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【RX高橋】2023.11.23もてぎエンデューロ6時間ソロクラス/優勝

去年は低温の雨でサバイバルレースとなった、もてぎエンデューロ
今年はまた違った意味で初めての経験なエンデューロレースとなりました。

チームからはゴウマさんと2名、同じソロクラス
ここ最近の調子から考えてゴウマさんは最後まで残るだろうと思い、後半はどうするか色々考えてたのですがスタートして3分でその考えどころか?人の事なんか考えてられず、とにかく生き残らなければならない状況になりました。

今回4時間が先にスタートして、17分後に6時間がスタート

例年だとジワジワペースアップしていき、5周目くらいに人数も落ち着き高速一定ペースになるのがもてぎ、、去年は低温の雨というイレギュラーでサポートライダーが1時間でいなくなるというトラブル的な流れでしたが、今年は路面こそウエットでしたが、雨も降っておらず気温も高いので例年通りな感じだろなと予想してました。6時間であればとにかく5時間はサポートライダーが高速で引いていくのでそれについていき、ラスト1時間で全力出していくプラン。

招待選手が高速で引くので、正直チームの人達は集団に戻ってくることはほぼありえない状況。まれに2チーム出ていて2名で一周全力走行しておいついたとかはあるけど、代替最後はソロしかいない。去年も結局2名だけになりチームの人達はいなかったです。


しかし今年は展開がまったく違うので、スタート直後面くらったというかヤバイ!!!これ千切れちゃう!!というドタバタ
マトリックスメンバーがいきなり爆上げ、、、例年の序盤タイムは7分20前後 スタート直後で6分台に入ることはまずないのに・・・

マトリックス→ブリッツエン→ゴウマさん?他チーム1,2,マコトこんな並びでリアルスタート
登り中盤からリアルスタートだったけど、いきなり全開で踏んでいくのでノーアップな参加者はここですでにヘロヘロ

一周目路面ウエット、このペース・・・マトリックスはガンガンコーナーに入っていくけどブリッツエンの選手は若干抑えめに入りコーナー出口でマトリックを詰める作業。
タイヤか?? まあどちらにせよ一周目は路面状況を確認するべくコーナーゆっくりがセオリー

しかし今年はとにかく雨のレースが多かったけど、毎回先頭付近で一周目落車が流行ってるというか、落ち着かない人が多々
こんな嫌な予感は的中するもので、ゴウマさんの後ろの選手がリアルスタートから4分位、一周目でフロントカラスリップダウン、真後ろに居たのも同じチームかな?接触はしてないけどブレーキ握ってリアから回るように落車

その後ろの自分はブレーキしたら絶対転ぶしかないので、ブラケットガッチリ握ってスペース探して、両サイドにかわすとスリップダウンする角度まで自転車倒さなければならなかったので、わずかに隙間があった真ん中狙って突っ込み、転倒者の足が邪魔してたけどバニーホップでフロントはクリア
しかしシクロクロスライダーのような技量は無いのでリアが足にヒットしてしまい車体がガタガタガターーー!!と暴れるも、ブラケット必死に握りこみ脇絞ってハンドルから手を離さないようにしてギリギリ転ばなくて済みました。


が・・・・スタートして10分経ってないのに、ブラケットこんな位置


そしてボトル一本飛んで行った
ショックでしがとにかく落車を回避できたことにほっとしたのもつかの間、マトリックスの協力な牽引は緩まず、6分23秒 6分30秒とちょっと尋常じゃないペース。これで6時間???と思ってたら、マトリックス牽引終了
え???ちょっとまって・・・いくらスタート直後人数を絞り込むためとはいえ・・・200人近くいた参加者が10名って
これ前にいたグループと脚力あるけど後ろにいたので取り残されてしまった人も多数
ブリッツエンの選手に人居ないよー-!!と声をかける。これはいくら何でもひどい・・・が、、同じ招待選手ながらブリッツエンの選手もそう感じてたらしくノーアップで足パンパンですと。イヤイヤ・・・マトリックス練習会方式ついにもてぎまでもそうなってきたのか?ってか、居なくなるって
第二集団は60名くらい?そっちがメイン集団、10名程度コントロールして60名放置はちょっと違うよね?ということで、前メンバーはペース落として後方とドッキング
例年と違うのは招待選手がペースを作るわけでもなく、たまにローテーションに入ってくるからペースがチグハグ、、チームの数名は抜け題したからアタックするしソロはまだまだ長いので付き合いたくないし
こういうのが一番落車起きるんですよねぇと招待選手に促すも、向こうも色々指示があるので大変そう。 

