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[デュエマ]非公認大会優勝!赤黒鬼札王国について

はじめに

どうもこんにちは。まきーだです。今回紹介する構築は対オリジナルフォーマット環境用に構築した赤黒邪王門もとい赤黒鬼札王国です。今回実戦で使用したのは非公認の店舗大会(アドバンスフォーマット)のみでしたが、VS5cマゲモルトにも勝利を収め、デッキの強さを確認できたのでnoteにまとめます。

構築

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大会戦績+別日の戦績などまとめ

非公認大会(12人)

黒単闇王ゼーロ(後手)勝ち

シータt無色キューブ(後手)勝ち

シータキリコ3(後手)勝ち

5cマゲモルト(後手)勝ち

その他別日調整

5cマゲモルト→3-4

青黒ガルラガン→5-3

赤緑ボルシャック→1-0

赤単我我我→3-1

ラッカ鬼羅Star.→1-1

シータドギラゴン閃5-3

赤抜き4cディスペクター天門 1-0

簡単なデッキの回し方の説明と特徴

2ターン目から《カンゴク入道》、《福腹人形コダマンマ》などシールドから手札補充し、鬼タイムに自ら近づきながら攻めれるクリーチャーを並べていき、4ターン目には《「貪」の鬼 バクロ法師》、《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》を出しつつ、シールドが1枚もないプレイヤーがいるなら使える《百鬼の邪王門》と《龍装者バルチュリス》を絡めてフィニッシュを決めにいく、ビートダウンデッキです。《百鬼の邪王門》《龍装者バルチュリス》《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》などはコストの踏み倒しをしますが、《「貪り」の鬼 バクロ法師》を使用することで踏み倒しを利用せずとも質の高い打点を作ることもできるのが、他のデッキにはない魅力のデッキだと思います。

構築解説

《福腹人形 コダマンマ》《堕魔 ドゥンプレ》 各2枚ずつ

採用枚数が分かれているのは、このデッキでは種族を参照しないので単なる《天使と悪魔の墳墓》と《凶刻の刀狼 ガル・ヴォルフ》避け用です。

基本は後述する《カンゴク入道》、《斬斬人形コダマンマ》と同じ役割を持ち基本的には2ターン目に出す初動のカードです。赤黒各色欲しかったので黒は4枚。

《極悪!極鬼夜城》3枚

最近増えているギャラクシールド対面のメタカード兼3ターン目に出すカードの一つの選択肢。このデッキの中で一番使い所が難しいカード。2ターン目にだしたクリーチャーが何故かW・ブレイカーになる。ただし、シールドを選ぶのはクリーチャーで攻撃したプレイヤーなので場合によっては命を無駄に削りかねないカードであり、このカードに頼り、慢心するプレイをすると足元を救われる。《希望のジョー星》などのD2フィールド張り替えや、鬼タイム中だとEXライフを無効にできるおまけつき。因みに環境によくいるギャラクシールドに先3ターン目に《カンゴク入道》と絡めると相手は《希望のジョー星》ないとだいたいサヨナラです。

《鬼寄せの術》4枚

別名調整版《スクランブル・チェンジ》。3ターン目に《「非道」の鬼 ゴウケン齋》を出すことが可能なこのデッキ唯一の理不尽カード。逆に言えばこれぐらいしか理不尽カードの組み合わせはないです。デッキ構築のさいこのカードのフル投入と《極悪!極鬼夜城》の投入の影響で《「貪り」の鬼 バクロ法師》や《バサラ》の枚数を抑え目にする必要があったが、4ターン目までに《「貪り」の鬼 バクロ法師》が引けなかった時に、このカードを使用し、《バサラ》や《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》をコスト軽減し強引に出すプレイングで少しはカバーすることが発覚したので、4ターン目に発揮できる力不足はなんとかなった。先3鬼寄せゴウケン齋の動きがこのデッキの中で一番強い動きなのでほぼ確定枠。

《カンゴク入道》4枚

赤単対面以外だと基本はこのカードがこのデッキの中で最強の初動となります。こいつが絡むと3ターン目にはだいたい鬼タイム突入できる。王来篇のバケモノカード。何故十王篇で刷らなかったのか。

