見出し画像

[デュエマフェス]4BOX剥いて出たカードだけでデッキ作って大会にでた話

あらすじ

友人が予約していた4箱開封現場を見に行くためにカードショップに行ったら、フェス開催30分前と店内アナウンスがあったので、ノリで友人が開封したカードだけでデッキ組んでそのまま出場することにした。(結構前の話なので、100%正確な記憶。主に対戦の過程、デッキ作成の過程などがあいまいな部分がありますが、それはご了承ください)


材料確認、どんなデッキを組んだか?

初めに4箱で出るカードで確定している分を確認。(たまにエラーあり)

最低4枚以上は揃うカード

キングマスターレア、R、UC、U→全種(コロコロレア、20th除く)

その他(完全ランダム系)

SR→12枚

VR→20枚 

20thレア系統→4枚

コロコロレア→12枚

となっている。

ことで…20thレアはともかく、VRやSRを中心としたデッキ作りは難しいと判断しました。仮にキングマスターを使うにも、《アルカディアス・モモキング》を使う場合、相手の動きより早く動きにくいと感じました。なにより《王来英雄 モモキングRX》や《アイボー・チュリス》などの超サポートカードないのは、デュエマフェス環境でも正直辛いと感じました。《禁時混成王 ドキンダンテⅩⅩⅡ》を使うとなるとササゲールサポートは充実しているが、何かもう一段階欲しかった感じでした。そして、《我我我ガイアール・ブランド》…圧倒的に足りねー!!!!!ということで他に主力なカードがないかと開封したカードを探した結果…

画像1

ありました。《飢動混成 ガリィングマール》というRのカードが…

元々《飢動混成 ガリィングマール》を使用したワンショットデッキは開発されていたし、なんなら現在放送中のTVアニメ「デュエル・マスターズキング!」でも登場人物が《飢動混成 ガリィングマール》ワンショットコンボを披露していた。(結局ジョー君に負けた)現実の話をすると、3ターン目にはチャージャー系呪文を唱え4ターン目までに5マナ域に到達。4ターン目には《奇石トランキー/アイ・オブ・ザ・タイガー》の呪文面を唱え、《飢動混成 ガリィングマール》を出し、余った1マナで《キリモミ・スラッシュ》などでスピード・アタッカーを与える。その後、《飢動混成 ガリィングマール》攻撃時に対応したアタック・チャンス呪文を唱え、《飢動混成 ガリィングマール》効果でアンタップをし、これを繰り返し勝つというデッキである。

今回の弾では《飢動混成 ガリィングマール》主体のデッキを組むのに必要な、《飢動混成 ガリィングマール》に対応したアタックチャンス系の呪文、3→5で動く強いチャージャー呪文はなかったですが、3コストで出せるササゲールディスタスも多数入っていることから、デッキを組むためのパーツが同じ弾でそれなりに揃っているので、《飢動混成 ガリィングマール》がほぼフルパワーで動ける構築ができると判断し、デッキを組みました。(出したターンに即時SA付与は、難しかった)

最初はてきとーに枠を埋めるために強いササゲール持ちディスタスを詰め込み、5色でデッキを組みましたが、案の定全然回らず調整に付き合ってくれた方のデッキにギリギリ負けました。(それでもギリギリいけるのすごいくないっすか?)その後、色を絞ることにして、《飢動混成 ガリィングマール》が持つ文明と同じ文明の火文明、水文明、光文明の3色でデッキを組みました。そして3色で組む時にとあるカードを見つけました。

画像2

バケモンだwwwwww

軽コスト呪文!色も合う!効果もTUEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!

もう見た瞬間まじかよと思いました。

今でこそ、トーナメント環境でどちゃくそ使われている《T・T・T》ですが、僕はこの時このカードの真の強さを知りました。時には《サイバー・ブレイン》、時には《キリモミ・ヤマアラシ》。またある時には《ストリート・スパーク》のように使えるって…つ、強い。

ということで、「即席王来篇2弾限定構築ラッカガリィングマール」というデッキができました。

ただ何故か《飢動混成 ガリィングマール》だけがRなのに、エラーで3枚しか出ませんでした。残念。

そして気になる戦績はこちら!

