梁、河川の補修などハード面で災害を起こさない対応を行うことはもちろん、ボランティアセンターの運営や必要備品などの受け入れなどで他市町村からの応援要請に対して、柔軟に対応できない状況もあった。これらについて、ハード、ソフトそれぞれの領域に分けて、今後どのように優先順位をつけて何を行い、どれぐらいの期間がかかるのか。ロードマップを提示してもらいたい。

2 こども議会について
(1) こども家庭庁もできて、子どもの意見をルールメイキングに生かすことが各自治体で増えてきている。昨年度から行っている「こども議会」の講師や準備状況は。また、今年の目標はどこに設定するか。

3 建設課関係事業全般について

(1)これまで議員が一般質問の中で提案してきたことにより、実際に建設課が検討調整し、実現した事例は直近の5年間の中で何件か。また具体的な内容は。

(2) 今回の被災も受けて建設課における最大の課題は何か。そして、その解決のための事業はどれか。(3つだけ挙げてください)

(3) 一般質問で検討すると回答したものは全体の何%か。その中で、実現までにいたらなかった事例の原因を分析するとどのような共通的課題があると考えられるか。












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