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【高橋 誠】2021.5.23ツールドひたちなかキングオブエンデューロクラス

総合と年代別が別々になってるので計算しないと総合順位分かりませんが

オーバー40は午前2位 午後5位で総合4位

しかし今日のレースは順位ではなく、色々楽しく自分的には出し切れたレースでした

キングはタカオカさんと自分の2人、午後の2時間でトミがエントリーしてたけどキングを先にスタートさせて2時間クラスは午前午後共に1分ほど間を開けてのスタートなので一緒に走ることが出来なかった、、残念

午前の部はスタートしてからペースが速く、後ろの2時間組のほうが人数沢山だったので即吸収されるかと思いきや、2時間をグングン突き放していくペース
とにかく今日は逃げが決まらない・・・決まらないというかRXか湾岸ジャージが動いたら全員で猛追してくる感じ
他の誰かが動いてもどうせ集団に戻ってくるでしょう的な雰囲気になり誰も動かない、、そして予想通り戻ってくる
タカオカさんがアタックしたらみんな必死で追いかけて追いつたときに、ふっと緩むので当然見逃さずアタックするけど、完全に単独
単独で一周して誰かのブリッジを期待してるけど(主にサイカさんとタケイさん)今日はブリッジしてこない日らしい
とにかく何度やっても決まらない、そんな日

そして今日もやっぱりここのコースはコーナーリングテクの差が大きく出るので、自分有利
Uターンとか一定の角度で曲がるコーナーは、他とさほど差は無いんだけど
多角的に曲がる複合コーナーはモロに差が出るのでラク

特に後半セクションに出てくる左の複合コーナーは、全開で曲がった時ついてこれる人が1~2人位
それでもまだヒザを出して限界コーナーではないのですが、自分有利な感じ

なんでヒザ出してもっと速く走らないか??
レース中とはいえ、アウト側にもし人が居たら?小石とかでタイヤ跳ねたら??ということで、よほどのことが無い限り絶対マージンを確保しています
出すのはマージン削った最後の最後ノミ

タカオカさんもアタック連発しても決まらないので、これは最後スプリントだねと・・・できれば最終コーナー3番手位で入りたいとだけ教えてもらう

午前の部最終ラップ、こっちはおじさん選手権で毎週金曜ZWIFT最大のライバル湾岸ヅカさんの番手を取る
完全に型にハマッタので後はいつものZWIFT通りチョイ差しで決まりだなと思ってたんだけど・・・
前方でタカオカさんが3番手位に居るけど、ちょっとまだ最終コーナーまで距離があって埋もれそうな感じになってたのを見てしまった
ここで心を決めて、今日はヅカさんとの勝負はやめてチームとしての動きにスイッチ
トンネル超えた平坦区間でスルスル前に出て、タカオカさんが自分の後ろに乗り換えてきたけど、更にその後ろに湾岸雑賀さんが付いたのも見えたけどここまで来たらもう緩めることはなくペースを一気に上げる

そして登り前の最終コーナーをヒザ出しの全開コーナーリングで進入
後ろのタカオカさんがちょっと離れたけど問題ないレベル、更に後ろのサイカさんもちょっと離れた
更にその後ろ4,5,6はかなり離れたので大成功
後は全力でもがいて登坂中盤で後ろからついてこれた数人がスプリント開始
スプリント有力だったタケイ君は最終コーナーで大きく離れてしまったらしい
タカオカさん行ったかと思ったけど、アタックしすぎて結構脚がきつかったらしくサイカさんの後ろから湾岸としあきくん先着、2位サイカさん、3位タカオアさん
自分はヘコヘコしながらゴールしたら最後ヅカさんに抜かれた

おのれーーー  
といっても、あの状態では勝負出来ないです

サイカさんとタカオカさんのタイム差は0.5秒位

午後もスプリントになったらもう一度同じ形を作りたいとのこと
午後は完全に午前とは違うレースというか、心つもりが決まったのでチームとしてどう動くか?ライバルたちの脚を削れるかにスイッチ

