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大谷翔平大好きニキこと ベン・バーランダー氏のPodcast「Flippin' Bats」を翻訳しました/その6



ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を愛してやまないFOXスポーツのMLBアナリストであり、ポッドキャスト「Flippin' Bats」のホストでもあるベン・バーランダー (https://twitter.com/BenVerlander) が大谷が生まれ育ち、彼の野球人生を育てた日本と、その野球文化を学ぶために満を持して来日。ハマスタ、東京ドーム、花巻東高等学校、野球殿堂博物館と続いて6日目の今日は…なぜか新宿中央公園の噴水前から蝉の声とともにお届けします。

*この記事だけ読まれると、ベン氏に申し訳ないため必ずYouTube/Podcasを流しながら一緒にお読みください。

*英語警察及びプロの皆様、どうかお目溢しを

*毎日頑張っているわたしにコーヒーでもごちそうしよっかな?っていう心がキレイでやさしい人、一番下のサポートからできます。お待ちしてます。


What's up everybody? 
Welcome into another episode of Flippin' Bats from Japan. 

今日は新宿中央公園にいます。ご覧になっておわかりのように美しい場所にいるでしょう。僕の後ろには滝があって、セミがうるさいくらいに鳴いています。今日は5日目の様子をお届けします。5日目もまた同じ信じられない出来事ばかりで、人生を変えるような経験ばかりでした。

5日目は東京ドームと隣接する野球殿堂博物館からスタートしました。東京ドームに行くなら立ち寄ったほうがいい場所です。ここですね。良いものがたくさん展示されています。まずは館内にある大谷翔平の物が展示された一角です。大谷はいずれ殿堂入りすることになるでしょうが今はもちろんまだ殿堂入りを果たしていません。しかし、館内には大谷選手の大谷翔平が日本でプロとして最初に投げた球と最後に投げた球、サイン入りのユニフォーム、スパイク、バットなど様々な物が展示されています。
まず、言及しておきたいのは、野球がいかに日本文化に深く根ざしているかということです。僕には想像ができませんでした。
この殿堂は100年以上の歴史があり、あなたがもしクーパーズタウンに行ったことがあるなら比較できますね。この野球殿堂博物館はクーパーズタウンほど大きくないでしょう。
(訳者注:クーパーズタウン/Cooperstownというのはニューヨーク州にある村。National Baseball Hall of Fame and Museum/アメリカ野球殿堂博物館のあるところ)

しかし壁には何百もの表彰レリーフがあります。

SOURCE:https://baseball-museum.or.jp/exhibitions/exh-07/

昔の偉大な選手、そしてアメリカでよく知られた選手、Hideo Nomo (野茂英雄)、Hideki Matsui(松井秀喜)もあり、イチローのレリーフは彼がまだ殿堂入りしていないのでここにはありませんが、おそらくすぐ加わることでしょう。そして彼の使用したものはあちこちにあります。


SOURCE:https://www.foxsports.com/stories/mlb/shohei-ohtani-memorabilia-galore-ben-verlanders-japan-diary

僕がすごく気に入ったのは、この野球殿堂博物館にBabe Ruth (ベーブ・ルース)がいたことです。日本の野球殿堂博物館でベイブ・ルースというのはちょと考えにくいかもしれないですが、巨大ポスターのベーブ・ルースはとても、とてもかっこよかった。どうしてここにベイブ・ルースの展示があるかといいますと、その昔、ベーブ・ルースと一緒に当時のメジャーリーグのオールスターチームが編成され、日米野球対決をしました。試合は球場から球場へと日本全国をを巡り、ハーフミリオン、50万人近くを動員したと言われています。ベーブ・ルース、Lou Gehrig (ルー・ゲーリッグ)、Jimmie Fox (ジミー・フォックス)、僕が大好きで、米国野球殿堂入りした大選手たちがたくさんいます。
日本の野球殿堂博物館に行くと、その時ののベーブ・ルースのボスターを観ることができます。上部に日本とアメリカの両方の文字が描かれている、まるで両方のカルチャーが融合しているようなポスターを見れるのは本当に本当にcoolです。ここにあるのは伝統に深く根ざした歴史です。

