茨城、若手リーダー農家さんイベント

先日尊敬する久松さんモデレーターでトークイベントがあると聞いて、独立前に少しでもひっかかる情報はすべて触れておこうと思っている僕はすぐに申し込みをしました。(コロナの良い面、リモート参加のおかげで遠方からも気軽に参加できます)

今回はそのアウトプット

久松さんはこの前にあった直販農家による上手くいく人とうまくいかない人のトークイベント(うちの代表も話者で参加されました。これも記事にしてアウトプットしたい)の時からこの議題の本質的な部分「やっていること以前の違いはなんなのか」に意識がいっているように思いました。

今回も話のテーマとしては

・始める前と始め方

・雇用をどのように乗り越えていったか

・外国人労働者の凄さ

・伸びる人とそうでない人

などでしたが、一本線としては「うまくいく人とうまくいかない人の間にあるやっていること以前の違いは何か」ということでした。

やっていること(目に見える領域)以前の違いなので目に見えないこと考え方や価値観、世界観の違いということです。

結論のエッセンスだけいうと「いつも自分の気持ちに正直、素直に失敗を楽しめるくらいやりたい事をやっているか」という1文に集約されると2回のイベントを通じて感じました。

僕もうつ後立ち直りをかけて仏教やスピリチュアル、自己啓発等を読み漁りましたが、いい言葉は沢山あるにしろエッセンスをまとめにまとめるとこの1文になると思っていました。でもやっぱり実体験をともなった言葉は力強さが違いますね。

僕が勉強してきた中では全体の善を目指して生きるとか、最善の事しか起こらないといったような選択の方針となる考え方があった方がさらに生きるのが楽になるとは思っています。これがあることで状況に関係なく失敗を受け入れられたりするので。

最近ホリエモンこと堀江さんの言葉で「情報均一化時代に突入して、人生を楽しめるかどうかとか、あらゆるものが行動するかしないかだけの違いになった。成功してるのは天才かバカ」という言葉を聞きました。堀江さんの言葉は多くの気づきをくれます。口は悪いですけどね。僕はとにかく行動するやつ(堀江さん的バカ)になろう。

だからこの「やりたい事をやっているか」をしっていてもそこに価値はなく、いかに実行できるか行動できるかにかかってきます。

この1文の補佐的な考え方として、課題発見&解決能力が上手くいっている人の決定的要素という話と、心と体を健康にしていることがすべての土台という話があり深くうなずきました。特に話者全員が健康について納得していた事に改めて生活をしっかりしないと仕事も楽しめないと思いなおしました。(筋トレはじめようかな、深い眠りと軽快な動きのために)

もうひとつ深く気づかされたのが「目の前の課題は乗り越えると強みになる」ということ

栽培上の課題を乗り越えると、難しい時期に安定して出荷できるという強みになる。多品目を高水準で栽培できる技術体系をつくれればそれ自体が真似しにくい強みになる。

当たり前の事かもしれませんが、僕はとてもハッとしました。

だから話者になっている方々は「気持ちに正直に失敗を楽しみながらやりたい事をやって、そのやってきた事(ex本の出版、個人のお客様への発送、ダイレクトメールやSNSでの発信、栽培技術や出荷形態の形づくり等)自体が参入障壁というかその人の強みになっている」

植物が光のある方へ向かって伸びていくように人も関心の高いもの(光)の方へ伸びていく、そして気づいたら、その分野(場所)で他の人(植物)より多くの光(楽しさ)を享受できるようになっている 的なことかな 笑 

人間の場合は植物と違って光源がみんなそれぞれなのがいいですね。競い合うものではない。

ここからはイベントを聞きながらとったメモの羅列になります。

「雇用をどう乗り越えたか」

・人は自分が思うようには動かない

・自分基準で考えず、相手の立場や状況を考えて話す

・仕事より先に就業規則等のルールをオープンに話し合って信頼関係を築く

・代表の機能を分けていって、ある機能については代表を超えてもらう

・先に組織図を作って、そこに人をはめていく イメージ先行採用後追い

・1人の人にスペックが集中するのはリスクでしかない。だから時間がかかっても得意不得意があっても全員が全部できるようにする

「外国人労働者」

・外国人労働者の質がめちゃ高い 日本人いらないくらい(モチベーションの差が激しい)

・日本人雇用するなら、5年で独立するていで仕事を覚えてもらわないと割に合わない

「伸びる人、そうではない人」

・乗り越えることが強みになる だからやりたい事はどんどんやる、そして失敗はするもの

・課題解決&設定能力が上手くいっている人の決定的要因 ゲーム感覚

・うまくいく人は健康 健康だからモチベーションが高い(心も体も健康)

・問題はひとつずつ解決しない かかえたまま他のことをやるとみつかることが多い

・なんでこんなことやっているのかという視点(小松菜を手で収穫しているとか)

「質疑応答」

・雇用について金の心配はしなくていい各種補助金があるし、雇用をすることで新しい発見があるし、得られるものの方が確実に多い そして雇用はやり直しがきく

イベント関係者の皆様質の高いお話をリモートで良心的価格でありがとうございました。

2回目も是非参加させていただきます。

久松さんが話をまとめてくださるので頭に入りやすかったです。さすがです。




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