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ハイチオール・トランシーノ・メラノホワイト等のシミに効く系の飲み薬を比較してみた

日経新聞の広告に、定期的に入っている、「メラノホワイト」という、シミ・そばかすに効くという錠剤。↓です。

これ、ずっと気になってまして。
というのも、スキンケアでシミケア用の化粧品を使ってはいるものの、飲み薬は飲んだことがなく。
サプリメントだと効くか効かないか半信半疑って感じがしますが、医薬品っていうからには効きそうだなと。

ただ、ざっと調べてわかったのは、競合商品も多くて、値段もまちまちだってことでして、ここは一度、腰を据えてスペックを比べてみてどれを試すかを検討してみることにしました。

そもそも、前提として、「しみ・そばかす」に効くことをうたっているものは、いずれも「第3類医薬品」に該当するもので、さらに「L-システイン」という、肌の代謝(ターンオーバー)を助けてくれる成分が含まれていました。

ノーマルなビタミン系の第3類医薬品の中にもシミに効くことを謳っているものは数多くありますが、ここでは、L-システインを含んでいる商品にしぼって比較しました。

で、結果がこれです。
主要成分の配合量のところですが、L-システイン系の飲み薬の主成分の数は共通するものが多く、全部で7種類のみで、ただそれぞれの名前が長いので、アルファベットで表記しました。

その対応表がこちら。

あらためて上の表を見てもらうとわかりますが、L-システインの配合量なんて、「メラノホワイト」を覗いて皆240mgだったりしてかなり横並びなんですよね。

ただ、各社少しずつですが配合する成分に変化をつけています。

この7つを比べると、コストパフォーマンスの良さが光るのは、表の最下段にある、皇漢堂製薬という会社が出している「ネオビタホワイトCプラス クニヒロ」という商品。

商品名も聞いたこともなければ、会社名も初めて聞いたっていう人も多いのではないでしょうか。ここがダントツに安い!
やはり他の商品は、ある程度大手が作っており、広告費用もかけているだろうから、その分値段が高くなっているのでしょう。
その意味で、ひいき目なしに見て、初めてこの種の飲み薬を試すなら、「ネオビタホワイトCプラス クニヒロ」を推しますね。

次に、推すなら、「トランシーノ ホワイトCプレミアム」でしょうか。
製薬会社の大手中の大手である第一三共の商品で、しかも名前に「プレミアム」とつけるだけあって、配合成分からもプレミアム感が感じられます。

「ネオビタホワイトCプラス クニヒロ」を試してみたが物足りなく感じた方や、安心の大手商品を買いたいって方には、「トランシーノ ホワイトCプレミアム」はうってつけでしょう。

逆にこれはやめといたほうがいいのでは… と思うのは、表を見ても明らかなとおり、「コーズシックスホワイトプレミアム」と「メラノホワイト」です。「メラノホワイト」はこの記事を書くきっかけになった商品なのでちょっと残念ですが、他の商品とほとんど変わらないスペックにして値段が高すぎるでしょう。
もちろん配合成分の表示は同じでも、細かい製造方法は異なるでしょうから、高いことに見合う見返りがあるのかもしれません。ただ、少なくとも最初に試すのに適しているとはいえないと思うのです。

まったく知らないジャンルの商品でしたが、調べてみると知らないことが多いと驚かされるものです。
思い立ったら、動いてみるものですね。

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