友達とは。

バンドメンバーは僕含めて4人で
僕含め3人は同じクラスで
1人は学科違い。

学科違いの子はもともと仲良くなれる気がしなかったらしい。

それでも一緒に練習して、一緒にラーメン食べに行って、一緒の時間を過ごした。
僕の中では仲良くなった"つもり"だった。

久々の練習で、僕は1回もドラムを叩かなかった。

「今日は話し合いだよ」

そんなことを聞いて、僕は、じゃあ早く話し合い終わらせて叩こう。
そんな心持ちで話し合いに参加してた。

1個目は今後の活動について。
それに関しては納得できる内容ではあったし、
しょうがないねって目を瞑れる部分はあった。

問題は2個目の議題だった。
学科違いの子とほかのふたりは内容を元々知ってたらしく、僕だけ実質的にハブられてた。
そこは気にしてないけど。

で、内容というのも
学科違いの子の苦手なことについてだった。
その子はスキンシップを取ることを苦手視してた。

…僕はスキンシップが大好きだった。

結局そこで噛み合わなくて。

ずっと嫌な思いをさせてたらしい。

あぁ、そうか。

ちゃんと僕は納得した。
そっか、傷つけてたんだな。
気をつけなきゃな。

ちゃんと話を飲み込んでた。

でも、僕の癖なんだけど 自己防衛的な意味で
ヘラヘラしちゃうっていうか、
笑っちゃう癖があって

「んああ、ごめんね?(´˘`*)」

って返した時が運の尽きというか。

「ふざけんなよ。」

ほんとにびっくりした。
自然に涙が零れてた。

そっか、当たり前のように笑ってた僕の笑顔は
ある時人を傷つけて、
気に食わない人もいて。

そこでふと思ったことが、

"じゃあもう笑わない方がいいんじゃないか"
"もう人と関わらない方がいいか"

たった数時間の話し合い。
相手はどうとも思ってないかもしれない。
でも、やっぱ、

考え方感じ方って本当に人それぞれなんだな、って

それから同じクラスの2人とは仲直り的な感じにはなった。

学科違いの子は僕から避けるようになった。

次の部活休もうかな。

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