旅に出る:韓国の場合⑦
私たち4人はほぼ同年代だったが、その中で1人だけすこし歳の離れたお姉さん的存在の人がいた。
彼女だけ職歴も長ければ、職階もすこし上だった。
ただとんでもないアニメ声なので、全く威厳がなく、私たちからは完全ないじられキャラとして愛でられていた。
本人は自覚ないだろうけど。
そんな彼女はこの時、
「マコが助手席で頑張ってくれたのだから、次は私がしっかりしないと!年上だし!」と
謎の責任感を発動していたらしい。
道の反対側に向かうには、一度地下鉄の地下道に降りて反対側に向かう必