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ゼロから始めるアンダーワールド④: 【サエてる奴ら】ってどんなヤツら?
こんにちは、長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。
今回のウォーバンド紹介は、ハロウディープの好敵手に入っている
【サエてる奴ら】
です。
失礼ながら
「この見た目の奴らは、どうせ脳筋なんだろうなぁ~」
思ってたんですが、とてもテクニカルに戦う奴らでビックリしました。
最近のぼくのお気に入り、今回はそんな奴らの紹介です。
最後までお付き合いください。
2023/10/21
目標カードなどを追記しました。
はじめに:ハロウディープの好敵手について
この商品は昔、ウィルドホロウなどと同じ感じで
『ハロウディープ』
という名前で発売されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801298-K4zqSgLoY9.jpeg?width=1200)
この商品が終売になりゲームボードやサイコロが無くなって、
ミニチュアとカードのみがハロウディープの好敵手として発売になりました。
アンダーワールドを遊ぶにはボードが必要なので、
~の好敵手という商品を買うだけではアンダーワールドを始めることができません。
注意しましょう。
ちなみにゲームボードが無くなった代わりに5000円くらい安くなっています。
ルール:略奪
![](https://assets.st-note.com/img/1700820347437-TBm4ESgLgv.jpg?width=1200)
利用可能な特殊地形トークンとは?
1対1のときには2個まで使えるトークンで、それぞれの面が
『罠ヘックス(通過すると打ち崩しになる)』
『遮蔽ヘックス(上にいると防御サイコロの『援護2』が成功出目になる)』
となっています。
戦場に置くときは、置く人がどちらを上にするか?を選べます。
そのため【影より生まれし者】のような『遮蔽ヘックス』が多くあるとうれしいウォーバンドでは『遮蔽ヘックス』を。
逆に対戦する側は『罠ヘックス』を置く。
などの戦術が考えられますね。
(ちなみに3人のときは3個、4人のときは4個置けます)
配置した利用可能な特殊地形トークンは、上に乗っていると特殊地形トークンに乗っているとして扱われます。
略奪の条件にその攻撃アクションがとあるので、
押し出して致命ヘックスで倒したときはダメそうですね。
例【影より生まれし者】では遮蔽ヘックスにいると、そこから『影からの奇襲』が使えます。【サエてる奴ら】でも目標カードの達成条件になってるので、これは嬉しい要素です。忘れずに使いましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1700820347950-crI4Sb4lB4.png)
奮起条件
最初に奮起条件を説明しますね。
このウォーバンドは
・3体以上の敵ファイターが戦闘不能状態
・他の味方が攻撃するときに援護をした
・自分が攻撃するときに援護をされた
上記どれかを達成すればOKです。
結構カンタンなんですよね。
後述しますが、リーダーのマノックのリアクションを使うことで
・援護された
・援護した
という状況を作り出せます。
ただけっこう難しいので、慣れるまでは頭がこんがらがります。
ですが、味方を指揮して有利に戦場を動かせたときは、
たまらなく楽しいウォーバンドです。
リーダー:サエてるマノック
![](https://assets.st-note.com/img/1700821199266-IMe4TxPHHJ.jpg?width=1200)
このウォーバンドのリーダー。
見た目の通り高いタフネスで、攻撃方法は
・射程2
・成功出目ハンマー2
・ダメージ2
という平均的なモノを持っています。
奮起すると
・移動力が3→4
・攻撃のサイコロ数が2→3+重傷
になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801301-Bdsm2iJTAQ.png)
このウォーバンドの顔とも言えるマノック。
突き抜けた攻撃力などはありませんが、このファイターの真価は
『賢けえ指揮』
というリアクションにあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801302-nRnl34AR9B.jpeg?width=1200)
他の味方ファイターとは書いてないので自身が移動したあとでも、
マノックが味方ファイターに隣接していれば、そのファイターを移動させることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801304-OjCIxlcZpw.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1700801306-VZlhJ0n9Bx.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1700801307-dz2D8tfvYT.jpeg?width=1200)
こんな感じに
マノックを中心にしてテクニカルに戦うウォーバンド
がサエてる奴らです。
※注意点
ファイターカードにも書いてありますが、隣接している味方ファイターに『移動アクション』を行わせる能力です。
そのため移動させた味方には『移動トークン』が置かれます。
『移動トークン』を持っているファイターは『攻撃』や『移動』はできますが、
『突撃』『薙ぎ払い』といった複合アクションができなくなります。
トルカ・タフスカル
![](https://assets.st-note.com/img/1700821416545-PIQHbvdJsy.jpg?width=1200)
このウォーバンドのメインアタッカー。
・移動力3(奮起で4
・射程2
・成功出目が剣2『捕捉』『重傷』(奮起でハンマー2
・ダメージ2
![](https://assets.st-note.com/img/1700801308-en6AYlGkAT.png)
『捕捉』を持っているので、防御が回避のファイターに無双できます。
逆にストームキャストのような防御が盾のファイターには、
奮起しないとちょっと物足りないスペックですね。
また
攻撃対象の2ヘックス以内にいれば、このファイターは援護をしていると扱われる
という能力があり、意外なところから援護ができるという強さがあるファイターです。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801311-5cLpJEt1xs.jpeg?width=1200)
