富士スプリングエンデューロ

アタック180Kクラス 5位 年代別1位

一昨日納車して、昨日は4本ローラーを60分ほど乗っただけの新車VENGE PROでレース

きついレース出れば一発でポジションは決まるかなと思い、多少無茶な気もしたけど、まぁ富士は慣れてるので大丈夫だろうと思ってたのですが、まさかの天候により完全にやられました

スタート前はドライでしたが、スタート数分前でいきなり雨・・・しかも雨脚がどんどん強くなってきたのですが、格好はワンピース、インナーも夏用、これ完全にやばいやつだと思いながらも一斉にスタート

スタートして2~3周はかなり慎重に、車体も違うけど一番は使ったことのない26Cターボタイヤ 空気圧もよくわからず26Cなんだけど7~8.3Kとかなり高圧です。とりあえず今日は7.2K入れてみてタイヤの指定値からすれば下限値だけど、最近使ってるチューブレスに比べたら2気圧近く高いので、さすがに一発目のコーナーリングはかなり慎重にそろそろと・・・しかしコーナーに関しては、この程度のスピードでは滑ることもないので普通に曲がれました

GDRとVENGE何もかも違いすぎるので割合しますが、最初はとにかくタイミングがつかめなかったのと、サドルも違うのでちょっと設定値が高すぎた。この辺は流石にちゃんと実走しないとわかりませんが、しょうがないです。

スタートして6周目、すでにこの時点で寒さにより体が動かずガタガタ震えっぱなし。サポートライダーだった森本さんは冬装備で出陣してきたけど、大正解・・・同じくサポートライダーだった56さんも寒そうだったけど、ちゃんと長袖でレッグウオーマー装着してた。こっちはスタートラインについてから雨が降ってきたので間に合わなかった。

とにかく寒い、、全然力が入らなくて、めちゃめちゃきついのに最大心拍数が142拍とかかなりヤバイ状態でした。アベレージで110前後なので、体が悲鳴を上げていたけど、車両性能に助けられて下りで一気に前に出れるからなんとか走行を重ねていくだけで、勝負をするとかレースをするということではなく、ただただ雨脚が強くなる雨に耐え、落ちていく気温に体を震わせながら時間の経過を待つ

知り合いはどんどんリタイヤしていき、もうやめるという人が多数

自分も1時間40分経過したところで、目の前がチカチカしてきたのでサポートライダーの56さんに、もう体に力が入らないからやめようかと思いますというと・・・本部から無線が入り、低体温症の人が続出したことにより、すべてのクラスを2時間で終わらせますということ

後20分走ればいいのか?と思い、続行

しかしこれが後々ひどいことになるとは思わなかった、この20分が体力をそぎ取っていく行動になってたとは。

ラスト一周もなんとなく登り最終ストレート

ここからもがき始めたのは、19歳と20歳前後の2名 計3名、やはりこれは確実に代謝の良い若さだろう・・・こっちはもう全然体動かないので後ろで普通に走ってゴール、150wくらいで寒いな~と思いながら走ってたら横からさらに流し気味の同クラスの人にするーっと抜かれて5位。相手も勝負する気なくて、こっちが止まりそうだったのを横から抜いただけみたいな感じで、、、この時はこの苦痛から解放されると思ってたのですが、スピード緩んで体を動かすのやめた瞬間・・・ピットに戻って自転車から一度降りたらもう動けない

体の震えが止まらず、目がチカチカして、震えるだけで動けない・・・え??これって低体温症ってやつ!!!脂肪の多いい自分は無関係な症状だと思ってたので、びっくり

さらにここから動こうとしたら、体全身痙攣してしまい身動き取れず・・・10分位猛烈に震えてたらちょっと動けるようになったので、急いで車まで移動して新車の自転車は外に放置したまま、暖房最強でON。30分してようやく落ち着きました。危なかったです、低体温症の恐ろしさを初めて経験しました

すぐ帰えろうと思ってたのですが、嫁さんが150Kクラスで2位に入ったので表彰待ちしてたら、年代別の表彰もあり名前を呼ばれたのでびっくり・・・なんか棚ボタみたいな感じですが、表彰されるのであればありがたく受け取りました。

とりあえずぶっつけでいきなり乗って、年代別でしたが優勝だったので出だしは最高としておきましょう。

そして今度からは雨と低温はやりすぎるくらい、ちゃんと対応策を考えて出走しようと思います。夏用ワンピはなめすぎでした、反省します




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?