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アラフィフの前髪はメイクの一パーツ

時代の象徴である前髪。僕が仕事を始めて習得した前髪は数知れない。ただほとんどがもう一度再現を行うことのない技術になっている。それぐらい時代を表すアイテム。

懐かしいテレビ映像でアイドルが出て来ているのを見ると時代を感じると思う。衣装ももちろんだが前髪にも注目してもらいたい。

顔の印象を表現するのに大切な前髪  美容師さん達がもっとも神経を使うのもここのカット 0.1ミリ違うと表現大きく変わる。幅12センチ高さ10センチぐらいの中でいかにその人の魅力を引き出すか?それが前髪の役割

技術的な事はプロにお任せするのが良いが、どのような前髪をチョイスするか?これがとても重要

前髪の流行の選び方

ターゲットの有名人をチェックしましょう。女優さん、タレントさん、インスタグラマー、文化人等、SNSで簡単にセレクト出来ると思います。表に出られる方は基本プロの方が付いています。プロは常にトレンド追い掛けていますのでここから流行りをチェツクしましょう。

次にこの中から自分の髪型に似た人を絞りましょう。ヘアースタイルは前髪だけは構成されていません。全体の形 シルエット、動きを計算して作られています。

各スタイリストにカットのこだわりがあります。もちろん得意のスタイルも”ショートが得意です”、”ロングが得意です”、”カラーリングとカットの組み合わせが得意です”、とか多種多様です。ちなみに僕は、お客様が着こなせるギリギリまでのスタイルを提案する。横からの、後ろからの、多方面から見たシルエットに拘る。髪がなびいた時に色気が感じるスタイルに仕上げる。これをテーマにしています。

このセレクトした方のSNSはフォローして常にチェックして行きましょう。

絶対にしてはいけない事 自分の年齢よりひと世代若い人をベンチマークすること。

これは経験上、特に表商売の人はイメージを大切にビジュアルを配信していくがこのイメージをどのタイミングで変化させるのか?このタイミングが実に難しい。一般の人でも40代が特にこのポイントになると思う。

痛い人、若作り、と表現される人にならない為にも40代からは下の世代の前髪トレンドは真似をしない事が重要。

どうしたら良いか?

自分よりひと世代上のベンチマークを設定すること。

最近の50代の女優さんは美しい。

綺麗に歳を重ねて、勿論美しく魅せる術も兼ね揃えているが仕草ではなく前髪を見てもらいたい。長さ、分け目、色、重さ、細かくチェックする事で良い前髪 悪い前髪が自分の中で見えてくる様になる。

ここまでくれば、後は信頼できる美容師さんと相談されるの一番。貴女の髪質、前髪の癖、貴女の再現性の技術力、を把握を把握されている筈ですから。

10代の頃、”前髪が決まらず学校に行くたくない”、”不機嫌”、だったあの頃の様にもう一度前髪に拘ろう!


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