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GMOペパボに入社して3ヶ月が経った

この写真は年末の社員旅行で無人島に遊びに行った時のものです。
在宅勤務2週目にして、自宅の作業環境の悪さから腰が爆発しそうな私です。

さて、長いようで短い試用期間が終了しました。今はどちらかというと、もう3ヶ月経ってしまったのか、という思いの方が強いです。
入社の経緯は本当に運が良かったからだと思っています。大名エンジニアカレッジというプログラミングブートキャンプに参加して、そこからご縁がつながって採用していただけました。
エンジニアとしては何もできない私を、人間性や過去の異業種での経験など、ポテンシャルを見て採用してくださったのは本当にありがたいです。

アウトプットを大切にしている会社ということもあり、私のnoteなども見ていただけたようです。私がなぜアウトプットを大事にしているか、などを面接でお話しした記憶があります。
でも正直今でも、たまに自分で驚きます。

まさか、未経験の私が憧れていたペパボさんに入れるなんて!

採用のご連絡をいただいた時は本当にうれしかったです。
とはいえ、未経験からの転職はやっぱり大変です。経験もスキルもないので当然なのですが、3ヶ月経った今でも本当に出来ることが少なくて毎日のように自分が嫌になりそうだし、下を向きそうになります。でも今は、それ以上に楽しくて刺激的です。
周りはスゴい人ばかり。Slackなどでの会話を見ているだけでもへぇー!と思うことがたくさんあります。そのスキルの差に愕然としますが、でも本当にいい人ばかりだし、自分でもちょっとしたことで成長を感じられる瞬間もあるし、なんとか毎日やっています。とても充実した日々です。

2020年からは私の事業部で新チーム体制が本格始動したので、個人的にも会社的にも非常に楽しみな年です。どんどんアウトプットしていきたい!
個人的なこともしっかり書き留めておきたいけど、今回は会社の好きなところを少し書こうと思いました。

面接での印象

私がペパボの面談や面接で印象的だったのは、会う人たちがみんな「会社のことすっごい好きそう」なことでした。特に会社のカルチャーに誇りを持っている印象がありました。
カルチャーってトップの人が旗を振ったら浸透するものでもないのに、会う人会う人自分の言葉で同じような主旨のことを言う。なんならトップダウンでそういう事しちゃうと逆に社内の風通し悪くなったりするもんです。
前職がまさにそうだったように、結局そういうのは上辺だけでとても安っぽくなるんです。でもペパボでは違う印象を受けました。自然と何回も出てくるキーワードがある。不思議に思ったのを覚えています。

これが、入社してみて印象が変わったかというと全くそういうことはありません。むしろ面接で語られていなかった部分も含めて、みんなでカルチャーを醸成している感じがあります。

日本語としてはちょっと変ですが、自然発生的なのに意欲的

3ヶ月過ごしてみて、「いるだけで成長できる環境」の理由が少し分かった気がします。
採用サイトの方にもかなり多くの情報があるので、そっちでは大きく紹介されていないけど私が好きだなとか、いいなと思うカルチャーを紹介しておきます。

リーダーシップとフォロワーシップ

社内では、自ら積極的に手をあげて動いたりアウトプットすることを「やっていき」といい、またそれに追随して動いたりリアクションしたりすることを「のっていき」といって大事にしています。

もちろん、やってみて失敗することもあるけど、それは「NT!(ナイストライ)」といい責めるどころかほめます。
この「やっていき&のっていき&NT!」の3点セットのすごいところは、社歴やスキルに関わらず簡単に参加できることだと思います。
一番簡単なところでいうと、「のっていき」でSlackのスタンプでリアクションすることからでも参加できます。(余談ですがSlackの絵文字がめちゃくちゃ充実していて驚きました)
新人の質問は「やっていき」のトライとしてもぴったりです。こんなこと聞いていいのかな?と思うくらいなら聞いてしまった方が早い。そんなカルチャーです。これにはスゴく助かってます。

実際、こんな資料がSlackで紹介されていて、中途入社の人にはジャーニーマンの活動をして欲しい、ということが話されていました。
今もチームのメンバーとかに質問しまくっています。前のめりな感じでやっていきたいです!

とにかく、速(そく)

これが私が意識しようと思いつつなかなか実行できないところです。
「拙速は巧緻に勝る」から取った、速(そく)という文化。

これ速でやろう!
速が出るようにやりたい。
〇〇さん速だ!!!(ほめ言葉)

みたいな感じで使います。本当にスピード感を意識していてとにかく出来ることからすぐやる、考え込んで躊躇するくらいなら先に手を動かしてやってしまう、という文化。まだまだ足りないけど身に付けたい。

エンジニアとして一番大切にしたいことだと思っています。

みんなオープン

採用サイトなどにも書かれているのでここでは全てに触れませんが、ペパボが大切にしていることの1つに「アウトプットすること」があります。
だからかなぁと思うんですが、みんな考えてることとかをどんどんオープンにして外に出しています。
それが非常にタメになるし、いろんなパートナーの人となりを知ることにもなり距離が縮まる感じです。

特筆すべきは、cto_journalというチャンネルでCTOのあんちぽさんが、日々のことから会社の将来のビジョンまで、ありとあらゆることをどんどんオープンにしてくれること。
また、エンジニアとしてありがたいのは、issueのコメントや障害のポストモーテムなどが全部Slackに流れてくること。読んでいるだけでこちらも勉強になります。

こんな環境なので「発言してない、アウトプットしていない=考えていない」という構図が自然とできあがってしまう感じです。
私も意識して取り組んでいます。職種に限らずみなさん考えをどんどん発信していると思います。

それと、個人的なこと以外ではDMを極力使わず、talkチャンネルで呼び出して皆オープンに話しています。これも前職との大きな差ですが、業務の話でトップシークレット的なことがほとんど無い印象です。
前職が特殊だったのか今が特殊なのか、もはやちょっと分からなくなっていますが、こういう細かい点を挙げていくとキリがないくらい正反対です。

これからのこと

つい最近、やっと1件お問い合わせ対応を完遂しました。でもまだまだ足りません。知識や技術が全然追いつかなくて、毎日もがいています。
でも、先日チームで行った「ドラッカー風エクササイズ」でマネージャーから「あなたの成長がチームの成長のうつし鏡だと思うので期待している」と言ってもらえたし、学べることが楽しいのでやる気だけは満ちています。

・目の前の課題をコードで解決する
・もの作りを続ける

そんな、私が思い描く一人前のエンジニアに1日でも早く、1歩でも近づけるようにこれからも日々がんばっていきます!

最後に。

ドラッカー風エクササイズは本当によかったので、これはまた別で書こうと思います!
入職エントリは全っ然、速が足りなかったのでこれはすぐやります。

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