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大谷翔平大好きニキこと ベン・バーランダー氏のPodcast「Flippin' Bats」を翻訳しました。その4


ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を愛してやまないFOXスポーツのMLBアナリストであり、ポッドキャスト「Flippin' Bats」のホストでもあるベン・バーランダー (https://twitter.com/BenVerlander) が大谷が生まれ育ち、彼の野球人生を育てた日本と、その野球文化を学ぶために満を持して来日。ハマスタ、東京ドームと続いて4日目の今日は大谷翔平選手の出身地岩手県花巻市よりお届けします。

*この記事だけ読まれると、ベン氏に申し訳ないので必ずYouTube/Podcasを流しながら一緒にお読みください。
*英語警察及びプロの皆様、どうかお目溢しを

*毎日頑張っているわたしにコーヒーでもごちそうしよっかな?っていう心がキレイでやさしい人、一番下のサポートからできます。お待ちしてます。


What's up everybody! Flippin' Batsの新しいエピソードへようこそ。


 僕はまだ日本にいます。今日は僕たちの日本3日目の体験を追いかけるよ。正直言うと今日が何日目かよくわかんなくなっちゃう…アメリカは何曜日?日本の3日目は日曜日だったと思う。 じゃはじめるよ。
3日目はまず、新幹線に乗るべく早朝朝5時に集合することからスタート。僕は4時半と4時45分にモーニングコールをセットしてた。僕たちは東京駅から岩手に向かう新幹線に乗ったんだ。僕は岩手のことをよく知らなかったし、きっとみんなもそうだと思うので簡単に説明したいと思います。基本的に州みたいな感じ、provinceで、いやprefectureみたいなもの…ごめんまだ勉強中なんだ。そうだね、prefecture、Iwateは県だね。僕たちはHanamaki-City(花巻市)にいました。うん、学びながら進めよう。


(訳者注:ベンがちょっと気の毒なので長くなりますが説明します。state / county/ province/ prefecture アメリカでは州はstate、いろいろな都市が含まれる郡をcountyと呼びます。日本語で郡と聞くと地方の小さな町や村の集合体、○○郡△△村という住所表記を想像しますが、アメリカの場合は大きい都市も含めた行政区分がcountyで、例えば、ロサンゼルス・エンゼルスの本拠地があるアナハイム市はオレンジ郡にある都市です。ベンが引っかかっていた最後の二つ、province/ prefecture はこちらでは使わず意味も似てて英語ネイティブは混乱するかなと。国によって県をprovinceと呼ぶところもありますが、日本の場合はprovinceは地方でprefectureが県。すなわち、正解は、東北province、岩手prefectureです)


新幹線はもっのすごく最高だったの。僕。昨日、みんなに「このポッドキャストは時速150マイル(241km)で動く史上最速の場所からお届けしています」って言ったでしょ。ごめん嘘言った。なんだと思う?実は時速200マイル(322km)だったの!そんなわけで昨日のポッドキャストは史上最速200マイルでお届けしましたが、新幹線は僕たちの期待を全く裏切らず最高最強超niceって感じだった。僕にとってはとても大事なことなんだけど客席の足元は広々してて最高だったし、新幹線の中で朝ごはんも食べてー、ってさ、朝ごはんについてささっと説明させて。だってこれも大事な日本での体験のひとつでしょ。あのね、プロデューサーの一人が朝ごはん買ってきたんだけど、中に鮭が入ったおにぎりでしょ、ツナおにぎりもあって…面白かったのはパンケーキで、ちょっとまって、あのねパンケーキ、具が、全部、豆なの。とにかく沢山のライス、鮭、ツナ、豆いりパンケーキ、あとはエッグサンドイッチもあったよ。みんなが想像するアメリカのトラディショナルなエッグサンドイッチとはちょっと違うけど、でも、文化を受け入れるために日本にきたからね。鮭おにぎりが好きだな。ボキャ貧で悪いけど、マジ旨かった。

(訳者注:豆のパンケーキはどら焼きですね。たまごサンド、アメリカのトラディショナルなものは薄焼き卵を折りたたんだようなものが挟まっているらしい。日本のは「エッグサラダサンドイッチ」に該当)



で、僕たちは花巻に到着しました。花巻は岩手県にある都市ね。着いてすぐに大谷翔平が子供の頃プレーしていた水沢リトルリーグを目指しました。花巻駅から車で30分くらいかな。これがまた最高の体験、リトルリーグを観に行ったことは特別な体験になった。水沢(現/奥州市 )は僕の故郷を思い起こさせるんだ。僕はアメリカのバージニア州の小さな街、グーチランドというところの出身です。グーチランドはリッチモンドとシャーロットビルのちょうど中間に位置し、田舎で、のどかな場所。沢山の野原があり、農作物の畑が広がっています。花巻と水沢の感じに似てるかな。

