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アメリカ豆知識

今日は、私が思いつく豆知識を綴っていきたいと思います。

①住宅

1、ベントの開け閉め
全冷暖房とはいえ、アメリカの家も夏は冷房が効きすぎる1階が寒く、2階が暑くなる傾向があります。冷房をかけている夏の間は、1階のベント(空調口)を閉め、2階を開けてください。右側か左側にツマミがありますので、そこを回すと簡単に開け閉めができます。
ちなみに、このようなプラスチック製のベントカバーもHomedepotやLowe’sでお手頃な値段で売っていますので、空調が一定方向へ出るようにもできます。暖かい空気が上に行きやすい冬は便利です。

床にあるベント


2、天井のファン
ファンは、空気を循環するために役に立ちます。
夏と冬で回す方向を変えます。ファンの上の方に方向変換するスイッチがあったり、スイッチで方向を簡単に変えれたりします。
夏は冷たい空気を上へ(反時計回り)
冬は暖かい空気を下へ(時計回り)
*ファンの羽の角度などを見て確認して見てください。

3、Garbage Disposal (ガーベージ ディスポーザー)
こちらは大体の家の台所のシンクについている、残飯などを細かくして下に送る回転する歯です。こちらには、手を入れないでください。
残飯は下水に流れ出るものでなく、家の地下にある限られたタンクに入るため大きめの物は流さないように。詰まりや歯の故障の原因にもなります。
とはいえ、私も実は数回、、、小さめのフォークなどを入れて回してしまった事があります。直ぐに気づいて止めたので故障はしませんでしたが、1度娘が何か物を入れて壊して、全部総取り替えになりました。

4、郵便ポスト
自宅の郵便ポスト横についている大きめの取ってを上げて、切手をつけた郵便を入れておくと郵便局員が収集してくれます。
個人的に私は試したことはありませんが。。。
それと、アメリカでは他人の郵便ポストを許可なく開ける事は法に反しますのでご注意を。

5、除湿機
借家に地下室があり、除湿機がついていない一軒家であればオーナーに除湿機をつけるよう要求してください。地下室はかなり湿度があるため除湿機をかけなければ、カビが生えで衛生上良くありません。

6、トイレの水洗
こちらはよく壊れますので、トイレのタンクから水が流れっぱなしで水を流すハンドルを下げても中の栓が閉まらない場合は、水が流れ続け水道代も上がります。すぐに大家に知らせてください。流れっぱなしの場合でも、ハンドルを下げれば中の栓が閉まり水が止まる場合も多いですので、まずはハンドルを再度下げてみてください。私は日本の社宅でこちらの故障があり、音が小さかったのでしばらく気づかずで、水道代が高くて驚きました。もちろん管理会社に話しても、水道代も負担してくれませんでした。
皆様もご注意ください。

7、家の外の電球
こちらは最近私が知った事ですが、家の外の電球をつけたり消したりする事は結構忘れがちで、暗くなるとやはり家の外の電気はついていたほうが防犯上良く、朝は消したほうがもちろん無駄な電力節電となります。
Dusk to Dawn Light Bulb
↑この名前で検索してみると色々な電球が出てきます。
こちらの電球は、夕方暗くなるとセンサーがあり家の中のスイッチを入れておけば自動でライトがつき、朝方日が上がればライトが消えて電気の消し忘れも気にしなくてよく、帰りが遅い場合や留守中も便利です。


②その他

1、アマゾンなどの宅配は、基本置き配です。
雨の日は、玄関に屋根などがない場合は濡れてしまいます。
日本のアマゾンもだいぶ置き配になってきましたが、アメリカは比較的治安が良い場所はドアの前に商品を置いて行きます。
Fedex、DHL、郵便局、UPSなどは宅配先に署名をもらう配達法も選べますが料金は別途かかります。

2、アマゾン商品の返品
まずはサイト内で、返品手続き(Return)を行なって、ラベルをプリントアウトし商品の入っている箱などに貼ります。
UPSやWhole Foods Marketなどのお店に持参して、「Amazon Return」と言えば返品できます。その際、返品証明のレシートをもらってください。DVDなど返品できないものもありますので要注意です。
Amazon Return Whole Foods

3、量販店でのプレゼント購入時のギフトレシート
こちらで子どもの友達の誕生会に呼ばれた時に持参するプレゼントなどに、「ギフトレシート」を付けることもできます。このギフトレシートには商品価格は載っていません。ターゲットやその他量販店で「この商品のギフトレシートをください」と言うと、商品が返品可能になるギフトレシートをくれます。商品をスキャンする前に言ってください。その後に言うと、嫌な顔されます。
ギフトレシート文化は日本にはないので、私は初めは驚きました。
私の娘の学校では、ギフトレシートはつけない人が多いですが、誕生日カードの中にギフトレシートを入れる人も多いです。