一度後ろから4時間が来たので横にそれて先にいかす、そこには練習仲間数名居るんだけど
え????4時間もすでに10名程度・・・・・うそでしょ??今年はそういうことか
しかし4時間ペース上がらず(相当削られたっぽい)どうしても6時間グループのほうがペース速くて合流してしまう。さらにこの時2名逃げてたらしいけど招待選手もその辺は把握してなくて6時間先に行かないでください!!とストップをかけられてました。
そしてなぜか???まだまだ先の長い6時間が先行することに。ここの一周はブリッツエンの選手が一気にペースアップして6時間先行
しかし最終ラップペースの上がってきた4時間が再度後ろから迫ってきたので4時間を先にいかせる。
4時間ゴールしてから6時間参加者どうしでレース開始、ゴウマさんは調子よさそう
しかし驚くほどローテーションが回らない、、数人だけ
全然ペース上がらない。ありゃ~こりゃまいったな~と思ってるところに追い打ち情報で逃げの2名 2時間に合流しました。
これで万事休す、こりゃもうダメか??と思ってたら、後ろから2時間が来たのでここは即2時間グループに飛び乗る。ペースがぐっと上がったけど、序盤のほうがきつくて自分的には4時間超えてから脚が反応するようになってきたのでまだまだ平気。
5時間超えてマトリックス数名合流してサノ選手が強烈にカチ上げて、と販か所で3名の逃げ。これは逃がしちゃいけないとブリッジして4名になり、これ逃げ決まったと思ったけど、集団は流石にそこは許さず追いつかれてしまい振り出し。
この時点で自分はまだ踏んでいけると思い、次の逃げに備える。ゴウマさんにその旨を伝えようとしたけど
あれ??あれだけ軽快に調子よさそうに走ってたゴウマさんがドロップ
後から聞いたら200K超えた瞬間一気に力が出なくなった模様。エネルギー不足なんだろうな。4時間までは勢いで行けるけど5時間超えてくるとスタートして2時間までの補給がちゃんとできてるかどうかで大きく変わってくるので、調子よさそうに走ってただけ残念。

こっちはブラケットひん曲がってる左手が痛くなってきたので、ブラケットはあまり持たずシタハンオンリーにする。
ラスト4周はマトリックス牽引が入り、ペースが一気に上がりまたも6分台
ついていくだけなら問題ないけど、ここからアタックとかはちょっと無理だなと・・・チーム1名いたのですがラストラップで気持ち良いくらい切れの良いアタックで2時間ソロ2名+1名で抜け出す。こっちは6時間ソロもいたのでブリッジ失敗したら終わりだし、あのキレの良さはついていっても何も出来ないと思いあきらめた。垂れて集団に飲まれたらワンチャンあるくらいの希望で
結局そのチーム1名が26秒差で逃げ切りでしたが、こっちは最後のスプリントに備える

2時間と一緒にスプリントですが位置取りから、もう2時間3位集団の頭取るくらいの気持ちでスプリント
集団の2位でフィニッシュは上出来。数か月ぶりにかかりました
6時間ソロは逃げも吸収して逆転で優勝。
一番強かったのは逃げてた選手ですが、レースの流れというのは難しいです。逆の立場だったら悔しすぎる展開ですが、表彰式でまあしょうがないですねという大人な対応してくれてました。逆にこっちが申し訳ない。

今回は目の前で落車3回でしたが、2回コースアウト、1回は回避でクリア
レースの流れも見ると今日は運が良かった。
とにかく落車しないで無事にゴール出来てほっとしてます。


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