ヘア・トリートメントとは?

最近 美容師免許の非取得者の取り締まりが厳しくなっている事を感じています。

勿論、昔から取り締まりはありましたが世の中が景気が良い時は見逃す行為が多く、さして厳しくはなく感じておりますが不景気になると仕事の取り合いになりますので取得者は非取得者の摘発を斡旋する事で仕事の確保をします。
特に今まで曖昧でしたヘアメイクの仕事・ブライダルの仕事など企業ビジネスで経営者が美容従事者でない場合はこの問題に関して関心度が低い為に
リスクヘッジがお座なりになりやすく、ライバルからの指摘によりビジネスの妨げが起こります。
美容室は、この摘発のは敏感で店舗には管理師美容師が必要の為この問題は現段階ではクリアだと思います。

そんなヘアサロンのメニューのヘアトリートメントとは?を今回はお話ししたいと思います。

先ずは、髪について簡単に説明します。
毛母(毛根)から伸びてきます。毛先が伸びるのではなく根元から伸びます。爪と同じイメージをしてください。
ほぼ、タンパク質という成分です。
筒状で三層に分かれていて表面をキューティクルという鱗状のものでカバーをされています。
濡れている時はこの鱗が開きます。乾くと閉じます。
根元から伸びるので生えると修復する機能は持っていません。
ここがポイントです。
自分で修復することは出来ないのです。

ではトリートメントの役割は?
1、毛髪の補修
2、ダメージの予防

1、毛髪補修効果とは、毛髪内部に栄養と潤い成分を浸透させ、髪の内側から傷んだ髪を補修します。

、ダメージ効果とは、髪の表面をコーティングしキューティクルを整え、パサついた状態から手触りの良い滑らかな状態にします。

髪をコーティングすることによって、ドライヤーやアイロンなどの外的刺激に対してのダメージを予防します。

基本はこの効果になります。
サロンで行う場合は、お客様の現在の髪の状況を診断してご希望のヘアスタイルににする為には、
どのような補修を行うのか?
タイトなヘアを求める場合と、軽やかなエアリーヘアを求める場合ですと仕上がり時の油分量が変わります。
この仕上がりをイメージして、補修と家庭用のシャンプーとトリートメントとそれとダメージを防ぐためのスタイリング剤ご提案を行なっています。

ご家庭用で色々とヘア〇〇○とトリートメントとは違う言葉の商品があると思います。

基本的な考えは上記で、修復特化しているのか?
ダメージ防御に特化しているのか?仕上がりの髪質に特化しているのか?大きく分けて3タイプになります。
どれを選んだら良いか迷いますよね。
僕らプロとしても全てのメーカーを使用することは難しいです。サロンで使用するのをメーカーさんに講習に来て頂き、テストをしながら商品の特性を見極めていきます。

先ずは、ご担当のスタイリストに毛髪診断をお願いすると良いでしょう。

ご自身の髪質・ダメージの状況を教えてから商品購入をしてみてください。
いきなり口コミでの購入は失敗の確率高いですので

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