FX 恐怖のフラッシュクラッシュ!!
どうも、FXトレーダーのFAINAL STEGEです! 皆さんは「フラッシュクラッシュ」を知っていますか? そして、経験した事はありますか? 私は2019年の1月3日早朝に経験をした事があります。 それはなんとまあ恐ろしい出来事でした。ドル/円相場がわずか5分たらずで約4円程の急落を見せました。 「ええっっ????? チャート画面が壊れた?? な・・何これ???」これがフラッシュクラッシュ発生直後の私の心境です。
フラッシュクラッシュとは??
そもそもフラッシュクラッシュとは一体どういうものなのでしょうか。 フラッシュクラッシュとは一般的な下落相場とは違い、わずか数秒・数分で大きく下落する相場の事です。 その数秒・数分の間に瞬く間に約100pips~500pipsくらい下落する現象の事です。
過去の事例として、2016年10月に発生したポンド/円では131円から124円に数分で記録しています。 また、私が経験した2019年1月のドル/円は108円から103円の急落、2020年3月にはドル/円104円から101円の急落がありました。
フラッシュクラッシュの原因は未だにはっきりと解明されていません。 どの出来事も明確には分からず、推測として考えられています。
どういう時にフラッシュクラッシュは発生しやすいのか?
これ、とっても気になりますよね! ここからはあくまで私個人の見解を語ります。 フラッシュクラッシュが発生する時は大体「相場薄い時」が多いです。 相場が薄いというのは、取引が活発ではない状態の時です。 つまり、5月のゴールデンウィークや8月のお盆、そして年末年始の時期です。 どれも、大口期間家が休業に入っている時期で、相場の売買が活発ではない時期です。 取引が活発ではないという事は巨額の資金が売買されると大きく相場は動きやすくなります。特にマイナー通貨ほどよく動きやすい傾向にあります。 また、アルゴリズム取引も影響していると思います。
フラッシュクラッシュで被った損害!!
さてさて、冒頭の私のフラッシュクラッシュ発生時の「ええっっ????? チャート画面が壊れた?? な・・何これ???」という心境に話は戻ります。 当時、ドル/円相場で約108円くらいで「買いポジションを複数持っていた」私はものの5分足らずで約500pips下落した103円台のチャート画面に唖然としていました。 損切設定は確か107円から106円くらいで設定していましたが、あまりにも急激な下落でストップロスがかからず103円に近い価格で損切されました。 おそらくオーダーが間に合わなかったのでしょう・・・・ 気づけば一瞬で口座破産です・・・ そんなに多くのお金を入金していませんでしたので、そこまでの被害はなかったのですが、それでも約30万円以上一瞬で無くなってしまいました!!
怖いですよね!! 朝一で職場に車で到着した私は、車から降りる前にチャートを開いて確認しました。 その時はまだ発生していませんでした。 しかし、職場に入り着替え終わってタバコを吸いながら再びスマホを開くとチャートが一瞬で4円程急落しており、口座が破綻していました。 その時は本当にチャート画面の故障だと思い、とりあえず仕事に集中しました。 そして、昼休みに再びスマホの画面を開きました。 「チャートの故障は直っているかな!」そんな軽い気持ちでした。 しかし、朝見た画面のまま相場は103円台のままでした!!! 無我夢中でヤフーニュースを検索すると、そこで初めてフラッシュクラッシュに巻き込まれた事を知りました。 「これ・・・もし逆に下落方向ポジション取っておけば一瞬でぼろ儲けできたじゃん!!」そんな事を思いながら呆然としていました(笑)
チ~ン!!! 終わった・・・・ そして、私はその日は放心状態のまま仕事を続けました。 今でも忘れられないトレード人生の出来事です!!
フラッシュクラッシュ対策!!
では、フラッシュクラッシュに巻き込まれないためにはどうしたらいいのでしょうか? 私個人的には以下の3つの事を推奨します。 ①相場が薄い時期にはポジションを持たない。(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など)
②仮にポジションを保有しており、どうしても手放したくない時は「両建て」しておく。
③逆にフラッシュクラッシュを利用する。両建てしておいて急落したのちにすかさず買う。上手くやればかなり利益が出ますが危険性を伴います。
そして、このフラッシュクラッシュ事件で私が得た教訓は「相場の世界に絶対はない!!」との事です。 今となっては本当にいい経験をしたなと思います。当時は「もうFXなんてやめてやる!」と錯乱していましたが(笑)
最後まで私のお話に付きあっていただきありがとうございました!! これからもFXについて多くの経験談や役立つ情報を発信していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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