クルールグリン
![](https://assets.st-note.com/img/1700821521691-4ZdAPIOS4f.jpg?width=1200)
ひとりだけ肌の色が違うクルールグリン。
奮起すると『鎧砕き』を持ちます。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801312-AmOs0ZZLnk.png)
このウォーバンドには『捕捉』持ちが2人いますが、『鎧砕き』はこの人だけです。
また
・専用のパワーカードが何枚かある
・ゼニ袋という特殊なアクションを持っている
ので、使いこなすのが難しいファイターです。
実際ぼくも、まだまだ全然使いこなせてません笑。
この人はもう少し使い込んで加筆しますね。
※ゼニ袋について
よくよく見ると
栄誉点を2点払う(不活性にする)とクルールグリンが1回行動する代わりにミニオンが2回攻撃できる
と、凄いことが書いてありますね。
ミニオンは【サエてる奴ら】には2人いて、どちらもそこまで強くはありませんが、
『捕捉』を持ってたりするので、侮れない性能をしてます。
ギキット(ミニオン
![](https://assets.st-note.com/img/1700821635845-NANyre0xgC.jpg?width=1200)
ミニオンを持つファイター。
・移動力3
・防御は盾1
・HP2
・攻撃能力が高い訳ではない
と、ぱっと見はサエない奴です。
ただ、このファイターは援護を行うとき、2体分としてカウントされるという能力を持っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801318-7KMYesMMqE.jpeg?width=1200)
ギキットとシャンク自体は攻撃力が高くないので、メインは
マノックの近くにいて他の味方に合わせて移動させ援護をする
という動かし方になります。
地味ですが援護出目が2個とも成功出目になるので、ほとんどの攻撃が成功するようになります。
シャンク(ミニオン
![](https://assets.st-note.com/img/1700821743206-Js2PIAOIv6.jpg?width=1200)
ギキットと同じく2体分の援護としてカウントされるファイター。
こちらは射程3の攻撃を持っているので、案外攻撃することが多いです。
ダメージは1ですが、奮起すると『捕捉』を持つのもポイントが高い。
2023/10/21追記:目標カード
個人的にこの辺のカードは達成しやすいと感じています。
3点取れる『いい感じのお宝』は、なんとしても達成したいところ。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801322-1vFrB2gXBX.jpeg?width=1200)
達成しにくいカード
このカードは相手のボードに『遮蔽ヘックス』を要求するので、達成するのが難しいです。
冒頭に書いた『利用可能な特殊地形トークン』を、上手に使いましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801323-BcJ01OLBvl.jpeg?width=1200)
2023/10/21追記:戦術・策略カード
リーダーのマノック専用強化カード。
突撃ではなく移動をすることもあり、射程4もある攻撃は貴重です。
成功出目が『剣』ですが、3個も振れるので、1回くらい当たるでしょう(希望的観測)。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801324-Lq83ZtmPtG.jpeg?width=1200)
こちらはクルールグリン専用カード。
『炎爆弾』は呪文じゃないのに相手にダメージを与える珍しいカード。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801325-ogf1dZWFJq.jpeg?width=1200)
そして個人的に強いと感じているカード。
・『格下の群れ』は隣接していないとダメという縛りはありますが、味方ミニオンを2体も3ヘックス押し出せます。
・『間一髪』は、HPが2しかないミニオンを守るために使ってます。
これがあれば、突撃してきた敵の攻撃をいなし、そのまま囲んで殴れます!
![](https://assets.st-note.com/img/1700801327-WThGI76zjs.jpeg?width=1200)
明確な弱点
個人的にとても好きな戦い方をするウォーバンドですが、デッキ内に『遮蔽ヘックス』に関するカードが入っているという弱点があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1700801328-RcKnAMFoDG.jpeg?width=1200)
ちょっとだけ説明すると、これは自分のボードに『遮蔽ヘックス』があればOKとかではなく、
自分以外のボードに『遮蔽ヘックス』があればという相手依存のカードなんですね。
これはサエてる奴らに限った話ではなく『ネザーメイズ』のウォーバンド全体に言えると思います。
つまり
ライバルデッキそのままで戦うときに対戦相手がサエてる奴ら(ネザーメイズ)なら、自分は『遮蔽ヘックス』がないボードを選ぶだけで戦いが有利になります。
※もちろん相手がライバルデッキを変更している可能性はあります
手札に来たカードがどう頑張っても達成できないので、ラウンド終了時に捨てるしかないんですね。
ライバルデッキを変更すれば良さそうですが、ぼくはまだ、この奴らにピッタリのカードを見つけられてません。いろいろ調べてみて、ここに加筆しますね。
まとめ
今回はハロウディープのウォーバンド【サエてる奴ら】でした。
マノックを中心にして
・コイツを動かそう
・次マノックを移動させるからこいつはココに移動させとこう
・ギキットとシャンクは援護させたいけど、前に出すとすぐ倒されるからどうしよう・・・
と、かなり頭を使います。
何回もプレイするとめちゃくちゃ疲れますが、「ボードゲームやってる感」があるので個人的にとても好きな奴らです。
明確な弱点で説明しましたが、残念ながらパワーカードがあまり強くなく
がんばったけど勝てなかった!
ということが多々あると思います。
ですが動かしていて本当に楽しいウォーバンドなので、ぜひ手に取って遊んでください。
買うときは当店のBASEを利用してくれると、マキヲGのブログを書くスピードが上がります笑。
それでは今回はここまでです。
良いゲームライフをノシ
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