《斬斬人形 コダマンマ》1枚

『王来篇第3弾「禁断龍VS禁断竜」』が発売したら《斬斬人形 コダマンマGS》に変えてください。これでG・ストライク4枚です。先3鬼寄せゴウケン齋の動きのため、赤単色よりも黒単色のほうが重要になりがちだが、赤単色が8枚は少なすぎると感じ、9枚目を採用した結果これになった。

《「大蛇」の鬼 ジャドク丸」》 4枚

黒単色の強カード。相手の先行3ターン目に《"龍装"チュリス》→《蒼き守護神ドギラゴン閃》を繰り出された際の返しのターンに相手の《蒼き守護神ドギラゴン閃》を破壊したり、《百鬼の邪王門》から出した時には相手のアンタップしているブロッカーや、邪魔なクリーチャーを破壊することができます。3ターン目にポン出ししても鬼タイム中ならW・ブレイカーになるので後の事を考えて打点として使うこと覚えておくと吉。このデッキで唯一の確定除去のため、対面によってはむやみに出さない方が強い時がある。

《「貪」の鬼 バクロ法師》3枚

赤緑モルトNEXTの《超戦龍覇 モルトNEXT》ポジション。SA、T・ブレイカーが弱いわけなかった。《百鬼の邪王門》を攻めに使用する為に一気に自分の盾を0枚にしながら一気に攻めにいける。攻め攻めのカード。ただ調子に乗って爆発すると盾が無くなって、簡単にカウンターされるのでこのターンで決着をつけないと返しのターンでどうせ負けるときか、出せば確実に勝てるときにしか使わない。デンジャラスなカードです。じーさん。

《「非道」の鬼 ゴウケン齋》4枚

このデッキの最強カード。置換効果以外では、手札がある限りは常に場に残るバケモン。鬼タイム中では常に相手はタップイン。だいたいの対面では強く出れるあたおかカードがなんと前述の《鬼寄せの術》を絡めると3ターン目にでてきて《カンゴク入道》が2ターン目に出せていれば相手が自分のシールドをブレイクしていない状態であっても鬼タイムに突入可能。《蒼き守護神ドギラゴン閃》系統の《''龍装'' チュリス》。《我我我ガイアール・ブランド》などが入ってる赤単系統のデッキも基本的に3ターン目にかけるフィニッシュを防ぐことができます。また、5cなどビッグマナ系統対面も最後の一押しに《龍装者 バルチュリス》などと共にトリガーケアをしながら詰めれるカードです。

《龍装者 バルチュリス》4枚

赤単色でこのデッキに入る赤単のカードで強いカード候補の数少ない一枚。《「貪」の鬼 バクロ法師》などを使う関係上、このデッキも《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のデッキのように2回の攻撃が終わった段階で相手のシールドが全て割れている状態を作れるケースが多く、これまた最後の一押しとして重宝するカードです。ブロッカー系統のトリガーは《「非道」の鬼 ゴウケン齋》でタップインにして無力化しやすいので、このデッキの《龍装者 バルチュリス》の価値がかなり高いです。

《バサラ》 2枚

踏み倒しが頻繁に起こる2021年だいたいは侵略ZERO反応ができるカード。革命0以外の時にだしてもSA、W・ブレイカー。結構重要です。ただフル投入してしまうと、いつまでも複数枚抱えてるわけにいかず、どこかでマナに埋める必要性がでてきてしまい、相手が警戒してくるので、それを避ける意味合いでもどこかで1枚絡めば良いろうな枚数にしてます。枚数的な立ち位置はデュエプレの赤白速攻でいうところの《襲撃者 エグゼドライブ》的なやつです。自分のターン中に自分の盾が0の時に《百鬼の邪王門》を使う時に出すと、相手の盾とクリーチャーを無理やり多くどかすことができるのも覚えておきましょう。強引にやって勝ちやすくなる場面はクソほどあります。

