makikawa

すべてのことについて何か書いた方がいい。

makikawa

すべてのことについて何か書いた方がいい。

記事一覧

語りたい私が特に無いから語らないわけなのだが、ただただ語りたいと思うわけにはいかないのだろうか。まったくもってその通りだ。ただただ語りたいと思うだけではまったく語ることはできない。そこには、私が無ければならない。語り手というのは、心底信頼できるものであるから漸く語ってくれるのだ。

makikawa
2年前

後回しにする流れに逆らえ。

makikawa
2年前

「書きたいと思わなかった時に君はいない」というのがあった。書き起こしのひとつとして残されていた。

makikawa
3年前

過去との距離について

荷物を整理するため、KING JIM の NeutralBOX を購入した。 日記やノートをまとめている段ボール箱があり、それとは別に、普段使いの机の中に数年分の手帳が溜まっていた…

makikawa
3年前

何かを終わらせるための覚書#1

こんばんは。今日もお疲れ様です。誰のことを喋っているのか。Windows と MacOS では、コピーしたテキストを行き来させることが出来ないという。最近気になっているのはM1…

makikawa
3年前
1

taknalを入れてみた

taknalを入れてみた。すれ違う人たちと本をおすすめし合うという、大変わくわくするアプリだ。おすすめしたい本を登録するため、思いついたタイトルを3冊検索してみたとこ…

makikawa
3年前

「窪田義行 さんま」

という検索ワードのサジェストは何を表すのだろうか。見た目が似ているとか、そういう話なのだろうか。

makikawa
3年前

モコミ

いま、『モコミ』というドラマが放映されている。カタカナ3文字でモコミ。正式名称は『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』ということで、目の前に「モコミ」というカタカ…

makikawa
3年前
1

Talc『Sit Down Think』

サブスクリプションのデメリットの一つは、歌詞を参照できないことだ。と言いながらも、CDレンタルを主戦場にしていた時、同じ状況に陥ることがよくあった。歌詞が知りたい…

makikawa
3年前
1

ペトロールズ『SUPER EXCITED』

ペトロールズの新譜を買った。私は、バンド名にちなんで、ペトロールという単語に因んだたくさんの思い出を持っている。要するに一番好きな日本のバンドと言って大丈夫だ。…

makikawa
3年前

キックしたつもりでなにも蹴ってない

「とある小説のタイトル」とはヘミングウェイの生前未発表短編「何を見ても何かを思い出す」であり、「とあるドラマ」とは日本の女性アイドルグループ・けやき坂46(現:日…

makikawa
3年前

中毒

私のあらゆる行動に、インターネットへの参照とインターネットとの同一化の欲求があり、その状況を中毒という言葉で表現しても、まったく問題がない。 昨日は空腹だった。…

makikawa
3年前

個人を特定する情報を書こうと書くまいと

私が誰なのかは実のところ既に自明と言ってもよく、イチローよろしく軽くガッツポーズをすれば、簡単に個人を特定できてしまうはずだ。 そんな状況ではあるが、個人を特定…

makikawa
3年前

空耳アワーズ

空耳アワーの名作が頭の中を離れない。私はきっとこれらを死ぬまで覚え続けるだろう。脊髄反射的にユニゾンできる空耳の数は50を超えると信じている。一度試してみたい。 …

makikawa
3年前
2

楽がしたい

ここでは、本当にそれでいいのだろうか? を考えていきたい。 そもそも、不明瞭な文章を書かないほうがいいのは前提だ。すべての人間が、起きてから眠るまでの間に、他人…

makikawa
3年前
1

Ned Doheny『Between Two Worlds』

Ned Dohenyについては、「日本人好みの音楽」を作るミュージシャンの一人として語られているのをよく見かける。何より、私がNed Dohenyをそのように語ろうとしている。海外…

makikawa
3年前
1

語りたい私が特に無いから語らないわけなのだが、ただただ語りたいと思うわけにはいかないのだろうか。まったくもってその通りだ。ただただ語りたいと思うだけではまったく語ることはできない。そこには、私が無ければならない。語り手というのは、心底信頼できるものであるから漸く語ってくれるのだ。

後回しにする流れに逆らえ。

「書きたいと思わなかった時に君はいない」というのがあった。書き起こしのひとつとして残されていた。

過去との距離について

過去との距離について

荷物を整理するため、KING JIM の NeutralBOX を購入した。

日記やノートをまとめている段ボール箱があり、それとは別に、普段使いの机の中に数年分の手帳が溜まっていたので、段ボール箱以外の箱に統合したいと考えていた。

そこで「これからも、すごい文章をたくさんたくさん書いてね」と書かれた年賀状を見つけた。

何かを終わらせるための覚書#1

何かを終わらせるための覚書#1

こんばんは。今日もお疲れ様です。誰のことを喋っているのか。Windows と MacOS では、コピーしたテキストを行き来させることが出来ないという。最近気になっているのはM1チップ入りのMacBook Air。いま俺はWindowsのマシンを扱っている。

