とにかく聞いて動いて

小学生の参観日の自己紹介の時に

名前を言おうとしたら、

初めの発音ができず

「た・た・た・た・た・た」

そのさきの名前が言えないという状況になり、

スーパーどもりました。

そして、そのことを友達にバカにされて、今思うとバカにしてないんでしょうね。

それから

名前を言う時に、

心臓ばくばく、緊張、失敗したらどうしよう、

またバカにされる。

そんな思いをずっと続けていました。

そして、中学高校の自己紹介のときは、

サボってその場を過ぎ去るように。

それがいつか逃げグセがついたり、

恥をかかない生き方をしたり、

目立たないようにしたり、

前に出ないようになりました。

親に初めてカミングアウトしたのは

大学4年の就職活動の時。

怖くて就活できなかった。

毎回毎回名前を言わないといけないに、

毎回毎回バカにされる。

そんなの嫌だって。

だから、何かに理由をつけて

逃げてきた。

社会に出るのが怖いので

親が自営業していたので、

とりあえずやりました。

そのときは父は不治の病で余命数年。

そんな父の右腕になれたらと思って

5年やりました。

父が亡くなる時に

決めたこと。

もう逃げない。

父は死をもって

私に教えてくれたんだと。

人生は2択

楽を選ぶか

挑戦するか。

挑戦の先は失敗もいっぱいある。

それは失敗ではなく、

次への布石。

しかし

名前を言うことは隠し続けてきた。

今は父の死がきっかけで

なんか人の役に立てることをしたいと思って、

柔道整復師、鍼灸師の資格を28歳から通い、

今日5月9日 44歳の誕生日。

開業して10年目。

コロナの時に10年目。

しかし、コロナのおかげで、

時間ができて、

出会いがたくさんあり、

ものすごい可能性、チャンスの中に

生きれている今にワクワクしている。

名前が言えないと言うことを

隠していた自分から、

隠すのをやめ始めてから、

だんだん言えるようになってきた。

カミングアウトはすごい。

素直に生きることかな。

素直に生きる

感謝する

ありがとうをいう

承認する

当たり前に感謝する

産んでくれた母

今はいないお父さんに

ありがとう。

44歳。

人生の折り返しかな。

人生の折り返しに

最高のプレゼントをたくさんもらいました。

幸せ基準

なんとなくわかったような誕生日の今日この頃


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