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「水曜日のダウンタウン」の「史上最強のお笑いクイズ王決定戦」に参加したら後悔とか喜びとかいろんな感情が湧いてきた話

この記事は クイズやる人-アドベントカレンダー2019用の記事として書いています
https://adventar.org/calendars/3883

おはようございます。
さくどーです。

・はじめてのクイズ一期生です。ラボクイズにもちょこちょこ参加してます。
・大阪では味園クイズ研究会に出席してます。
・1月に東京、2月に神戸で芸能クイズ大会やります。

自己紹介はこんなもんでいいでしょう。

なんかクイズ屋っぽく書いてますけどクイズはたかだか5年しかやってない趣味です。
一方の「お笑い」は生まれてから(死ぬまで)ずっと好きなので歴で言えば30年に届こうかという趣味ですから年季が違います。
しかも昨年、仕事で営業職に異動になって関東出張も増えたんで、今までクイズに偏らせていた軸足をお笑いの方に戻しました。

そんな中、10月にあの番組であの告知があったわけです。

第0章 そもそも行くのか問題

この告知があり、もちろん行きたい気持ちはあるわけです。
ただこれはきっと関東であるわけですよ。
神戸からわざわざ行くのってお金もかかるし、かったるいじゃないですか。
ほんと迷いましたね。

5秒迷いました。
行くことにしました。

とりあえず嫁には言わないといけないので説明はしたんですが、その時に
「もしかしたら優勝できるかもね」
「いやいやいや全国から猛者たちが来るわけだから行けるわけないやろ」
「分からんよ〜」
みたいな会話をしたんです。

まさかあんな結果になるとは知らずに…

第1章 〇×の恐ろしさ

会場は神奈川県の茅ヶ崎市。
会場までは最寄りの駅から番組が用意したバスで向かいましたが、到着すると大勢の参加者とドデカい〇×の看板が。

正直この〇×が1番の鬼門。
一発勝負だし、何問やるかはわからない。
実際にテラシマニアックさんなど、本命視されている芸人さんがことごとく敗退していきました。

一問一問内心を振り返っていきます。

1問目
ANZEN漫才のあらぽんの苗字は荒木である。

(多分荒木か荒川だよなぁ。でも荒川だったら東京にある荒川とリンクして覚えてると思うんだよなぁ。じゃあ〇か)

2問目
NONSTYLEはキングオブコントに出場したことがある。

(NONSTYLEは単独ライブだと結構コントしてるから出てるだろ)

3問目
吉本のホームページの五十音順で最初はアイパー滝沢である

(これは大阪吉本のクイズ芸人でやってた!相席スタートだろ!)

4問目
アジアン隅田は今年3本以上テレビに出た

(関西だとレギュラーあるから余裕だけど関東限定だとどうだ?
でもコンビでだったら意外と出てるんじゃないか?)

これでなんとか勝ち抜け。
ちなみに4問目が不正解だとサドンデスでしたがその問題は間違えてたのでここで抜けられて本当に良かった。

第2章 ペーパークイズの順位

その後は進出者全員でバスのペーパークイズ。
4択問題が100問でした。

ダウンタウンの問題が多かったですが、なぜかしずるの問題も多かったのが印象的でした。

確か1問目は
ダウンタウンと同じNSC一期生ではないのは誰?
内場勝則
吉田ヒロ
おかけんた
前田政二

(正解は2番の吉田ヒロ。彼だけ二期生)

採点の後、進出者30人の発表。
一人一人呼ばれましたが、5番目で呼ばれました。
この時みんなで「呼ばれた順番は順位なのか?エントリー順なのか?」と議論になりましたが、みんなですり合わせた結果エントリー順ではなかったので順位だと思ってました。

ただ放送を見ると…

3位でしたね。
1位が芸人さん、2位が優勝者で3位が僕です。
多分、ペーパークイズは解き終わったらバスから出ていいルールだったので、解き終わった順だったんでしょうね。

