いつまで足掻けば気がすむのか

どん底だった。

本当に底の底まで落ちていた。

諦めるとか辞めるとかそういうことも考える間も与えられず、

落ちるのは一瞬だった。

僕は今

どん底で暮らしている。

這い上がるなんて考えもしない。

ただ僕は

底の方でずっと

生きているだけ。

いくら輝いたって

それは底での話。

誰も気づいちゃくれないし

気づかれようともしてない。

底での喜びは一瞬で

感じた瞬間にはもういなくなっている。

次の喜びを探す。

見つけて、また失くす。

ただその繰り返し。

もがいて

あがいて

喜びを探す。

悲しみはもうない。

底だから。

一瞬の煌めきを

ただ探すだけ。

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