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万年筆というもの

ひとの書く文字はそのひとの人生を表しているように思う。

これからどれだけの文字を書くだろう。そしてそのうちどれだけの文字を気持ちを込めて書くだろう。
そのときにどんなペンで文字を書くだろう。

ぼくは万年筆を手に入れた。
イギリスの老舗ブランド、PARKER。

万年筆っていまの時代、馴染みのない人も多いはず。かくゆう僕もちゃんと使ったことはなかった。

まず、万年筆のインク補充方法は大きく2つある。
①カットリージ式
②吸入式
カートリッジ式は、いわゆるボールペンの替芯を替える要領で交換できるので、お手軽な代わりに少し割高。
吸入式はインク壺から吸い上げる方法で、とても古くからの方式で少し手間だが万年筆の1つの楽しみでもある。こちらは金額的にも安い。
そしてそのどちらもできる両用式もあり、僕のものは両用式。
使っているインク壺はこんな感じ。

中学生の時、ドクターグリップや、ゲルグリップ、他様々なシャープペンシルにこだわりをもった男子諸君も多かっただろう。僕もそうだった。
あのころは勉強をたくさんしていたから、文房具にも愛着があったのかな。
今はなんだかそのころの気持ちを思い出している。
高価なものに限らず、気に入ったものを大切に長く使う楽しみって最強の大人になるためには必要だと思わない?

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