繰延税金資産と繰延税金負債

◆繰延税金資産
税効果会計を適用した場合における将来減算一時差異に係る税金の額をいう。

将来の法人税等の支払額を減額する効果を有し、一般的には法人税等の前払額に相当するため、資産としての性格を有するものと考えられる。

将来の経済的便益があるものとして、その資産性が認められる。

◆繰延税金負債
将来の法人税等の支払額を増額する効果を有し、法人税等の未払額に相当するため、負債としての性格を有するものと考えられる。

参考:
「税効果会計に係る会計基準の設定について」
日商簿記1級第129回会計学第3問

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