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HIMってどんな職業?


こんばんは。 なーさんです。

本日は表題の通り「HIM」という職業について書きます。

はじめに、私は医療系の事務員として勤務しています。

職種名はHIMと呼ばれるものです。

PT(理学療法士)やOT(作業療法士)なら知ってるけど…

「HIM?なにそれ?」となる方がほとんどだと思います。

一般的に聞きなじみのない職種でしょう。

医療系にお勤めであっても聞いたことがない方がほとんどではないでしょうか。

HIMを日本語になおすと「診療情報管理士」といいます。

診療情報管理士とは、四病院団体協議会および医療研修推進財団が付与する民間資格のことです。

通信教育を受講するか、指定校にて必須科目を履修毎年2月に行われる

診療情報管理士試験に合格することにより得ることができます。

診療情報管理士とは元々、診療録等のモノの管理を主とする仕事でした。

現在では、退院患者のデータベース入力や各種統計データの作成、分析と

データを扱う機会が多い仕事です。

また、院内がん登録やNCD、JNDなどの業務も行うことがあります。

さらに、診療記録の質の向上のための監査業務や退院時要約の作成率管理、

ICD-10と呼ばれる国際疾病分類を用いたデータの入力と挙げるときりがないくらい多種多様な業務内容です。


ちなみに、医療事務と大きく異なる点は、受付において診療報酬明細の作成や患者対応がないことです。

私の勤務先では患者様と関わる機会といえば診療記録の開示という業務の時くらいでしょうか。

コミュニケーションをとるのがあまり得意ではない…

という方にはおすすめできる職種かもしれません。


また、突発的な業務が少なく、残業が少ないのもメリットです。


急なデータ作成依頼が来たりしない限りは計画的に業務を進められます。

「時間」という視点からいうとこれもおすすめできるポイントです。


デメリットとしては、勤め先によって待遇が異なる。

というのがあげられます。

上層部がまずこの職種を知らない なんてこともざらにあります。

その場合、たいてい医療事務さんと同じ扱いになるため、資格があまりいかせまん。

また、大きなデメリットとして給与があると思います。

安定はしているのですが、とてもいいとは言えません。

病院組織において事務員が給与に期待するほうが無駄かもしれませんが…

子育てとなると夫婦共働きは必須になると思います。


時間と収入。現実的にこの職種にかぎらず両立はなかなか難しいですね。


さて、ざっくりですが私の職業について紹介しました。

メリット、デメリット書きましたが

時間にゆとりのほしい方、黙々と仕事をしたい方には本当におすすめです。

興味のある方はぜひ調べてみてください。

「診療情報管理士」

と検索すれば詳細な情報がたくさんでてくるとおもいます♪


なにかの間違いで国家試験、業務独占にならないかなぁ。。


本日もありがとうございました。

それではおやすみなさい~

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