《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》3枚

王来篇からやってきた、新しいジャオウガ。主に自分から能動的に動ける、だいたい0コストWブレイカーになるこのデッキの最強追加打点生成機。0コストSAWブレイカーってすごいんすよ。なんなら召喚なので、《洗脳センノー》や《異端流し オニカマス》などの召喚以外の踏み倒しに反応するメタカードを無効にできるのも超えらい。既に自分の《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》がいると0コストで出すことができないが、4ターン目に0コスト《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》を出す。→《鬼寄せの術》→《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》のようなことや、コストが6なので《百鬼の邪王門》でも出すことができる。コスト7と6だと《百鬼の邪王門》系統のデッキでは採用するかどうかを考えるレベルになるので結構重要なので本当に6で助かった。5cビッグマナ系統のデッキには特に《百鬼の邪王門》が守りで使いにくい分、この子のG・ストライクがとても生きてきます。バサラと違いだいたい0コストで動きやすいので《バサラ》と違い3枚。4枚は入れ過ぎ。(3枚も過剰な方ではありますが)

《百鬼の邪王門》4枚

このデッキの攻めにも使えて守りににも使えるカード。《アルカディアス・モモキング》が環境でクソほどいるので向かい風ではあるが、それでも欲しい対面と状況がたくさんあるので4枚入れました。このデッキより早く動くデッキは守りに、同速~遅い場合は基本攻めで使います。守り側で使うと、盤面をめっちゃ荒らし、カウンターに備えることができ、攻め側で使うと打点や、出したいクリーチャーを強引に出すこともできる。ただ、《バサラ》や《龍装者 バルチュリス》、《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》よりも手札に抱えない場合もよくある話です。《百鬼の邪王門》を出したい対面は、後述する対面ごとの立ち回りについて書くタイミングで書きます。

各対面ごとの立ち回りについて(オリジナル環境と5cマゲモルト)

・赤単我我我罰怒

先行で間に合うなら《鬼寄せの術》→《「非道」の鬼 ゴウケン齋》の流れを常に意識すること。相手が1ターン目にクリーチャーを出してれば殴ってくることが多いので3ターン目には比較的に鬼タイムに到達しやすいです。基本《「非道」の鬼 ゴウケン齋》が鬼タイムに入れば基本打点も足りてそのまま殴りきって容易く勝利することができます。《「非道」の鬼 ゴウケン齋》が間に合えば、《百鬼の邪王門》は攻めに使って問題ないです。

後攻を取った場合。基本的には《カンゴク入道》は2ターン目に出したくない、数少ない状況になります。相手の最速キルに《「非道」の鬼 ゴウケン齋》が間に合いにくく、シールドや手札から捲れる《百鬼の邪王門》とGSの連発で反撃をしていくプランを前提に動きます。後手を取ると4コスト以上のカードでマナを払って使うカードは中々使うタイミングがないので、マナ埋めの優先度は「その他のカード>初動で使うカード1枚使えればいい>《百鬼の邪王門》《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》《龍装者 バルチュリス》」というイメージ。

・ラッカ鬼羅.Star

この対面も先3での《鬼寄せの術》→ 《「非道」の鬼 ゴウケン齋》が最強の動きです。それができない間は、相手の盤面を砕きながら、決め切るときは《「貪」の鬼 バクロ法師》などを使い自分の盾を0にして《百鬼の邪王門》や《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》、《龍装者 バルチュリス》を使い、《「正義星帝」〈鬼羅.Star〉》から展開された状態ならブロッカーを超えるほどの打点を作り勝ちましょう。トリガーも基本少ないので全ブッパすれば勝てます。青白カラーの場合はラッカよりもトリガーが多くつまれてることもあるので《百鬼の邪王門》は残して攻めることもあります。ラッカカラーはこちらと近いスピードなので、先にブン回ればこっちの攻めが間に合ないので赤単よりは持っておく必要はありませんが、《百鬼の邪王門》はキープしたい対面。1枚でも捲り次第でなんとかなるので諦めずに戦いましょう。《バサラ》もガン刺さりする対面なので、キープし得な対面。この対面では《百鬼の邪王門》は攻めにも守りにも使うので、盤面と相談しながらよく考えて使う必要があります。

