経営者の関与による重要な虚偽の表示

現実の企業における日常的な取引や会計記録は、多くがシステム化され、ルーティン化されてきており、/財務諸表の重要な虚偽の表示は、「経営者レベルでの不正」や、「事業経営の状況を糊塗することを目的とした会計方針の適用等に関する経営者の関与」等から生ずる可能性が相対的に高くなってきていると考えられる。

経営者による関与は、「経営者の経営姿勢、内部統制の重要な欠陥、ビジネス・モデル等の内部的な要因」と、「企業環境の変化や業界慣行等の外部的要因」(により)、あるいは内部的な要因と外部的な要因が複合的に絡みあって、もたらされる場合が多い。

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