JBCF 群馬CSCロードレース 9月 Day2 E1 8位
9月25日(土)、群馬CSCでの120kmのロードレース。昨日18時に仕事を終え、20時半の便で羽田へ。翌1時半に会場近くのホテル到着という過密スケジュールの中でのレースは久々でした。仕事も「今日だけは忙しくならないでくれ」と祈っていたが、そんな願いは叶わず。かなり疲弊した。
コンディションとしては最悪😭飛行機で寝溜めしたとは言え、4時間睡眠の中レースはかなり辛い。だが個人的経験上、睡眠時間が短い日の方が謎に踏める事があるので、それを願ってレースに挑みました。
⚫︎起床〜レース前
5時半起床。めちゃくちゃ眠いので温泉で眠気覚ます。脚の調子としては悪くなさそう。程よい疲労感があって良い。前回の広島の反省から、朝飯は控え目に、蜂蜜塗りたくった食パン2切れのみ。
会場着いてからはスタートまで1時間切っており、急いで自転車組み、アップ開始。JPTの様な最初から死にそうになるペースではないので5分110rpm以上で回したのみ。直前にカフェインゼリー、おにぎり頂く。
⚫︎レース開始
コース : 群サイ逆回り
距離 : 6km × 20laps = 120km
天候 : 曇り時々雨
出走人数 : 68人
人数が少な目かつ、ローリングスタートなので後方スタート。リアルスタート後はアタック散発したが集団有利のコースなのですぐ吸収される。群馬逆回りは初であり、試走もしなかったので序盤でコーナーのライン取りや脚使わないライン探る。
が、いきなり1周目、逆心臓破りの麓で盛大なオーバーラン(笑)危うく山菜取りするところだった。
コースにも慣れてきた頃、大体6周目辺りからじわじわと脚が削られてる感あり。順走コースと比べて流れるコースであり、勾配がキツイ場面は無いが、気付いたら脚無くなってくると思う。
チームメイトの森くんが何回も逃げ潰してくれて、私は集団待機メインで。自分は来るべきチャンスを待つのみ。
5周目の登り区間でRapha中里選手、AFRT石井選手が飛び出す。有力選手であり、私も乗っかりたい気持ちがあったが、まだ序盤なので見逃す。2名はこのまま次周の中間スプリントを取り、最大28秒離れたタイム差だったが、9周目辺りで吸収。
私としては10周目までは消極的なレースを行っていた。動きたい気持ちもあったが、個人的にはここまではこれで正解だと思う。
12周目。逆心臓破りをサイファ奥村選手を先頭に、私は2番手で下り、そのままアップダウン区間へ。後ろを見ると割と離れているのではないか。ギリギリ見えるか見えないくらいの距離ある。お互いが戻ろうと話していたが、中々来ないのでこのままいくことにした。
ヘアピンからの登り区間で3名の追走あり。エカーズ長川選手(オープン参加)日体大、VC福岡の3名。登り切りの時点で40秒離れたのでエスケープ開始。
5人全員均等にローテーション回し、登りはペースで維持できている。3周回程過ごして最大集団とは1分15秒最大で開いた。キツイけどまだ踏める脚だったので、このままサバイバルな展開に持ち込めば勝機はあると予想。スプリントもmax1300w以上出るようになったのでもしかして、もしかしてと妄想を膨らます...。
と考えていたら勝てないので何も思わないようにした。
15周回。後ろから5名追走があると連絡。
先頭-追走(+20s)-集団(+40s)の模様。
恐らくこのメンバーにはRX高岡選手、中里選手がいるだろうと予想する。
すぐ合流し、計10名に。中里選手、YOUCAN、作新、もう2人は忘れました。すみません。
10名いたがその周で2人千切れ、バックストレートので落車で2名消え、結局6名になった。
奥村選手、中里選手、YOU CAN、エカーズ、日体大、私。
photo by @yuki_asato さん
周りを見るとかなりきつそうな表情を浮かべる選手が数名おり、ちぎれては合流しの繰り返し。
エカーズの選手はたまにきつそうなフォームでローテ飛ばす場面があったが、登りでペースアップしたりとちょっと怖い一面も。いつやられるか分からない。このメンバーでは奥村選手とYOU CANの選手が余裕そうな感じ。
