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儚い日々は命を燃やす | MAKI論

二度と戻らない日々がある
二度と咲かない花がある
二度と会えない人がいる

それをわかっていながら
どうして今この瞬間を全力で生きないの?

何かに迷ったときは
自分自身ににいつもそう問いかける。

「今」に命をかけてこそ人生じゃないか。

自分の想いと行動は一致してる?
その判断は、自分の幸せに繋がってる?
当たり前とかルールなんかどうでもいいよ。

なぜ私がここまで真剣に自分に向き合うのか、
読んでいる方は少し不思議に思うかもしれない。

正直なところ、
自分でもその理由をはっきり説明できない。

なんとなくわかっているのは、
どんなに大切だと思っても
かたちあるものは必ず消えてしまうという
寂しさに似た想いが根底にあるからだと思う。

私たちはいずれ枯れて散る。
人に限らず、万物は諸行無常、
永遠なんかない。

ほんとはずっとそこにいてほしいのに。
でも仕方ない。
周りの全てがいつか消えゆくものだと感じながら
自分ができることは何だろう。

色々自分なりに考え抜いた結果、
「自分が幸せになること」が
周りも幸せにすることに繋がる、
という答えに辿り着いたのだ。

だから限りある時間の中で
自分の幸せは何かを考え、
心に素直に行動できてるか
向き合いながら生きていくようにしている。

しかしこれは頭ではわかっていても
実際に行動に移すことは、なかなか難しい。


そもそも最初の段階である
「自分の幸せとは何か」に気づくことが難関だったりする。

考えても考えても、しっくりこない時もある。
気づいていても、ほんとに幸せって言えるかなと確信がない時もある。
確信を持っても、怖いし面倒だし…と行動に移せない日々が続いて
行動に移しても、あっけなく失敗し心がポキッと折れてしまう夜もある。

それを何度も何度も繰り返して生きる。
自分の幸せと信念を信じ抜いて
「行動し続けること」は、
実はとんでもない精神力が必要だ。

あなたがもし私と同じように
真剣に生きているとしたら
どんな段階でも悩む時、不安な時があるだろう。
あまりに思い詰めた挙句、
人生やめたくなるときもあるかもしれない。

ただ、そんな時は一歩俯瞰して自分を見てみてほしい。
もしかしたらその落ち込みの中で
「自分の幸せのために努力しているから」
ということを忘れてしまっているかもしれない。

あなたは限りある時間の中で、
こんなにも命を燃やしているのだ。

もし心に余裕が出来そうだったら
いろんなことが起こった時
自分がどういう気持ちになるのか。
何が嫌なのか、何が楽しいのか。
周りと比較しないで自分の感情を冷静に見つめてみよう。

意外とダサい理由で自分が怒っていたりする。
どう考えても意味のないことで傷ついていたりする。

逆に、とても簡単な言葉でキラキラした感情になったり、納得したり。

幸せの判断基準がわかればあとは生きていくだけだ。
嫌そうなものは思いっきり避け、
好きそうなものは自分から近づいてみるといい。

その基準は生きるたびに増えていくから。

何度も言ってしまうけど
かたちあるものはいつか消える。
花も雲もお気に入りのぬいぐるみも、
大切なあの人も。

儚い日々は、命を燃やして過ごすのだ。

MAKI


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