午後の部スタート
スタートして割と脚が動くことを確認、、今日もフレームはGDR、瞬発力は無いけど後半になればなるほど強みが出てくるフレーム
タカオカさんがアタックして吸収されたら、即自分が行くようにする
結果的に逃げは決めれなかったけど、午後の部は単独で4回位周回したかも?4周回は一人で走ってた・・・これも結局無駄にしないようにちょっと離れたらすぐ諦めるようなことはせず、行けるところまでがんばる!を心に決めて

終盤タカオカさんが単独アタック
独走のスピードが本気モードでジワジワ離れていく・・・ん??あ、これはチャンス!!!
すぐ先頭に出てフタをする??ダメダメ
RX的にそういうレースゴッコの動きはNG、ローテーションは回すけど積極的に引かない
そして極力そこからジャンプして合流が理想!!
でも今日のタイミングはちょうどクネクネ区間に入るところだったので、試してみたいことがあった

結局練習でもペースが速い周回って一定走行
上げ下げがあると周回タイムはガクンと落ちるので、それを利用したかった
自分が前にでてダッシュすると、不思議と他はキョトン??として、え?チーム員逃げてるので追うの?みたいな雰囲気になるんだけど、そこが落とし穴
めっちゃダッシュしてコーナー進入は緩める
そうすると不思議と誰も前に出てこないで、みな行儀よく自分の後ろでゆるーーくコーナーに入ってくれる
が、、コーナー途中から思いっきりダッシュして立ち上がっていく
コーナーの先で追いつかれたらまた休む
しかし後ろも疲れてるので休んでも前に出てこないんですよね
思いっきりこの作戦にハマってくれたのは湾岸のとしあき君、後ろでサイカさんがとしあきーー!!って叫んでるのは聞こえてたので、ニヤニヤ

バックストレートでサイカさんが集団に号令をかけるとともに、自ら猛追開始
これが無ければ多分あの終盤の単独逃げは完全に決まってたと思う、、この辺は敵ながら流石です
これで最後はスプリント確定だったけど、ラスト2周で集団が緩みそうになったので、脚の削りあい・・・こっちはゴール目指してないんだからやるだけやる
ラスト2周の登り前コーナーで全開で入る、後ろ伸びる
登りもゆっくりは走らず割と高いペースを維持・・・後ろ一列になってたので狙い通り
ペースを緩めても前に人が出てこなくなったので、それなりにみな脚きつくなってるのかも???
バックストレート前の左複合コーナーも先頭で入り速いペースで曲がる
最後のUターンを先頭で入り他の人を前に出してからポジション争いかなと思いきや、ここで後ろから声が

まこっち!!後ろについてるから!!
お??あ、、タカオカさんが自分の番手についたことで心を決める
ここからは長いけど、まずはペースで走る
誰も出てこない、、、みな最終コーナーをRXで入らせたらダメだってことは理解してるはずだけど出てこない
一番注意するポイントはトンネル下の下りからの登り返し、ここで埋もれたら最後だと思い集中してちょっと強めに踏む

誰も出てこない

平坦区間になりジワジワをペースを上げていく、なるべくトップスピードで最終コーナーに入りたかったので、そこまで出し切るイメージで踏んでいくと外から一人抜いて来た
だけどこのスピードノーブレーキで曲がれるのは自分だけだと思ってたので、あまり焦らず一度後ろに付いて前が減速した瞬間そのまま抜いて最終コーナー
外側に女性が一人いたのでライン一つIN側にずらしたけど問題無し

ここで後ろからまこっち全開!!!!!と号令が

う・・・・すいません・・・もうこれが全開なんですーーー!!!(泣)

と、心の中で叫びながらヘコヘコ頑張るけどスピードがもう出ない
すぐに後ろからタカオカさんがロングスプリントを開始してくれた、、ここはいつも練習してる中、本当に自分がもう限界だということを0.1秒くらいで察してくれ、判断力の早さに感謝

頂上をタカオカさんが超えた時、総合1位のサイカさんがちょっと遅れたのは見えたけど微妙な感じ??

こっちはもう残りの登坂登るのもきつくて200w位で後ろからゴボウ抜かれで無事にゴール

タカオカさんは雑賀さんから0.5秒差で総合優勝!!
おめでとうございます

いやーもう今日は本当にやりきれた
パワーだけがレースじゃないというレース展開を作れて楽しかったです



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