稽留流産からの自然排出からの流産手術

妊娠10w1d夕方(2月21日)にごく少量の出血。

初の妊娠ということもあり不安で産院の救急外来を受診。

赤ちゃんがお腹の中で8w6dから育っておらず、以前確認できていた心拍も確認できず、ほぼほぼ稽留流産だと言われる。

救急外来ではちゃんとした診断を出せないので翌日再受診の予約をして帰宅。

精神的に参っていたため、めちゃ近所の家まで病院前で客待ちしていたタクシーに乗ったものの舌打ちドアバンされる。メンヘラを追い詰めた東京○線許さない。

翌日2月22日産院で受診するもやはり心拍を確認できず稽留流産と診断。正直救急外来のエコーが古いから何かの間違いじゃないかと期待もあったのでメンタルに滅茶苦茶くる。2月28日に流産手術の予約をして帰宅。

家で久々にお酒を飲んだけどすぐに酔う。気を紛らわせたくて新解釈三國志?を観る。

2月23日気を紛らわすためにthe okuraにホテルステイ。家を出る前に少量の出血。スパークリングワイン2杯で気持ち悪くなる。

2月24日引き続き少量の出血。地方から友人が上京していたため久しぶりに六本木で飲む。なぜかアルコールは平気。

2月25日6時起床。少し出血が増えていた。8時頃に本格的な出血&腹痛が始まる。この頃は生理2日目のような出血と腹痛。

9時頃にあ、これは自然排出だなと確信。30分に1回夜用ナプキンを変えないといけないような出血。痛みに周期?があるので痛みが引いたタイミングで処理する。トイレに座る度に勢いの弱いおしっこのような出血。レバーのような塊もドバドバでる。出たものを病院に持っていくように言われていたけれど、あまりにも量が多すぎて途中で諦めてトイレで流す(家のトイレ自動洗浄で流れてしまう)

あまりにも痛くてロキソニンを服用。10時頃には薬が聞いてきたのか幾分痛みがましになる。あまりにも出血の量が多くて不安になり産院に電話。13時半に予約をとる。

12時頃出血が多すぎて頭がくらくらしてきたので頑張って昼食を取る。

東京無○のトラウマがあったのでバスで病院へ。

産院でいつもの採尿をするものの採尿カップが出血まみれで採尿不可。内診で赤ちゃんは既に排出されているものの、出血が凄すぎて(内診台血まみれ)そのまま緊急手術&入院が決まる。

内診後、貧血で立てなくなり移動が車椅子になる。夫に連絡して入院の荷物を持ってきてもらうのと同時に入院手続き。(入院用バッグを早めに家で準備してて本当によかった)

本来は立ち会いはコロナで無理だったけれど緊急手術のため結果的に手術室まで夫も立ち会えた。

手術は静脈麻酔だったけど、眠る前に手術開始。結局終始眠らず痛かった。緊急だったため&自然排出していたので子宮を広げる前処理はなく即手術。

手術後病室に運ばれて麻酔が覚めると出血も収まり腹痛もなくなり、妊娠中に感じていた慢性的な体調不良もなくなって体はスッキリしていた。正直入院の意味があまりわからないレベル。

何度も言うけど緊急だったため私服で手術を受けたので服が血まみれに。着替えを持ってきてもらうのもあれなので手荒いで服を洗う。退院までに乾きますように。


稽留流産からの自然排出からの流産手術を受けて

出血が出てきた当時は自然排出すれば入院しなくていいからいいなぁと思っていた。実際は痛みはまあ置いておいて出血量がもうえげつなくて(1リットルは出たと思う)自宅では対応出来なかった。結局自然排出も流産手術も経験することになってなんだかなぁと言う気持ち。でも処置を受けたことで出血が収まって安心した。

正直自然排出が始まるまで、最後のエコーで奇跡が起こって心拍が戻ってるかもしれないなんてほんの少し思ってた(お酒飲んでたくせに)

でも自然排出が始まって出血なのか胎嚢なのかはわからないけれど自分の中から妊娠していたものが出てくるのを目にして、ああ流産したんだってようやく事実を受け入れられた。

大した不妊治療をしていたわけではないけれど、一応不妊クリニックに通って努力して授かった子どもだったのでまだ滅茶苦茶悲しいし、ふとしたタイミングで涙が出る。

妊娠していた10w滅茶苦茶幸せだった。情緒も凄く安定していてお腹の子の事、これからの生活、3人家族になることばかりを考えていた。

前向きに考えて、流産した後妊娠しやすいと言う迷信?を信じてまた妊活を頑張る。また夫と二人の時間を楽しむ。


眠れない病室からでした。

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