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『イエスかノーか半分か』シリーズを読んでいる…最高だ!

今月のBL研究、漫画ではなく、そろそろ小説に手を出そうと思っていて、少しずつ小説を読みはじめている。漫画を買いまくっていてお金が無くなりそうなので、小説ならゆっくり読めるだろうから、お財布に優しいのでは…という魂胆だったんだけど、結局のところ、漫画もかなり買って読み漁っている状態です。それにしても、漫画ってすぐ読み終わる。何回も繰り返し読むんだけど。最初のBL小説は何にしようか。ネットで調べてもいろいろありすぎるし、人が勧めるものが自分に合うかどうかも読んでみないとわからんということで、書店BLコーナーで物色して直感で選ぶことにした。BLコーナーの小説って全部透明なビニールに包んであって立ち読みできないので、概要は裏表紙で確認し、表紙の絵とかタイトルがエロ過ぎなくて、レジに持って行っても恥ずかしい感じがしないもの。異世界転生ものとか人外とか(好んで読まないもの)を除外して選んだのが、『イエスかノーか半分か』(一穂ミチ)だった。あとたくさん作品を書いている作家さんがいいなとも思って選んだ。たくさん出版されているということは、それだけ面白いに違いないと…打算的考え。

アナウンサーとアニメーション作家かぁ。うんうん。なんか面白そう。アナウンサーが二重人格で外面と本性が全然違うとか、ハラハラドキドキ展開になりそうで面白そう。で、読んだらもう想像以上に面白かった。丁寧に内面が描かれていた。良かった。私の大好きな男の子の雑なしゃべり台詞…満載だったし。ありがとうございます。最初に出会ったBL小説がこの作品で良かった。続編や番外編にも手を出しているところ。登場人物たちがみんな、魅力的なんだよなぁ。。。ちょっと、世界のまんなかの、ある展開には「おいっ!んなことあるかいっ」となったが……それを言ったらぜんぶ、そんなことあるかい!って突っ込みだらけになるよな。ははは。

創作って自由でいいなー。あー楽しそう。(楽しいだけではないだろうが、のんきにそう思ってしまう)

番外編の皆川×なっちゃん、も最高でした。いや、どっちかっていうと、こっちのカップルの方がキュンが多かったかも。なっちゃんの大阪弁が、やたら可愛いかった。

■以下読了
『イエスかノーか半分か』初版発行:2014年11月
『世界のまんなか イエスかノーか半分か2』初版発行:2015年6月
『おうちのありか イエスかノーか半分か3』初版発行:2016年7月
『横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外編』初版発行:2017年2月
『恋敵と虹彩 イエスかノーか半分か 番外編2』初版発行:2018年8月

まだ、シリーズ全部読み終わってないので・・・また少しずつ読んでいこうと思う。少しずつ…や、それが全然できてなくて、ここんとこ毎日3~4時間本を読んでいるんだよ…時間足りないぞ。仕事してる場合じゃないぞー。困ったもんだなぁ。一穂先生のほかの作品も読んでみようと思う。

それにしても、好きな人ができると、その人の過去のことまでも気になるんだなぁ。わたしはそんな風に思ったことがない。恋人の過去に嫉妬したり不安になったりしたことがない。そんなふうに誰かのことを好きになったことがない。なので、このシリーズを読んで新たな経験ができました。

ほんと、つくづく、ちゃんと恋愛したことないなと思う。ちゃんと誰かのこと、好きになったことないんじゃないかと。はぁ~さみしいんだけど。仕方ない。仕方がないので、BLを読んで補って生きていく。

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