なぜ俺がMacOSを使っていないかというと、MacOSのOfficeを取り扱いたくなくなったからだ。Officeについて、今の別のWindo

もっとみる
taknalを入れてみた

taknalを入れてみた

taknalを入れてみた。すれ違う人たちと本をおすすめし合うという、大変わくわくするアプリだ。おすすめしたい本を登録するため、思いついたタイトルを3冊検索してみたところ、すべて検索結果に出ず、詰んだので、ここですれ違わせていただく。

「窪田義行 さんま」

「窪田義行 さんま」

という検索ワードのサジェストは何を表すのだろうか。見た目が似ているとか、そういう話なのだろうか。

モコミ

モコミ

いま、『モコミ』というドラマが放映されている。カタカナ3文字でモコミ。正式名称は『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』ということで、目の前に「モコミ」というカタカナ3文字が現れた時、まるで白昼夢を見ているのではないか――俺は。と、マジで思った。

高校の日本史の授業で、唯一記憶に残っているくだりがある。江戸時代の探検家3名である、最上徳内・近藤重蔵・間宮林蔵。この人たちを記憶するための語呂合わせが、

もっとみる
Talc『Sit Down Think』

Talc『Sit Down Think』

サブスクリプションのデメリットの一つは、歌詞を参照できないことだ。と言いながらも、CDレンタルを主戦場にしていた時、同じ状況に陥ることがよくあった。歌詞が知りたい曲に出会った時、うまく聞き取れなければ"lyrics" とか聞き取れた歌詞の一部を検索にかけて、大抵の歌詞は何らかの神通力で参照できてしまうようだけど、見つからず、それでも知りたければCDを購入するという最終手段に出る。

そんな経緯で届

もっとみる
ペトロールズ『SUPER EXCITED』

ペトロールズ『SUPER EXCITED』

ペトロールズの新譜を買った。私は、バンド名にちなんで、ペトロールという単語に因んだたくさんの思い出を持っている。要するに一番好きな日本のバンドと言って大丈夫だ。このアルバムも、聴くまでもなく最高だろう。ライブで聴いたことはあるけど曲名がわからなかった曲も何曲か入っているようだし、すでに満足している。とにかくまた、ペトロールズのライブを観に行ける日が早く来てくれたらいいと思う。

以下はペトロールズ

もっとみる
キックしたつもりでなにも蹴ってない

キックしたつもりでなにも蹴ってない

「とある小説のタイトル」とはヘミングウェイの生前未発表短編「何を見ても何かを思い出す」であり、「とあるドラマ」とは日本の女性アイドルグループ・けやき坂46(現:日向坂46)が出演しているドラマ『Re:Mind』を指す。

いまだ私は『Re:Mind』を観ていないが、『Re:Mind』という題は、「何を見ても何かを思い出す」の原題「I Guess Everything Reminds You of

もっとみる
中毒

中毒

私のあらゆる行動に、インターネットへの参照とインターネットとの同一化の欲求があり、その状況を中毒という言葉で表現しても、まったく問題がない。

昨日は空腹だった。昼にセブンイレブンのサラダと差し入れのお菓子しか食べなかった。

昨日は幸運にも食べなかった。一昨日の夜にたくさん食べたからか、あまりはっきりとした空腹感は感じなかった。少しでも食べてしまうと、そこからブーストがかかり、たくさん食べる傾向

もっとみる

個人を特定する情報を書こうと書くまいと

私が誰なのかは実のところ既に自明と言ってもよく、イチローよろしく軽くガッツポーズをすれば、簡単に個人を特定できてしまうはずだ。

そんな状況ではあるが、個人を特定されそうな情報については、書くのを避けてきた。

性別、職業、居住地、趣味嗜好。固有名詞をSNSに載せることなど、本当はもってのほかだ。一度でも誤ってはならない。ただ残念ながら、真からそのように考えているとは思えない、中途半端な対応をして

もっとみる
空耳アワーズ

空耳アワーズ

空耳アワーの名作が頭の中を離れない。私はきっとこれらを死ぬまで覚え続けるだろう。脊髄反射的にユニゾンできる空耳の数は50を超えると信じている。一度試してみたい。
私にとって「釈放」とは驚きの次にやってくるものだ。ウータン・クランの曲では、嫁(まさに息子の妻という意味での嫁だ)の肩の裏側にフマキラーが付いていることを知らせる例もあった。

楽がしたい

楽がしたい

ここでは、本当にそれでいいのだろうか? を考えていきたい。

そもそも、不明瞭な文章を書かないほうがいいのは前提だ。すべての人間が、起きてから眠るまでの間に、他人と関係している。それについて、私は特段の苦痛なく行っていて、必要不可欠なもの、かけがえのないものだと思っている。たいていのコミュニケーションは、言葉を使ってやりとりをしているし、時には、他人に自分の書いているものをわかってもらいたいと思う

もっとみる
Ned Doheny『Between Two Worlds』

Ned Doheny『Between Two Worlds』

Ned Dohenyについては、「日本人好みの音楽」を作るミュージシャンの一人として語られているのをよく見かける。何より、私がNed Dohenyをそのように語ろうとしている。海外未発売、日本でしか発売しなかったらしい『Prone』は、暗く地味で、しかし噛めば噛むほどキビキビとした気分にさせてくれる、素晴らしいアルバムだ。

つい最近、冬の寒さが厳しくなる中で気落ちすることがあり、Apple Mu

もっとみる