残り4周。後ろと45秒まで縮まる。プロトンでは高岡選手のペースアップによりかなり絞られていた模様。ペースが落ちてないのでまだ逃げ切れるチャンスはああった。
photo by 高橋さん
残り3周。ホームストレートの登りでYOU CANの選手が飛び出す。反応遅れるも奥村選手と共に追う展開。かなりキツく、ここで日体大がいなくなる。この周で後ろとは35秒差に縮まった。
先行しているYOU CANの選手とは3秒差と言ったところか。中々差は縮まらず、私個人としても奥村選手としても、合流して3人で回していこうと思っていたが...。
19周回目で追いついた。まだ脚はあったので、私はアップダウン区間を積極的に引いて、1秒でも稼ぎたい一心だった。頭の中では逃げ切りのことで精一杯。後ろに追い付かれるということは考えも出来なかった。というかしたくなかった。
残り2周の後半。登りでペースアップはかるも、紙一重でついてこられる。どうでもいいことだが、段差でサドルが10ミリくらい下がった感覚あり。しかし違和感なく回せている。謎。笑
ラスト周回。後ろと11秒。逆心臓破りの手前で後ろから9名合流。一番思いたくなかった展開に。スプリントで勝負することに決めた。
イエロージャージ、高岡選手、川勝選手、エンシェア、BFY、日体大、湾岸、山中湖×2
アップダウン区間で川勝選手が強力なアタック。高岡選手がチェック入り、私も後ろに続く。あまり続かなかったが、後ろとやや離れ、下り区間で高岡選手と抜け出すことに成功。
下りでも後ろについていてもかなり速く、辛い。「このままいこう」と言われ、とても安心感があった。後ろと5秒程離れるが登り入口で捕まる。
登りでは皆高岡選手の動きをマークしており、私も横についてすぐ反応する準備はしている。登り中盤から誰かのアタックで集団が分裂。カウンターで高岡選手がアタックし、私含む5名程が抜け出すが牽制入り、遅れた選手が追いつく。ここの判断が間違いだった。脚まだまだ余力があったので、牽制のタイミングでいくべきだった。チキった自分がいた。
この後はとても広いバックストレート区間からいきなり狭くなり、ホームストレートに入るので位置取り重要となる。
残り500m。緩い右コーナー。徐々に道幅は狭くなるり、先行者とやや離れるが登り返しで纏まる。アウト側に位置しスプリント開始。左側のフェンスギリギリのライン攻めるも怖くなって踏めず。道が開き再び踏むも時すでに遅し。8位ゴール。
位置取りが完璧ミスった。詰まって踏めないことを予想してイン側に位置取りしなかったのが大きかった。本州のレースの集団密度でゴールスプリントする機会が少なすぎるので、経験かなぁと。
それ以前の問題があり、後ろから追走が合流するまでに、逃げの中から単独で飛び出すべきだったと小橋氏からアドバイス頂いた。確かにYOU CANの選手があの段階でアタック掛けていたが、後ろに捕まる事を既にその時点で予想していたのかもしれない。踏める脚が残っていたなら追い付かれる直前、19周回目の後半の登り区間や、機材の優位もあるので下り基調のバックストレートで単独逃げ決めていればもう少しリザルトは変わっていたのかもしれない...。
タラレバはあまり言いたくないので来シーズンに向けて勝つための戦術は身につけておきたいなと。冬場は通常のトレーニングと並行して、本州で行なわれるクリテリウムに参加してみようかなと思っています。
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2021シーズンはこれにて終了です。
今年はツールドかつらおから始まり、コロナ禍にしては結構頻繁に活動できたかなと。スプリント勝負で優勝することも経験出来たので、個人的には大きな1年だと思いました。
また来シーズンも宜しくお願いします!
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