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ほぼ半月、着物で過ごしている理由

いずれは日々を着物で過ごしたい、と
言い続けておりましたが、

「まあ、もっと先にならないと無理よね〜」

……とボンヤリと思っておりました。

しかし、
この半月、ほぼ着物で過ごしております。

セミナーサポートのお仕事をさせていただくときは、
主役が講師の先生ですから、
着物で目立つわけにはまいりませんので洋服です。

TPOは大事にいたしませんと。


さて、どうして着物にシフトすることにしたのか、というと……


服がない


のです。


ちょくちょく、服を減らした話をしておりますが、
そうやって服を減らしまくった結果、


服がない


のです。

特に、秋冬の服が、ない。

前シーズンの衣替えの時に、

「ヒャッハー!捨てろ捨てろ〜〜」

「次のシーズンで新しく、超お似合いなお気に入りの服を
買ってやるぜーーー!」

……と思って、捨てまくったのです。


ところがギッチョン。

この秋、急激に寒くなったじゃないですか……。


当然、服を購入しておりません。


だけど寒い。
暖かくしたい。


私の最大の敵は「寒さ」なんです。

寒いと、行動量が一気に低下します。

自分が動くことで起こる風すら嫌なんです。


と、そこで思いついたわけです。


「洋服がないなら、着物を着ればいいじゃない!」


私の中に、ゴージャスな貴婦人が和装でご降臨です。


洋服はガンガン捨てていたのですが、
着物は元々母に譲られたものに加え、
去年亡くなった祖母の形見にと引き取ったものもあり、
嫁入り道具の桐箪笥に入りきれない状態になっていたんです……。


貴婦人からのアドバイスと、
着物生活をしたい、という願望、

そして、

「溢れてる着物も着たら満足して捨てられるんじゃない?」

と、捨て魔のささやきによって、

私の着物生活が始まりました。


始めたときは、

「日常生活には不便じゃないかな」
「動きにくくなるかな」
「毎日着付けして、片付けするのって大変なんじゃ?」

という不安もあったのですが、
やってみたら、意外といけました。


今は普通に肌襦袢や長襦袢を着ていますが、
もっと寒くなったら、ハイネックセーターを襦袢代わりに着るような、
アレンジした着方とかもやってみたいですね。


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