今回使用したデッキでの戦績


2021/7/7デュエマフェス
王来篇2弾4箱の力(ラッカガリィングマール)
1回戦 RXバーンメア→勝ち

今回は僕が後攻。対戦相手Reライフスタート、3ターン目は特になし。こっちは3ターン目には《勇聖 アールイ-2》を出す。対戦相手の4ターン目。《王来英雄 モモキングRX》を召喚、効果で《アルカディアス・モモキング》を出した。返しのターンで《飢動混成 ガリィングマール》を《勇聖 アールイ-2》が持つサザケール効果で、軽減して召喚。《勇聖 アールイ-2》効果で《勇聖 アールイ-2》をバトルゾーンに出した。そのままターンを返す。続く対戦相手の5ターン目。《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》を召喚。GRクリーチャーを2体召喚。出てきたクリーチャーは《The ジョラゴン・ガンマスター》、《全能ゼンノー》。《The ジョラゴン・ガンマスター》の超天フィーバーは発動していなかったが、対戦相手は盾を割り切ろうと攻撃を仕掛ける。《アルカディアス・モモキング》でシールドを攻撃。そこでG・ストライクが発動し、相手の攻撃を止めることには成功したが…しかし、《アルカディアス・モモキング》が相手のバトルゾーンにいる以上。光以外の呪文は唱えられないため、光文明以外のアタック・チャンスが使用できず、《飢動混成 ガリィングマール》攻撃を続けることがしにくい状態。《禁時王秘伝エンドオブランド》を唱え《アルカディアス・モモキング》を破壊し、そのままワンショットを決めて勝利。《禁時王秘伝エンドオブランド》がコスト指定でありながら呪文を封じられるのが特に強かった。

2回戦 赤緑RX連ドラ→勝ち

今回に限ってはとても運がよく、相手が4ターン目まで大事故を起こし、その隙にワンショットを決めて勝利。《縫合秘伝マリススティッチ》効果でブロッカーを回避、《電融秘伝グリードソレノイド》でパワーをあげてワンショットを妨害する《ボルシャック・ドギラゴン》や、《革命の絆》を効きにくくできるのは強いと感じた。

準決勝 赤白閃→負け

こちら側の先行、序盤、対戦相手の《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》といったメタカードと、こちらの《T・T・T》のドローソースが睨み合う展開。こちら視点《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》を処理する手段が限られているので、EXライフを犠牲にしてでも、早く《飢動混成 ガリィングマール》を出すべく4ターン目に《飢動混成 ガリィングマール》をササゲールを使い召喚。そのままターンを返す。相手の《''龍装''チュリス》から《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に革命チェンジ。《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命が発動し、《ボルシャック・サイバーエクス》をバトルゾーンへ出す。こちらの《飢動混成 ガリィングマール》を手札に戻され、《龍装バルチュリス》を絡めた攻め手を使われ、G・ストライクを回避されダイレクトアタックを決められ負け。

3位決定戦 クリエイター墓地退化→勝ち

対戦相手が墓地退化コンボを決める前に《飢動混成 ガリィングマール》を絡めたワンショットを決めたが、途中でトリガーを何発か踏み、ワンショットは決めきれず、《死神術士デスマーチ》を絡め墓地退化を決め《第七神帝サハスラーラ》を出される。攻撃時に《滅亡の光》を唱え対戦相手側も攻めに入る。が…こちら側のG・ストライクと、トリガーでなんとか猛攻を凌ぐ。返のターンでこちらのワンショットを詰め切れなかった部分を小型のディスタスに《T・T・T》でスピード・アタッカーを与え、攻め切って勝利した。

結果3-1ばんざーい!

今回使用したデッキリストと、当時のツイート

画像3

https://twitter.com/makiidadm/status/1412719096844546050?s=21

大会結果とまとめ

結局、優勝はできませんでした。しかし、この大会がきっかけで僕は《飢動混成 ガリィングマール》が大好きになりました。元々ある程度形になっていたデッキタイプではありましたが、即席でデッキを組みそのまま戦うことになった相棒となり、結果、勝ち進むことができたことに本当に嬉しくなっていきました。それにこんな経緯ですが、《T・T・T》の強さを体感することができました。たまたま使うことになったカード達ですが、実際の大会の中で使うことでそのカードの本当の強さや、自分のプレイングや、構築の新しい可能性を見つけることができました。4箱買ってそのまま大会に出てみてください!とは言えませんが、僕が経験した奇跡みたいな運命の体験が皆様にとって何かのトリガーになってくだされば嬉しいです。今回書いたことは1ヶ月ぐらい前のことで正確なことが書けなかったのは本当に申し訳ないです。また、何か皆さまの気付きのトリガーになるかもしれないことがあれば、今度はすぐに文字に起こそうと思います。それではまたどこかでお会いしましょう。お疲れさんしたー!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?