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「オルフェーブル」で反省し「アーモンドアイ」を記録に残す

この馬の名は「アーモンドアイ」。
仕事で撮影させていただいたことが一度だけある。
それは2020年12月25日の話。

「なんだ一度だけか」
と思う人もいるかもしれない。

しかし、貴重な機会であったので、私は胸を張って「素敵な日」と言える。 

このバナー写真は、職員として私自身が撮影したもの。
まちのフェイスブックでも紹介させてもらった1枚でもある。
 
経緯としては、アーモンドアイが2020年のジャパンカップを最後に競走馬登録から外れ、ノーザンファーム(以下、NF)に戻ってくるという話しを報道で知るところから。

安平町は日本一の競走馬の生産地。
さらに一般公開される訳でもない。
年末。
色んな業務をクロージングするのにタイトなスケジュールではあったが、なんとか取材に行こうと考えていた。

最初は1人で写真を残そうと思っている程度。
だけど、7年前の2013年12月25日の後悔があった。
 
その日は、オルフェーブルが社台スタリオンステーションに入った日。
その日も私はオルフェーブルを撮っていた。

しかし、空間に圧倒されて、ただ写真を撮るだけ。
その場では、それだけで満足していたが、役場に帰る車の中で「動画も撮れていたら良かったのにな」というのが7年前の”後悔その1”。
自分は1年目の新人公務員。ほかの先輩方は、年齢も歴も10以上離れた人。
そんな先輩方に「記録を残す重要性」を伝えきれなかったという「想いを伝えられないことへの無力さ」が”後悔その2”。

名馬を記録に残すと言うということで、もう後悔はしたくなかった。

先輩にお願いし、必要なシーンなどを伝え、動画で記録に残した。
「後悔したくない」という個人的な思いもあったけれど、”競走馬のまち”と言っているまちの広報担当として「伝えるぞ」というプライドもわずかながらあった。

素人集団なので、プロが撮るものには遠く及ばない。
しかし今回は、撮影する映像の指示にはじまり、編集やナレーションなど全て小林でやれた。

いやぁ良かった。
多くの人にアーモンドアイを届けられたことはもちろん、想いを伝え、形になり、答えが出たこと。
お陰様で2.6万回も見ていただいている。
人気YouTuberなどからすると大したことはないのだろうが、素人集団でバズったわけでもないのに、じっくり広がりを見せてくれたことは嬉しかったな〜。
ちなみに、この映像の再生回数が安平町のYouTubeアカウントで最多再生回数を誇っております♪
凄く充実しているわけでも、更新頻度が高いわけでもないけれど、こういう答えが出るのは嬉しいな。
突然訪れる嬉しさはとても病みつきになる。
さぁ次はどんな嬉しさと出会えるかな?
そのためには、直向きに日々を過ごさねば。

p.s.

なんでこんな変なタイミングで、この映像について書いたのか。
今日はひょんなことから小林の最終面接のときの話しになって。 
今安平町職員ということは、期待されて採用されたんだろうなぁ〜
そうか考えると頑張らなあかんなぁ〜と。
 
どうして面接から情報発信の話になったのか。
面接時に「安平町は情報発信が弱い。隣町の苫小牧にいても情報があまり入ってこない。私ならその弱点を補えるはず」みたいなことを話したんですよ〜という会話を今の人事担当と話したのをきっかけに、いろいろ思い出した訳です。
入庁して1か月で「運用規則含むFacebookのアカウント立ち上げてみろ」と言われ2013年6月に開設し、今も継続して運用している。
「動画コンテンツもやるぞ。YouTubeもやってみ」と指示あり2014年1月開設。
 
やってみたいこと。成し遂げたいこと。協力して欲しいこと。困っていること。

簡単ではないけれど、勇気を持って相手に熱意を持って想いを伝えれば、状況は大きく変わるかも。

私は大きく変わったよ。

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