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高1の夏、1週間の夏合宿帰り、ヘトヘトになった私を両親が車で迎えにきてくれました😊
しかし、その車内で衝撃的な出来事が起こります⚡️

それは、母が白血病に罹患したことでした。その後は頭が真っ白になり、以前友人を同じ病で亡くしていたので、「死」という言葉が頭を巡りました。

入退院を繰り返して、幸いにも骨髄移植のドナーが見つかり、移植手術を受けることができました
ドナーの方のお力添えがあり、溢れんばかりの感謝と、嬉しさを感じたのはこの時ほどありません。
その後、外泊も何度かできるようになりました☺️
あの頃はお見舞いに来てくださった方を交えて病院のレストランで、みんなで話すことが嬉しかったなとよく思い出します。親友が母の誕生日にケーキを焼いてくれて美味しくいただいたり。幸せでした💓

ほどなくして私が高校卒業の春、容態が急変し、
天国へと母は旅立ちました…。
最後の言葉は、また明日会えるのを楽しみにしてるね
💓といういつもの電話越し会話…
前日、私は少し体調が悪かったので、父と弟は病院にいましたが次の日が入学式ということもあり、自宅で休んでました。あの時、無理してでも行くべきだったととても後悔しました…

その後はもう本当に苦しかったです。私は悲しんでいたらいけないと外では我慢強く、しゃんとしていましたが、心のバランスはもうボロボロ家に帰ると泣いてばかりいました。私がいなくなれば良かったのにとさえ、いつの間にか思っていました。

でも、そんな時助けてくれたのは、いつも家族、友人、そして、幼い頃から続けてきたピアノでした。

一周忌を終えた頃、幼稚園教諭だった母の生徒さんと保護者の方、友人、知人、家族に思い出を語ったり、御礼をということで、ちょっとした演奏会を行いました。あの時の一曲にOver the rainbow🌈
を演奏しました。
こんな言葉を皆さんご存知ですか?
No rain, No Rainbow
苦しい時にも雨が降ったその先には虹がかかる。
この言葉の通り、虹の彼方へ
そんな素晴らしい未来を想像しながらパワーのある一曲だなと今、振り返ります。

苦しいこともあるけど、
その先にはたくさんの宝物待っています♡

続きは③で綴ります!







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