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反応性低血糖と非常食

わたしは血糖値のコントロールがあまりうまくないらしい。うどんを2人前食べると、20分後くらいには頭が痛くなり、動悸は激しく、じっと寝転んでいるだけなのに足の指が攣る。そして、理性で抗えないほどの強い眠気に襲われることも少なくない。あれは睡眠というよりも気絶に近いのではないだろうか。うどんに限らず、パスタや大量の果物、ものを問わず腹十三分めまで食べたときも同様である。(体調によってはさして量を食べなくともなるときはなる)

これらの症状は低血糖によりもたらされる。

①食事をとることで血糖値が上がる

②上がった血糖値のコントロールのためインスリンが分泌される

下げすぎてしまうがために低血糖になるらしい。血糖値のコントロールができていないという点では糖尿病と同様である。


先日9/1は防災の日だった。職場で賞味期限の近い非常食をいくつかもらった。水を注ぐだけで食べられるごはん・乾パン・やわらかい缶入りのパン・ビスケットなど。それぞれバリエーション豊かで、とくにパンは驚いた。常用の(こういった表現が正しいのかはわからない)パンと遜色のないものだった。

心細い非常事態の中マズい飯ということにならないだろう、と漠然と感じていた。しかし、ここで問題に気付く。

全部炭水化物だ……

血糖値と炭水化物の関係は密接どころではない。直接の要因だ。非常事態の中わたしは足の指を攣って気絶のような眠りについていていいのだろうか。更なる避難が必要になったとして十分に歩くことができるのか。できなくてもしなければならない。

気づいたリスク、かつ、多くの人には関係のないリスク。自ら避ける策を用意する必要がある。というわけで、炭水化物の少ない非常食をきちんとそろえる必要があると思いました。肉や豆の缶詰を多くする。いまは良い時代だ。低GI食品の選択肢も豊富だ。その中から非常食に向いているものを備蓄しよう。

○○の日はたくさんある。これをきっかけに何かを見直したり気づくこともよくある。せっかく今回ひとつ気づいたのだから、腰が重いで終わらせずに行動につなげていくようにしたい。


今回の記事の画像は、イノダコーヒのクリームあんみつ。桜がのっているので春だったのだろう。これを食べた日も足の指を攣っていたに違いない。


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