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31歳、32歳。

福岡にある海辺の街で生まれ育ち、新卒で上京して丸10年が経った。

東京はいつだってキラキラだ。





毎年誕生日だけは自分のために文章を書くと決めている。いざ読み返してみると「恥ずかしっ!」となることを承知のうえで書いている。それでも書くのだから、これはもはや性癖なのだと思う。

誕生日のルーティンはもう2つある。

1つは、ちゃんと休むこと。副業をはじめて以来休日らしい休日がほぼないので、誕生日くらいは意図して休むようにしている(仕事関係者のみなさますみません、年に1回のおやすみなのでお許しください)。

もう1つは、ハイブランドにお金をつっこむこと。マーケティングの世界に身をおく以上消費者体験は重要なので、30歳以降は意図してつっこんでいる。去年と一昨年はジュエリーを購入したが、今年は欲しいモノがとくになかったので体験にお金をつっこんでみることにした。

「今日誕生日で……」と受付で話したら、客室最上階のスカイツリーが見える部屋にとおしてくれた。ありがてぇありがてぇ。





31歳はどんな1年だったか。

本を出した。マーケと営業兼任になった。ライターではない副業が増えた。

本当にありがたいことに新しいチャレンジが多かったように思う。新しいチャレンジは物理的な負荷よりも精神的な負荷が高いことをまざまざと感じさせられた1年だった。

自分で自分のバランスをとるために、スキマ時間はだいすきなマンガをめちゃめちゃ読んだ。自分をデジタルの世界から引っぱり出してくれる映画館にもたくさん通った。世のコンテンツメーカーに、圧倒的感謝。





新しいチャレンジの機会をいただけるのは、数年かけて築き上げてきた信頼関係があるからこそだと素直に思う。一朝一夕にこの打席に立てないことを、自分が一番よくわかってる。バットを振り続けてきたからこそ、いまがある。

一方で、編集長として、マネージャーとして、わたしには至らない部分が本当にたくさんある。まだまだ、まだまだだ。だから慢心するヒマがない。

「至らない人間のくせに、情報発信している場合か?」という戒めも自分のなかにつねにある。でもさ、情報発信の機会をもらえるって本当にありがたいことなんだよ。だったら全部ありがたく使っていこうぜって。

自分で自分のハードルを上げ続けていこうぜって、思う。





ここ最近は、自分がなにかアクションをするたびに周囲からリアクションを得られることがものすごくおもしろい。人生の真理のようなものを経験するたびに、「ウホォ!」と謎のハイテンションになる。

だから32歳も、たくさんアクションしていこう。

自分の好奇心をたくさん満たしていこう。せっかくの人生なんだから。

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