(訳者注:そのベーブ・ルースのポスター、1934年の日米野球に関してはこちらをどうぞ 

僕は歩きまわってじっくり観るのが好きなんです。 そして、WBCのトロフィーも二つありました。
WBC World Baseball Classicが数カ月後にここ日本で開催されるます。来年の3月だね。チームJAPANは2006年、2009年と連覇し、そのトロフィーはこの野球殿堂博物館に収められています。そして、ここにはその時の映像が沢山流れています。日本の野球の歴史が見れるのは本当に素晴らしいことです。

僕がここにいるのは、このためでもあります。翔平についてもっと知るため、そして日本の野球文化に飛び込むため、そして日本野球殿堂にいることで多くのことを学びました。  そして、日本の野球がいかに深い歴史に根ざしているかということも知りました。


アメリカの多くの人が理解できないかも知れませんが、野球は、日本で、NO1人気のスポーツです。思うに、野球はアメリカの娯楽として知られていますが、ここ日本で野球がどれほど大きな役割を担っているのかは殆ど知られていません。日本文化にとって野球はとても重要であり、日本にいるとそれを実感することができます。野球殿堂博物館に入ったときも同じ感想をもちました。とても感激しました。



僕は昨日、野球殿堂博物館でポッドキャストを撮って、それから東京ドーム前でやったミートアップに行ったの。24時間前にちょっと宣伝したやつ。何が起こるのか全く想像できなかったんだけど、全くそのとおり、本当に想像もできないような反響でした。これ聞いてくれてるみんなは知ってると思うけど、本当に信じられない、圧倒的だった。
ミートアップてさ、計画はするものの実際何人来てくれるのかわかんないじゃん。10人かもしれないし、50人かもしれないし、もしかしたら100人かもしれないし。 でね、僕は会場に向かうべく歩いて、角を曲がったら、100人いたの。100人。

僕は最初に、すべての人に気づいて、次に彼らの持ってたボードをみた。

日本へようこそ、ベン!
ベン、私たちはあなたを愛しています。 
Flippin' Batsのものもありました 
Flippin' Bats、みんなに野球をより一層楽しませてくれててありがとう!愛してる!

たぶん8歳から10歳くらいの女の子が作ってくれたのはそれはFlippin' Batsのアートワークでした。 超cooolでちょっとグッとと来ちゃって。
僕は超有名人になり、いや何いってんだ、僕そんなのなったことないけどちょっと感極まっちゃって。このミートアップは本当に特別。
さっき100人って言ったけど最初に角を曲がったときにはもう200人くらいいたんじゃないかな......そこにって僕はみんなに挨拶したり、手を降って、let's go 翔平!とか言ったりして。そこからサインしたり写真を撮ったりしてね。10分から15分後くらいかなぁ。ふと周りを見渡すと人の輪はどんどん増えていってた。最初から最後までで300人くらいいたかもしれない。 

1時間だけミートアップをやろうと思う。どれだけのことを詰め込める?
めいいっぱい。たくさん。 

案の定時間は足りなかった。プロデューサーが「ベン、時間だよ。大丈夫?満足した?」って声かけてくれたけど、答えは「NO。まだまだ。」最終的に2時間いた。僕の目標は、みんなと写真撮って、みんなにサインして、その場にいた一人ひとりにありがとうをいうことでした。僕はやりきったし、それができたことに胸を張りたい、
帰り際にまだ人がいたけれど、それはシャイで話しかけてこられない人だと思ったの。だって彼らは僕と一緒に写真を取るんじゃなく、遠巻きに僕の写真を撮ったりしてて。だから僕はみんなと写真を撮った。
いっぱいサインをしたし、沢山の笑顔と、一生の思い出になるような話が出来た。ある女性は、僕に会うだけ、ただそれだけのために4時間もかけてやってきたんだよ。4時間だよ? 嘘でしょ????

