見出し画像

私が絵を描き始めた理由。


ずっと絵を描きたいなと思っていました。


美術館に行くたびに、エネルギッシュな巨匠達の絵を前にして、いつもそう思っていました。


でも、ただの憧れで。


もともとどちらかというと死ぬほど音楽が好き。


小学生からピアノを習って、吹奏楽部も高校まで頑張ったけど、楽譜を読むのは苦手だったから、なんならいつも先生の弾いたのを聞いて耳で覚えて全部マネするという方法。


ピッチ合わせるのは得意だけど、譜面を見ながら譜面通りに合わせるのは苦手。


だから、音楽はやりたいじゃなくて聞きたいだった。


音楽を聞いてるのは好きすぎる。
ライブとか。
コーチェラフェスとグラストンベリーフェスに行く夢はまだ捨ててない。
音楽に浸ってる時間が一番幸せだったりする。 


だけど一番好きとは結ばれないあるある。


絵を描き始めたら、やりたい。だった。


習いたいとかじゃなくて、描きたいだった。


受け身じゃなくて、自発的な感覚。


2番目に好きの方がわたしにはちょうどいいのかもしれない。


肩に力を入れず、楽しみながらやってみたらいい感じだった。



色々描いていくうちに、小学生の時に描いていた絵がカンディンスキーのオマージュだったこと。



そういえばいつも中学の美術の先生が褒めてくれてたこと。


専門学校の時、カットのコンテストで優勝した時のデザイン。


本業のヘアメイクの仕事も、コレクションで自分が選択したのはメイク。

ヘアもメイクも好きだけど結局、得意で好きなのは筆を使うメイク。


なんかいい思い出が蘇って。


昔、陶芸家に弟子入りしていた美術館好きの母の影響で、今でもよく美術館に行くことも相まって。


気付いたら、絵を描き始めていました。




描き始めたら、インスタに載せた絵を小学校のときお世話になった先生が褒めてくれたり。


描いているときの無になる感覚が、私をすごいワクワクさせてくれました。




描いているのは自分だけど、出来上がってくる絵は面白くて。


私の中にこんなイメージがあったんだと、毎回自分にびっくりさせられています。




メイクをした時に似た感覚、


自分を感動させる感覚。


イメージを作りすぎてメイクしたり描くとそれなりにしかならない。


無の状態で、身を任せて行くと、、、


思わぬ感動にであえる感覚。


見る人が見たら、落書きの延長かもしれない。


それでもいいと思う。


自分が心地よく何かに取り組めること。


それだけでいいと思う。


絵だけではなく、このブログもそう。


自分の部屋をナウシカの地下室にしようとしてることもそう。




ただ、お気に入りのカフェでゆっくりするのもそう。


みなさんの心地いい瞬間は何ですか?


また、私の猫師匠はいつも心地よくいるのが得意なようです。




みなさんが心地よくゆったりと過ごせますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?