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「へい、Siri!」で迷子になった話

とある事務所に書類を届けるため、
Siriの案内に従って行ったら
そこは解体工事現場で立ち尽くした、という話です。

事前に場所は確認していたのですが、
初めて行く場所だったので、
念の為スマホにナビをしてもらおうと、

「へい、Siri!」

とスマホに声をかけたのです。

「○○事務所ニ案内シマス」

とSiriちゃんが答えてくれたので、
案内に従って進んでいきました。

Siriちゃんの案内だと、
どの車線を使えばいいか、まで教えてくれるので
車線変更が大嫌いな私には
本当にありがたいんです。

目的地付近はちょっと入り組んでいて、
一方通行の道を曲がって曲がって曲がって……と
進んでいきます。

初めて行く場所で一方通行だらけだと
軽くパニックになりそうだったので、
本当にSiriちゃんの案内があって
よかったな〜と思っていたら……。

「目的地ニ到着シマシタ」

のアナウンス。

……いや、ちょっと。Siriちゃん。

私の目の前にあるのは、解体工事現場と
子供たちがキャッキャと遊び回る公園だけですが???

あなた今、
骨組みと足場しかない、工事現場を指し示してますよね??

どういうこと!?
事務所解体されちゃったの??
まさか廃業されたとか!?

いやいや、車に乗る直前に
事務所の人にメールもしたから、それはない。

もしかしてSiriちゃん、
違う事務所に案内した?

そう思って名称を確認してみましたが、
やっぱり合ってます。

検索画面に出てくるマップも会社情報も、
示しているのはこの場所、この住所です。

これは事務所の人に電話をかけるしかないか
(電話が苦手なので極力かけたくない)
と覚悟を決めたところで、
ふと、検索画面に事務所のウェブサイトがあることに
気がつきました。

すると、なんということでしょう!

トップページに
「移転しました」の文字が……!!

Google○ップもタウ○ページもマ○オンも
同じ住所・場所だったから、
全く疑ってもいませんでした。


ネットにある情報は、
いかにも「本物でございます」と顔をしていて、
素直に信じてしまう方も多いと思います。

しかしながら、
今回の私のように
その情報は古かったり、
時には偽りということもあり得るわけです。

ネットの情報を鵜呑みにするのは避けて、
その情報源となるソースまで、
きちんと確認しないといけない、と
反省させられました。
(−_−;)

特に今は、
個人が情報を発信できる場が増えましたよね。

自分が「真実の情報」と思ったことが
思わぬ影響を広げてしまうこともあるかもしれません。

それを防ぐためにも、
「この情報は正しいのかな?」と調べることは
情報発信の前に必要不可欠。

情報の取り扱いには注意していきたいものです。

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