前も言ったけど、日を追うごとに自分の周りに起きていることをどんどん理解できるようになってる。僕じゃなくて大谷翔平効果ってのは紛れもない事実。だけどそれ以上に、僕に向けられる感謝、愛、尊敬、そして溢れんばかりの熱意は翔平へのものだし、海の向こう、日本にいる人達の声なの。  
彼らは英語が話せない。だから僕は彼らの代弁者として世界の違う場所で英語を話しているんだなってことが日本に来て超はっきりした。ありがとう。
みんな僕に自分の気持をGoogle翻訳に日本語で入力して変換して伝えてくれて、ありがとうっていってくれて、はっきりしたよね。僕はここにいる多くの人々の声なんだよね。 僕はアメリカにおける彼らの声。ねぇ、こんなの感動しないわけないでしょ。これは本当に、本当に特別なことだよ。
そして、多くの......ほら、多くの責任を負ってるじゃん。大丈夫。僕はいつも翔平についてたくさん話してるしとっくに出来てるって感じ。毎日やってるしね。でもやっぱ超責任重大で超特別任務だよ。

このミートアップでももちろんプレゼントをたくさん頂戴しました。
ここでは100個かそれ以上のプレゼントをもらったの。とてもありがたかった。すべて確認してすべてに感謝してる。お菓子、食べ物、ラーメン、ビール、ユニフォーム、写真、絵、雑誌、耳栓まだまだある、数えたらきりがないよ。でも、さっきも言ったけどこれ僕がどうだとかじゃなく、僕が海の向こうでやってることに感謝しているんだよね。

てかね、これ僕だけじゃなかったの。違うの。ここにはプロデューサーもいるんだけど、僕が日本で撮った写真に写ってたし、日本の最初のエピソードで彼のこと話したでしょ。ビーフジャーキーのせいで日本への冒険の計画が全て台無し、なにもかも焼き尽くされかけたって話。あやうくこの素晴らしい体験を何一つ出来ないところだった。んで、ビーフジャーキーは税関を通過できませんでした。でね、何だと思う?ミートアップで、プロデューサーたちのことをみんなが知るようになったの。みんなプロデューサーを写真に撮ったり、一緒に写真を撮ったり、プロデューサーは似顔絵書いてもらったりね。一人のプロデューサーはキャラクター化されたみたいなイラストをを描いてもらってたの。僕あれ超好き。It was to a T、完全完璧だったし、ディテールも素晴らしかった。 
(訳者注:あまり馴染みのない表現なのでそのまま使いました。 to a T(tee)/完全に、完璧に、ぴったり正しい)

それからなんだと思う?ビーフジャーキーの話したじゃん。 僕、昨日彼にあげようと思ってビーフジャーキー買ったんだけど、なんと!複数の人がビーフジャーキーを持ってミートアップに来てくれたの!ヤバくない??しかも初日のエピソード聞いて、4日後に実際持ってくるとか最高すぎない?まじ最高だよ。

(訳者注:いまからわたしが書くこと、ミートアップの前に先にどこかのタイミングで書くか、もっと早くこのエピソードを訳せばよかったと思って、とても後悔しています。きっと彼らは3月のWBCでまた来るでしょうからその時のミートアップ、もしくは人生に於ける他の機会に生かしてください。彼らは日本の空港で日本への持ち込み禁制品であるビーフジャーキーを没収されてましたね。アメリカの空港でも同じように禁制品がチェック/没収される事が多々あります。そもそも持って帰る前に食べちゃうだろうし、持って帰ったところでアジア人ではないので目をつけられにくい=カバンの中身チェックされないでしょうけど、カレー、ラーメンはアメリカ持ち込み禁制品。肉類、肉エキス使用製品が基本的にNGです。一番やばいのはカレー。チェックが厳しいときはコンソメも引っかかる時があります。とはいえ我々在米人はたいてい買って持って帰るんですけどね……運悪いと税関でひっかかり怒られが発生します。日本出発便に対応する税関職員は全く日本語が話せないのにカレーとかラーメンっていう日本語が読めます。逆に、ベンは苦手だろうけど魚系は、それがたとえ刺身盛り合わせだろうが筋子1kgだろうが全部大丈夫で、お菓子なんかも問題なし。お酒も大丈夫。ただし缶ビールは破裂することが多いので要注意。食べきれなかったものを持って帰って、税関で処分されたら気の毒でしょう?禁制品は避けましょう。
どうでもいいけど、同じ肉でも空港で買ってそのままカバンに入れてるようなコンビニ弁当とかお母さんが作ってくれたお弁当とかにはなぜかすごい寛容。どっちかつとそっちのがダメでは?と思うんですけど基準が謎…)



