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毒にも薬にもならないシリーズ

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日々の生活の中で、心動かされたこと、感じたことをまとめます。
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#読書

半沢直樹のその先へ

*2020年9月に記載した『中国法務の扉』のコラムをリライトしています。 前回のシリーズも「そんなことやったらあんた捕まるよ!」「違法行為でしょ!」「絶対パワハラだから!!」と突っ込まざるを得ず、先のシリーズも同じような突っ込みを毎週繰り返していたドラマ『半沢直樹』。 …本当に中毒性が強い。もう、やめられない。麻辣烫(マーラータン)のようであった(痺れる辛さでクセになる中国の麺料理である。是非一度ご賞味ください。)。 『半沢直樹』を突っ込みながら見て考えたのは、これほど

コモディティになるな

(2020年9月11日「中国法務の扉」記載のコラムをリライトしています。) 最近あまり本を読めていないが、先々週くらいまで2日に1冊くらいのペースで本を読んでいた(軽い本。とにかく本が好き)。中でも故瀧本哲史氏の本がとても響いた。 3年くらい前に同僚弁護士に勧められた時は読もうとまで思わなかったが、8月に入ってから一気に気になり始め、読むなら今だなという感じで同氏の著書等を何冊か読んだ。 全部名著だが、特に気に入って蛍光ペンを引きながら読んだのは大阪弁護士会が出している