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7月1日(月)~7月7日(日)

『百冊で耕す』(近藤康太郎/CCCメディアハウス)を読み進める週。

7/1(月): 10分 8ページ
「古典15分×4冊+読みたい本1時間=2時間」の読書が目標ではあるが、とりあえず今週は読んでおきたい本15分を続ける。作家に憑依するために個人全集を勧める記述があった。じつは古典を読み進めるのに『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(河出書房新社)がいいのではないかと思っているところ。すぐに手はつけられないけれど、図書館にあることは確認した。

7/2(火):15分 12ページ
本日納品の案件は、思った以上に時間がかかってしまい、出かける直前まで見直しをすることとなった。見直す時間をとることができてよかった。

7/3(水):15分 11ページ
昨日の案件の余波で次々押せ押せになってはいるものの、約束の期日には納品できているので、よしとする。

7/4(木): 15分 13ページ
読書は、セルフ・アンソロジー(自分だけの本のシリーズ/自分叢書)を編むと「自分の問題意識が鮮明になる」の項。近藤康太郎さんにはいろんなジャンルの叢書があるという。ジャンル別おすすめ必読リストの項まで来た。ライターの笹間聖子さんが書かれたレビューを読み、映画『94歳のゲイ』のレイトショーに行ってきた。

7/5(金):15分 10ページ
ジャンル別お勧め必読リストの項はほかと違う色の付箋を貼っておこう。あとで読み返す。自然科学は岩波ジュニア新書が挙げられている。手が出しやすそうでちょっとほっとする。社会科学は時代の古いほうから読み、文学は新しいほうから読むといいと書いてあった。

7/6(土):15分 19ページ
ウィークデイは、だいたい6時前には起きている。家人が起きる前に仕事をするときはもっと早く起きる。朝型だ。もう少しゆっくりしてもいい土日も朝早く目が覚める。ここだ! 目が覚めて、起き上がるまでの時間、寝ながら本を読めばいいんじゃないかと10週目にして気づき、やってみた。快適。

7/7(日): 15分 17分
布団で読書。快適。今日読んだ「ながら読み」の項に、「寝ながら本を読むのが好きだ」とあって、シンクロ!と喜ぶ。本の進行と思考がシンクロするように設計されているのかもしれない。まんまとはまる典型的な読者だ。「一日最低でも十五分は読んでいる。そういう人間は、明日も生きていていいだろう」と書いてあった。全肯定だ。

【振り返り】
『百冊で耕す』は、新しく耕すだけでなく、カチコチに固まった古い自己も耕す本なのではと思い始めた。来週は朝寝たまま15分の読書にチャレンジしよう。楽しみ。


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