そんなわけで、ここまでも既に信じられない一日だったけど、昨日は、たぶん今までで一番長い一日でした。2日目、3日目も長かったけどそれに匹敵するくらい長い一日だった。

ミートアップからNHKに行ったの。 NHKは日本で一番大きなニュース会社で一番大きい配信元だと聞いています。 
で、NEWSに生出演したの。  ミートアップで依頼されたんだ。そんな遠くないところに僕はいたけど車に乗って現地に向かって、夜遅かったから徹夜覚悟で行った。

NHKに向かったらそこは巨大なビルだった。
行く途中で「NHKは日本最大の配信元で、何百万人もの人がこれを聴くことになるんだよ」と言われて、や、ちょっと待って、と思ってさ。 だって、僕は日本にいるけど日本語しゃべれないよね。 なのに何百万人もの人が観てる生放送のニュースに1時間も出演するんだよ?

そんなこんなで到着したNHKは超coolだったの。
建物の中に入って、2階に案内されるとFOX SPRTS for Ben Verlanderと書かれた僕とプロデューサーのための楽屋があった。
(訳者注:FOXのサイトにベンが投稿している記事によると楽屋にはフライドチキンが用意してあった模様)

まずはリハーサルをするとのことで早めにスタジオ入り。スタジオに入ってみたら超キレイだった。巨大な照明、そしてセットには大谷翔平の装飾が沢山あった。 まずは、ダンボール切って作ったみたいな等身大のピッチャー大谷翔平、バッター大谷翔平がそれぞれ一つずつ。エンジェルスのもいろいろあったし、僕が行った日はメッツやヤンキースのもあった。ユニフォームも両サイドに並んでた。超かっこいいセットだった。

コントロールルーム(主調整室)は超巨大。僕はFox Sportsで働いてるけど、FOXのはNHKと違って部屋が仕切られてるって感じじゃなくてもっとあちこちにコントロールルームがあるんだけど、ここNHKのはすごく巨大で大きなコントロールルームだった。これは、FOXで見るのと同じくらい印象的。わぁー超規模大きい番組なんだなぁって思った。

で、リハーサルに入ったんだけど、全部リハーサルした後、いよいよ本番。
本番で何があったか。ちょっと説明させて。

この番組のプロデューサーは僕に今日の番組をスタートさせようとしてたの! でね、この大きなスタジオのど真ん中で番組をスタートさせることになったの。しかも、日本語(の単語を)話せって。 
そう、もいっかい言うけど、これはジャパニーズ・ニュース・ショー、日本の野球のニュース番組。僕は日本語は話せません。今知ってるのは15から20単語くらいで日々増加中。日本語上手になってきたじゃん!みたいな気分。でも、当たり前だけど流暢に話せるわけじゃない。なのに何百万人も観てる前でHi. I'm Ben. Welcome to…とか挨拶するところから初めなきゃダメ。
再現してあげる。

What's up? I'm Ben Verlander. 
Welcome to the World sport news, World Sports MLB  
ハ ジ マ ル ヨ !

which means let's go! どーだ!やったぞ!俺まじ完璧では?w
(超ドヤ顔) 

