いま、公庫は2〜3ヶ月待ち
支店にもよるのですが、公庫さんには融資の申込みが殺到していて手一杯の状態だそうです。このため、申し込んでから融資が実行されるまでには全国的に2〜3ヶ月かかっているそうです。
セーフティーネット保証等で銀行融資を受けて資金繰りに一段落していて公庫の融資も検討している方、新型コロナの影響が出るのが遅かったのでこれから資金繰り対策にとりかかる方は、早めに申し込むことをオススメします。
沖縄振興開発金融公庫では業務負担を減らすため、申し込み書類を商工会・商工会議所でも配布するようになりました。
申し込み書類の受け付けも商工会・商工会議所で行っています。
対象は、以下の2つです。
・セーフティネット貸付
・新型コロナウイルス感染症特別貸付
小規模事業者さんだけという条件付きですが、これから公庫に申し込むという方は新型コロナウィルス対策マル経融資を検討してください。
通常のマル経融資(限度額2,000万円)とは別枠で1,000万円を限度額とした融資です。その特徴は以下の3点。
・無担保・無保証人
・金利が当初3年間は0.31%、4年目以降は1.21%(5月1日時点)
・据置期間が通常マル経よりも延長(運転資金3年以内、設備資金4年以内)
さらに以下の条件を満たせば、当初3年間は実質無利子となる特別利子補給制度が受けられます。
・個人事業主:無条件
・法人:売上高▲15%以上
小規模事業者さんとは常時使用する従業員の数が次のような事業者さんをいいます。
・小売・卸売・サービス業:5人以下
・製造業・運輸業・建設業・その他の業種:20人以下
融資の申込みにあたっては、商工会会長・商工会議所会頭の推薦が必要です。そのためには、原則として、商工会・商工会議所からの経営指導を6ヶ月以上受けていなければなりません。平たく言えば会員になって6ヶ月以上ということですね。