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生検というもの〜その1

こんにちは。まきびしです。
社会復帰(?)まであと数日…の前に、今日で2月も終わりですね。
3月になると「春が来た」感が強くなります。

今、検査のための入院〜自宅安静で2週間のお休み中。
正直言って予想していたより動けるので、自宅安静はもうちょい短くても良かったんじゃないかと思ったりするものの、ここ数年夏季休暇も取れなかったし、(以前から懸念されていた)他のメンバーも私の作業を出来る体制作りを進める良い機会と思って、お任せしておくことにしました。

ま、予想外に動けると言っても、最初の数日はやっぱりキツかったし、今も以前のように難なく動けるわけではないのですが。

さて、今回私が受けたのは『腎生検』です。
数年前に確定検査で『肝生検』を経験済。部位は違えどやる事は同じです。

生検前日

入院初日。
採血と心電図を受けて、あとは自由。
翌日からシャワーも使えなくなるので、今日のうちにシャワーを済ませておきます。
個室ではないので、シャワーは共用の予約制。

数年前に1か月入院した時は検査ではなく病人だったからか消灯後は寝ないとダメでしたが、今回は部屋は消灯してもベッド上の灯りをつけて起きていても良いとのことで、遅くまでアマプラでドラマを観ていました。
ルールが変わったのかしら?

生検当日

朝食は普通通り。昼食は出されたものを半分だけ食べるよう言われます。
だったら最初から半量で出せばいいのに。もったいない。

朝イチから翌朝まで蓄尿のため、トイレ1つが封鎖されて私専用になりました。
毎回なので結構面倒くさいです。

午後、点滴を付けてから検査室へベッドのまま移動。
横になって運ばれる時に目を開けてると天井が動くので、乗り物酔いし易い私はそれだけで酔いように…ということで、目を閉じることにします。

検査室で血圧測定。緊張のせいで上がってました。
心電図に繋がれたのは肝生検では無かったこと。
うつ伏せになったら、どうにも首の向きが落ち着かず位置をあれこれ変えているうちにマスクがズレて変に鼻が塞がれ苦しくなりズレを直そうとモゾモゾしていたら、心電図モニターから警報音が鳴り、先生たちや看護師さんたちが「具合が悪いんですか⁉︎大丈夫ですか⁉︎」と集まって来てしまいました。
お恥ずかしい限り。

生検の方法

腎臓も肝臓も、エコーで臓器を見ながら針を刺して組織を採取します。
ちなみに、肝臓の時は1〜3回、腎臓の時は3〜5回(場合によっては10回いくかも)と、先生から言われていたのですが、私は肝臓1回・腎臓3回と、最低限の回数でバッチリ必要な量と内容の組織が採取出来ました。
(予告回数の多さは脅しか、実際の回数の少なさは先生の腕の良さか…は不明)

画像:腎臓ネット

生検部位に麻酔をしているので採取時は痛みを感じません。
ただ、その麻酔の注射針がめちゃくちゃ痛いです。
今回は腰の辺りに浅めに刺されたのでマシでしたが、肝生検の時は肋間から針が入って、背骨一歩手前まで&お臍手前まで…という半身に近い範囲で刺されて大変な痛さ。麻酔が効き始めるまでが長く感じられました。

採取時には痛みを感じないと書きましたが、上の絵で言うと『生検針』というのがガイドになる部分から臓器に刺さって組織を採ってくる針の2段式になっていて、ガイドになる部分を捻じ込まれる(!)時と、採取針がドスっと刺さる時に重い違和感があります。

採取した組織はきちんと必要な組織が採れているか、その場ですぐにチェックされます。(寝てるので良く見えませんでしたが、顕微鏡でチェックしているようです)

続きは『その2』で。
ではまた。

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