重要性の基準値の決定

過年度や期中の実績又は当年度の予算に基づく「税引前利益、売上高、売上総利益及び費用合計などの損益項目」「株主資本合計」「純資産」など、企業の状況に応じた適切な指標を選択

②選択した指標に対して、適用する割合を決定

③指標に割合を乗じて、重要性の基準値を決定

監査上の重要性における重要性の基準値は、通常財務諸表の虚偽の表示の金額的影響を考慮して決定される。

金額的影響に関する考慮事項として、
①売上高
②経常利益や当期純利益などの各段階の損益
③総資産
④自己資本
に与える影響が挙げられる。

監査人は、監査の基本的方針を策定する際、重要性の基準値を決定する。決定の際、最初に指標を選択し、その指標に対して特定の割合を適用する。

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