4、結婚式について
日本のように、万単位のお祝儀文化はありません。(上流階級は別)
上司や親戚、兄弟の場合は少し高めの物をプレゼントやお祝儀をする傾向がありますが、それでも$300ぐらいではないでしょうか?(私の周りではです)新郎新婦の両親は多めに贈ったりします。
家族によりけりで値段も違うと思います。
新郎新婦はデパートや量販店、ネット内の店で自分達が欲しいものリスト「ギフトレジストリー」を作る場合が多く、結婚式に友人として招かれた場合は「ギフトレジストリーはどこの店?」と聞いてみても良いと思います。
服装もカジュアルでくる方もいますが、ある程度正装した方が無難です。

5、葬儀について
日本のように、光り物はだめ、、という決まりはありません。
お通夜=Viewing
お葬式=Funeral
クリスチャンでなければViewingのみでお別れする場合もあります。
服装はViewingの場合は亡くなった方の家族以外は、軽装の場合が多いです。
Funeralはフォーマルも良いかと思いますが、これもアメリカでは決まりはありません。
カトリック信者の場合は、Viewingが故人との顔を見てお別れができる日となり、家族以外はFuneralで顔を見てお別れする事はできません。棺桶は閉まったままですので、最後に当本人を見てお別れをしたい方はViewingへ行かれる事をお勧めします。

6、ギフト包装について
アメリカでギフト包装を期待する事はできません。
デパートのサービスカウンターで有料でラッピングしています?が、大した事がないので私はこの20年以上包装を頼んだ事はありません。現在の状況は把握できていません。包装できる方は、日本のように丁寧に自分で包装紙などを購入してラッピングしても喜ばれますが、アメリカでは可愛い紙袋にプレゼントを入れて、Tissue(カラフルな薄紙や模様入り薄紙)を商品が見えないように上にくしゃくしゃにして入れて贈るスタイルが多いです。

7、長期留守をする場合の郵便物
郵便局には、長期留守をする場合の郵便を止める申請書が置いてあります。
30日間郵便局留めにしてくれます。
留守にする日を書いて、郵便局窓口に提出または、郵便ポストへ投函してください。メールがポストに溜まると家に長期誰もいないと言うことがわかってしまうため、防犯上良くありません。Hold Mailをしないのであれば、信頼できるご近所さんに頼んで留守の間、メールを頻繁に取ってもらう事をお勧めします。
現在はオンラインでも申請できるようです。
USPS Hold Mail

8、お土産文化
日本はどこへ行ってもお土産文化がありますが、アメリカはお土産文化はありません。どこかへ行ったからと言って、同僚や友人にお土産は買わなくて大丈夫です。とても仲の良い友人などは小さなものをあげたりもしますが。
日本企業で勤務の方は、日本出張の際はお土産をオフィスでシェアする形で購入する方がほとんどです。

9、贈り物について
誕生日(誕生日会に呼ばれた場合)
高校卒業祝い(約$30〜50のギフトカード)
クリスマスや学校の年度末は、学校や習い事の先生、スクールバスの運転手などにちょっとした贈り物をする方が多いです。
ですがMustではありません。
バスの運転手は$10ぐらいのギフトカード
先生方は$20〜$25のギフトカードなどが喜ばれます。
クラスによって、まとめてくれるボランティアさんがいる場合は、お金を集金してクラス全員から贈り物をする場合もありますが、大体強制ではありません。個人で行いたい方は個人で。アメリカは個人の選択を尊重する事が多いです。色々なお店で『Thank You』カードが売っています。

10、バレンタインデー
幼稚園、小学校はバレンタインにちょっとしたものを生徒間で交換する場合が多いです。キャンディーやチョコを持参する子、小さな玩具や文具などの場合もあります。バレンタイン近くになると、Target、Walmartではバレンタイン用のお手頃な玩具や文具のまとめ入りが販売されます。子ども心を誘惑するものばかりです。Targetはお店の奥の方、Walmartは入り口入ったすぐの所に並びます。ぜひバレンタインデー近くなったら早めにチェックしてください。*ちなみにアメリカではホワイトデーはありません。


今日思いつくアメリカ豆知識はここまでです。
また思いついたら記述しますね。

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