そのままクルーと一緒に1時間ニュースに出演したよ。一緒に出演した人たちも素晴らしかった。 質問も実にcoolだったしね 
日本語話せないのに質問に答えられるのは一体どういう仕組みになっているかというと、私はIFB(Interruptible foldback/アナウンサーとかが耳につけてるディレクターからの指示等を受けるためのイヤホン状のもの)を装着してて、日本語で質問されると、コントロールルームにいる誰かがリアルタイムに英語に翻訳して直接耳元に伝えてくれるってわけ。 
まじヤバくない?超カッコイイでしょ。 
超緊張してたけどやり遂げたよ。最高のマジでハンパない体験だった。

翔平の質問もたくさんあったしAaron Judge (アーロン・ジャッジ/本塁打記録更新しそうなヤンキースの打者)の質問、Albert Pujols (アルバート・プホルス/カーディナルスで700本塁打記録目前の打者)の質問もあった。とにかく昨日のNHKの体験は最高だった。



さて、ここからはみんなお待ちかね、日本に来てからずっと続けてるお楽しみのコーナー。今日は、

僕の兄、Justin Verlander についてです。
(ジャスティン・バーランダー/ヒューストン・アストロズ投手)

彼が今日何をしたか。僕は今日のアメリカが何日なのかよくわかんないんだけど、彼の今日(現地時間22日火曜日)のミネソタ・ツインズ戦での登板は歴史に残るものでした。ジャスティン・バーランダーは6回を投げノーヒット、10奪三振。6回を終えたところで投球数が91球となり残念ながら降板。
今シーズンの彼はトミー・ジョン手術以降二年間のブランクがあるとは思えない活躍をしています。
(訳者注:実際のブランクは去年一年です。手術は2020年9月)
彼は数字的に見てもよい一年を過ごしています。MVPとサイヤング賞を取った2011年よりもね。彼はアストロズの選手として初めて6回までノーヒット無失点10奪三振を記録、ランディ・ジョンソンに次ぐ史上二番目の年長投手です。

(訳者注:要はこのまま投げてたらおそらくノーヒットノーランだった、素晴らしいピッチングだということです)
(訳者注:ランディ・ジョンソン/ダイヤモンド・バックスの投手だった2004年、40歳8ヶ月で史上17人目の完全試合を達成し、1904年サイ・ヤングの最年長記録37歳1ヶ月を100年ぶりに更新。ジャスティン・バーランダーは現在39歳6ヶ月)

ジャスティン、あなたは本当に驚異的だ。僕は早起きしてここ日本からあなたの活躍を見守りました。そしてあなたをとても誇りに思いました。僕はいつも、ジャスティンがここまで出来る秘訣は何?って聞かれる。
何も無いよ。
彼を、ジャスティンを知っている人なら誰でも......彼の長いキャリアをずっと見てきた人なら誰でも知っていることですが、そこに秘訣はなく、彼はただ、ただ偉大なピッチャーの一人であるだけです。
彼はトミー・ジョン手術を受けた後、自分自身、そして自分の「腕」に厳しいリハビリとトレーニングをし、復活を果たしました。だから、僕はこの結果に驚きません。しかし、ここまでの数字を出すとは思っていませんでした。期待はしていなかったかって?もちろんそんなことはないよ。僕はジャスティンを誇りに思います。信じられない活躍です。

早起きして兄の活躍を見ていた僕に飛び込んできたもう一つの大きいニュースは、ロサンゼルス・エンゼルスが、球団売却を模索しているというニュースです。オーナーのアルトゥロ・モレノは球団売却に向け正式な手続きを初めたそうです。エンゼルスの資産価値2.2billion(日本円で3000億円)と言われており、メジャー全30球団中第9位。この価値はマイク・トラウトと大谷翔平が所属していることもその要因と言われています。
これは大変なことです。僕はオーナーでもGMでもないからチームに伝える術がないけど、エンゼルスはとにかく勝たないといけない。何か変化しないといけない。球団が売却されることで、エンゼルスは近い将来勝ちはじめる。みんなマイク・トラウトと大谷翔平がプレーオフに進出して勝つところが観たいんだ。うん、変化が必要。どうなるかはわからないけど、これはエンゼルスが再び勝利の道を歩みはじめる大きな第一歩になると思う。
とにかくこのニュースには驚かされました。まぁ何年後かだろうけどね。