・ジョー星ゼロルピア

自分のシールドを早く消して、《百鬼の邪王門》、《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》《龍装者 バルチュリス》などを絡めて何があってもいいように全力でとっととぶん殴って勝ちたい相手。相手が3ターン目に《百鬼の邪王門》や、《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》のケアで《希望のジョー星》を貼るなら、《極悪!極鬼夜城》を貼り相手を崩壊させることもできます。3ターン目にはクリーチャーが残っていれば《「大蛇」の鬼 ジャドク丸」》で破壊して相手に対し、ムゲンクライムなどの攻め手もなくしていきたく、先3《「非道」の鬼 ゴウケン齋》よりも3ターン目に出したいカードがそれなりに存在する数少ない対面になります。また、自分の盾を素早く減らして攻めにいきたいので、4コストのカードを《鬼寄せの術》をコスト軽減というより、自分から盾を減らす動きとして使うことがあります。基本フィニッシュを決められたら勝てないので諦めましょう。

・ドギラゴン閃系各種

総合的にみて

《鬼寄せの術》→ 《「非道」の鬼 ゴウケン齋》ができ、相手が走る前に鬼タイムに入っていければ、ほぼ勝ちにいけます。色や、形態などで微妙に意識することが違うので、それぞれ書いておきます。

赤青

《異端流し オニカマス》がほぼ除去できないので、《百鬼の邪王門》の役割がかなり減ってしまう対面。対面相手がフィニッシュに《異端流し オニカマス》や、《龍装者 バルチュリス》を絡めてくるので、一回攻めらると防ぎにくい対面。ただ先2《カンゴク入道》→先3《鬼寄せの術》→ 《「非道」の鬼 ゴウケン齋》を決めて鬼タイムを発動できれば、ほぼ勝ててしまうのは魅力的。《終末の時計 ザ・クロック》だけを踏んでも相手のクリーチャーはタップインなので、なんとかなります。攻め手にいければ問題なく勝てる相手。

赤白

メタカードも《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》や《音奏 プーンギ》ぐらいしかないので、《鬼寄せの術》→ 《「非道」の鬼 ゴウケン齋》が強引に通り、《百鬼の邪王門》も赤青と違いとても使いやすい対面。ただこちらが攻める時には必ず《龍装者 バルチュリス》でダイレクトアタックをしかけるようにしたい対面。 《「非道」の鬼 ゴウケン齋》がいれば、相手の最後のシールドが《閃光の守護者ホーリー》であっても、タップイン。《龍装者 バルチュリス》の攻撃が《百鬼の邪王門》を使わずとも、《閃光の守護者ホーリー》を貫通してトドメまでいきます。

RX閃各種

《アルカディアス・モモキング》、《燃える革命 ドギラゴン》が一番厄介な存在。攻め手が立てにくく、カウンターもしにくくなります。《バサラ》や《「大蛇」の鬼 ジャドク丸」》を使い邪魔なカードをとにかくどかしながら《「非道」の鬼 ゴウケン齋》の除去耐性と《龍装者 バルチュリス》を使い叩くのが一番理想な決め方です。特に《バサラ》は踏み倒しをした時いつでもだしていいかという話ではなく、一番効果的な状況。革命0状態で繰り出せるとさらに詰めやすく、大きなアドバンテージを得られる可能性があるので、この対面での《バサラ》は一番難しい対面です。

5cコントロール各種

基本的には、《龍風混成 ザーディクリカ》や《砕慄接続グレイトフル・ベン》、《真邪連結バウ・M・ロマイオン》などのEXライフ持ち大型

また、最近の5cコントロールには《悪魔龍 ダークマスターズ》、《ロスト・ソウル》(※ツインパクトを含む)などの1度に大量にハンデスができるカードが採用されている場合があります。1度打たれると挽回は難しいので、大量ハンデスカードがみえたら、それらを唱えられる前にトリガーを割り切り早期に殴りきるようにしましょう。

終わりに(感謝!!!!!!)

数多い記事から、この記事を選び読んでいただきありがとうございました!見た目はそこまで強くないと思われがち(らしい)ですが、実は鬼札王国はけっこうやれると知っていただければ嬉しいです!今後ともよろしくお願いします!ありがとうございました。

あ、Twitterでふぁぼしてくださった方もありがとうございました!CS入賞した時よりふぁぼきたのはびっくりしました。

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