見出し画像

27歳、28歳。

27歳はとても自由な1年だったと思う。好きなものを食べ、好きなコンテンツを漁り、好きな時間に眠り、好きな人たちと付き合う。

社会人も6年目なのである程度自分で時間をコントロールできるし、収入もわずかにマシになったのでいろんな選択肢がとれるようになったし、自分にとってしがらみになりそうなモノやコトとはサヨナラをする決断ができた。

フラッと出かけてコーヒーやワインを飲める人生は、楽しい。そして楽だ、とても。

大学生の頃だろうか、相対的にしか自分を評価できない自分がすごく嫌だった。それはなぜか。周りの人を自分より上か下かで見てしまうからだ。そんな人間関係、窮屈で苦し過ぎる。

社会人になっても最初は苦しかった。営業マンとして数字で優劣をつけられる、一年目なんて運ゲーなのに。でもそんなこと声を大にして言えるほどの実力が自分にはなくて、それもまた苦しかった。

少しずつ変わったのは、誰とも比較されないポジションに身を置けるようになってからだ。若手ゼロの新規事業部、立ち上げたばかりのマーケティング室。転職してからも会社に1人しかいないマーケターとして、誰と比べられるでもなく、ありがたいことに自分の存在価値を感じながら働くことができている。

これをイージーだと思う人もいるかもしれない。でもそんなの気にならないくらい、自分にはこの生き方がしっくりきている。比較して優越感や劣等感を感じる対象は過去の自分だけでいい。

あぁ、とはいえ同世代で輝く友人たちと会話をするとものすごく励まされる自分もいる。比較してないなんていいながら、少しの矛盾があるように感じる。まぁでもこれはネガティブな要素が一切ないからよしとしよう。

さて、明日からの28歳はどんな一年にしようか。根っからのポジティブとあわせて自分の絶対的な価値を信じれるようになった今、あまりこわいものがない。

いいなぁと思うモノやコトを選べるだけの余裕がある自分でありたいし、好きな人たちを惹きつけるだけの魅力がある自分をもっと育てたい。

当たり前の仕事を120%のクオリティでやる。
好きなものは好きだと言葉にする、大切なものをちゃんと大切にする。
何かに依存することなく自分のご機嫌は自分でとる。
………そんなところだろうか。

28歳のわたしも、どうぞよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?