第3章 押しだしましょう子の奇跡

ここからバスで1時間移動して緑山スタジオへ。
バラマキクイズで半分の15人に。

バラマキクイズということはハズレもあるんだろうなぁと思ってましたが、結果から言って全くそんなことはなかったです。
水曜日のダウンタウンはクイズには結構真面目なんですよね。

僕のクイズは答えが「押しだしましょう子」だったんですが、何故か結果ここがオンエアに乗ってしまいました。
きっと答えの「押しだしましょう子」の語呂の良さと僕の即答具合が良かったんでしょうね。
ここでは5人目通過でした。

第4章 ドロンコの汚れはエグい

ここでついにドロンコ〇×クイズ。
番組からの事前のメールで
「汚れる可能性があるので着替えを持ってきてください」
と傍線付きで書いてたので恐れていたんですが、ここまできてようやくとは!
最初の参加者から考えると97%の人はいらないじゃん!
しかも着替えない人にはADさんがユニクロで買ってきてくれたし!
じゃあ書かなくていいだろ!!!


取り乱しました。

事前のくじ引きで7番目になり、私の問題は

「ウッチャンナンチャンの南原清隆はM-1グランプリの審査員を務めたことがある」
というもうイージー問題。
速攻〇へ飛び込んで勝ち抜け。

しかしドロンコも事前に見せてもらったんですけど、ぱっと見は水たまりみたいなんですよね。
これで泥だらけになるの?と思いましたが、めちゃくちゃ泥だらけになってましたね。
テレビのノウハウは凄い。

第5章 漢字間違いの恐怖

ついに準決勝。
9人中3人が決勝へ。

まさかこんなところまで残るとは思ってなかったので戸惑ってましたが、ここまで来ると流石に職場の人にもバレるだろうから決勝へ欲が。

準決勝は多答問題、かつ一問でも不正解なら0点扱いというシビアなルール。

1問目は今の芸名の「やくみつゆ」しか出てこなかったので捨て問題。

2問目を飛ばして3問目、歌ネタ王をしっかり見てなかったので、ナイツとかまいたちしか出ず、決勝進出者に一点及ばず。
さや香は思い出せれば分かったんだけど…

2問目、ここが1番の後悔ポイント。
ななまがりの元号、歯姫と令和、礼和はすらすら出たけどそれ以外が出てこない。
ただ、「天翔」というのがあった気がするというのを思い出す。

この天翔、令和と並び実際の新元号候補にあったものの結局採用されなかったいわば幻の元号。
たしかななまがりは令和よりも早く書いてたのでこれになっていたらあんなに盛り上がらなかっただろうと藤井健太郎さんが言ってたはず。
このエピソードは僕の下の名前が翔なんでおぼろげに覚えてました。

なので天翔と描こうと思ったんですがここで事件が。
あまりの緊張からか、書こうとしたときに天翔の翔の字を書き間違えてしまったんです。

普通に書き間違えるならともかく、30年以上書いてる自分の漢字を書き間違えるのはかなりショックなんです。
それに動揺してしまい、僕はこの字を消して書き直しませんでした。

これをしっかり書いていたら決勝に行けていたので、多分これは死ぬまで後悔する案件です。

結果ここで敗退となり家路につきました。

最終章 クリスマスプレゼント

収録から放送まで1ヶ月以上ありましたが、嫁以外には出たことを言っていませんでした。
準決勝進出がどこまで映るかもわからなかったんで、言わなきゃバレないだろうと思って。

ただ前述のとおり押しだしましょう子の即答シーンが放送されたこと、準決勝進出はフルネームが載ったことで会社の人間は何人か気づき、結局バレてしまいました。

ただそれより、押しだしましょう子のおかげでオンエアに載り、曲がりなりにも松本人志を笑わせたというのは芸人好きとしては本当に嬉しいです。
25日オンエアなので水曜日のダウンタウンからのクリスマスプレゼントでした。

なんだか長々と書いてしまいましたが、備忘録として書かせてもらいました。

来年は前述のとおり大会を開きます。

ただ来年はそれだけではなく、年明けからTwitter上であることを始めます。
そしてもう一つ僕自身の人生を変えるようなことも考えています。

というわけで2020年のさくどーにご期待ください。




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