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東洋占術では、占う手順や基礎は変化しないし、きちんとした型枠もある。 変化していくのは定義である。
どの占術でも占いを学ぶときに、占う手順や占っていく順序は教わっても上手く読み解くための順序を教わることはほとんど無い。 東洋占術は当たらないと言われてしまう時には、どうしてそう読み解くのかという手順を理解せずに占ってしまっている可能性が高い。 東洋思想と相性の良い手順で占うことで、格段に読み解きが上手くなり当たる占い師と評価されやすくなる。 今回は上手く読み解くための順序を記す。
十干に陰陽を当てはめると、陽の性質のある十干は訓読みで「きのえ」「ひのえ」など「~のえ」、陰の性質のある十干は「きのと」「ひのと」など「~のと」と語尾が決まっている。
今回は前回記事の後編である。 前編では書ききれなかった陰陽五行との関係性を記していく。前後編合わせて読んでいただくことで、十干の全容が掴めるだろう。