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継げるものがあることが羨ましい

中小企業診断士として独立後、
中小機構のアドバイザーとして
訪問した離島の木工所。
工場に入ると、子供の頃に
見た景色、包まれていた匂い
がありました。

ここまでが前回

社長さんとその後何度もお会いし、
お酒も一緒に飲んでお話を伺って
わかってきたことがありました。

この社長さんも二代目。
音響関係の仕事をしていたけど
別の木工所で修行した後に
お父さんのあとを継いだそうです。

そして、
継いでから会社の業績を拡大し、
技術力を評価されるようになって
きたことも。

私にはできなかったことを
この社長さんは全部やってきた。

アルミサッシに駆逐されるのではと
足を踏み入れることさえしなかった私。

当時の私にはそんな
知識も知恵もなかったし、
勇気もなかった。

中小企業診断士となった今なら、
父の店を生き残らせる道はあった
と確信できます。
だってその実例が目の前にある。

ただ、これから始めるには
あまりにも遅すぎる。

継ぐべきだったはずのものが
もう跡形もなくなってるんです。

今の自分にできることといえば
継ごうとしている人、継いだ人の
伴走をすること。

継げるものがあることが
私にとっては羨ましいんです。

継いだ人、継ぐ人、みんな集まって
話しませんか?
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