(訳者注:正式な売却手続きには売り先確定後2年近くかかるそうです)

更にもう一つのニュースはこのポッドキャストの友達でもあるWalker Buehler (ウォーカー・ビューラー/ロサンゼルス・エンゼルス投手)が今日、二回目のトミー・ジョン手術を受けたこと。大抵の場合は復帰までに1年-2年を必要とする。僕の兄ジャスティン・バーランダーが同じ手術を2020年に受け、2020年の残り、2021年の全てを休んだようにね。これはドジャースにとって大打撃となります。さっきも言ったけどウォーカー・ビューラーはポッドキャスト友達だし、僕は彼の大ファン、そして彼は高いスキルを持つドジャースのエース、主力投手、ドジャースの大事な一部分です。大打撃です。では彼らはどうするか。ドジャースはおそらく新しい投手を獲得するでしょう。なぜなら彼らはエース抜きで戦わなければならないし、首脳陣が望む活躍をするピッチャーを補強しなければならないのです。しかしドジャースは優れたチームであり今年おそらくプレーオフ進出を果たすでしょう(8/29現在、88勝38敗2位のパドレスに19.5ゲーム差)
ウオーカーにはできるだけ早く回復して、またマウンドで素晴らしい投球を見せてほしいです。


さて、今日の配信もそろそろ終わりです。最後はこのコーナーword of the day しかし残念なことにマサは今日ここにはいません。僕らは今新宿中央公園の真ん中くらいにある滝の前にいるんだけど、まぁちょっといろいろあって。マサがいないのは残念だけど彼はすぐ戻ってくるし、今日は予めword of the dayを教えてもらってある。

二刀流 にとうりゅう

ニトウリュウ 意味はtwo-way player, これは大谷翔平のための単語だね。
うーん、だんだん難しくなってきたぞ。復習するね。
ヤキュウ/baseball サンシン/strikeout カンゼン…ユウ?カンゼン… Perfect game何?カンゼン…wwwwwwwwww ダイダ/pinch hit ニトウリュウ/two-way player 今何個?あ、カンゼンジアイ/Perfect game
いや僕頑張ったよwwwww 頑張ったと思うよw
僕は沢山勉強してる。昨夜のハジマルヨ/let's go もそうだ

(訳者注:ハジマルヨはどっちかというとlet's startだと思うのだが…)



日本でのエピソードは何もかもおもしろい(後ろの滝が唐突に止まって)あれ…今日の配信のために滝が落ちてたみたいだねw
みんなが僕と一緒に日本の旅を楽しんでくれているといいな。これは特別なことです。 これは魔法のような冒険で、僕だけじゃなく、ここにいるプロデューサーたちにとっても人生を変える旅です。 
このポッドキャストでの私のゴールは、この旅の一歩一歩をみんなにお届けすることです。 僕はこのコミュニティが大好きでみんなを愛してる。
今日も聞いてくれてありがとう。

(SNSフォローしてね、といつものお知らせを読んだ後)

 I will tell you all about it tomorrow for another episode Flippin' Bats

PEACE


大変遅くなりました。おまたせしました。みんなヘッドホンで聞いてみればわかるけど滝の音がいわゆる砂嵐に聞こえ、聞き取りづらい事この上ないだけじゃなく苦手な音(砂嵐)を夜中に延々聞いてマジで精神を病みかけました。
ベンは帰っちゃったし何故か帰って速攻親知らずを抜いていますが(こっちって10代で親知らず抜くはずだけどなんで今頃)

まぁ、とにかく、わたしのテキトー訳は後何日か続きます。もうしばらくお付き合いください。

皆さんコーヒーごちそうさまです!お返事が追いつかず返せてない人もいますが全員にちゃんとお礼を言いますのでしばしお待ちを!

頂戴したサポートは拙宅のイヌ(100lbs/45kg)のおやつ/アイスクリーム代になります。サポートをくださったかたのお名前(アカウント名)をアイス画像投稿時に記載することを考えております(メッセージ欄にご希望等書いてください) どうもありがとうございます!