水沢リトルリーグのグラウンドは高速道路と高速道路(東北自動車道と金ケ崎バイパス)に挟まれてて、高速を降りてアンダーパスを抜けると2つの素晴らしいリトルリーグの野球場と対面するの。



この光景を見て、大谷翔平の野球人生はこの場所で…って思いが頭の中を駆け巡ったね。そう、じゃ思い描いてみて、アンダーパスをい抜けると左手には草原が広がっててー丘を越えるとーそこには文字通り大谷が育った水沢リトルの球場が広がってるの。なんていうか、さっきからずっと言っててこの先何度も言うと思うんだけど 、水沢リトルリーグでの体験は今までにない何にも似てないものなの。

まずはじめに、この球場なんかいいんだよねリトルリーグ向けなんだけど丁度いいサイズで。僕はここで、翔平が子供の頃から現在まで指導している監督(佐々木一夫氏)にあるエピソードを聞いたの。ライトフィールドの向こう側に川があるんだって。フェンスがあって、芝生があって木があって、その向こう側に川(胆沢川)があるらしいの。少年野球の選手にとっては近くはないよね?でも翔平はね、ただの少年野球選手ではないからね。どうしたと思う?ヒットをこの川まで飛ばしてたそうなのよ。しかも頻繁に。
(訳者注:リトルリーグのグラウンドはホームベースから外野フェンスまで、およそ60m、川までは更に20mくらい)

そこで監督は「ボールは安くないから川に向かって打つのは止めてくれ。うちのチームにそんなに資金はないんだ。反対側、レフトフィールド側に打ってくれ」と大谷に伝えた。彼は、それを、やり始めたんです。 

今、僕たちは翔平がいつも反対側のフィールドに打球を上手く飛ばすのを目撃してるでしょ?彼は頻繁に川にボールを飛ばしちゃって、当然失くして、チームにはボールを潤沢に買う資金はなかった。これが大谷の打者としての原点ってこと。超かっこいい。

僕たちが到着したとき水沢リトルリーグの子供たちはちょうどそこで練習をしていたんだけど、僕らは信じられないような体験をしたんだ。

文化、特に言語の違いって大きいよね。母語が違うかと会話はできない。でも僕らはボディランゲージでコミュニケーションして、お互いに尊敬して感謝することができたの。 子どもたちはは帽子を取って僕にお辞儀をして、僕も彼らにお辞儀をして。あのね、手はふらないの。学びがあったんだけど、みんな頻繁に手を降ったりしないのね。でも僕が子どもたちに手を振ると、子供たちは「OH!」と言いながら手を振り返してくれたりして。 子どもたちとの体験はとても感情に強く訴えかけるものでした。 

SOURCE:https://youtu.be/K42pfmSLH4A


子どもたちと交流したあと練習を見学した。リトルリーグチームといえども練習はとても入念で素晴らしいんだ。練習が終わったら彼らはまた僕のところへ来て、全員の帽子でしょ、グローブでしょ、バッティンググローブでしょいろんなものにサインをさせられたんだ。一人の子は小さい水筒を出したけど全体が黒で、ちょっとだけピンクとか薄い色があって、彼がここは?って指差した部分にサインしたりね。

帰る準備をしてたら車の前にみんなが一列に並んだの。何が起こったのか分からなかったんだけど、子どもたちは同時に帽子を脱いで、頭下げて…まさに聞こう。ねぇマサ、昨日リトルリーグの子なんて言ってた?ありがとうだよね?、そう、彼らは一列に並び、頭を下げてありがとうって。そして、私も同じように彼らにお礼を言いました。 そして、私たちが車を出そうとしたらみんな一斉に車に近づいてきてさよならって。

SOURCE:https://youtu.be/K42pfmSLH4A


毎回強調してるけど、子どもたちは僕に集まってきてるんじゃないよ。 僕がなんかすごいとかでもない。 これは、僕らの大谷翔平への愛とリスペクトだってこと。 さっきも言ったけど、文化の違いは大きくて、僕と子どもたちは共通の言語を持たない。でも大谷翔平っていう名前の言語で通じ合い、僕も、子どもたちも、お互いに明らかに尊敬し感謝しあった。しかも彼が子供の頃プレーしたフィールドでね。
僕は車から手を出して、そしたらみんな僕にハイタッチして、ありがとうと言ってくれたんだ。 とても美しく、とても特別な瞬間でした。 
とても美しい場所、高速道路に挟まれた普通のグランドに野球をしているリトルリーグの子どもたちがたくさんいてさ。だけど、こんな事起こると最初から思っていく?超coolな出来事だった。 



次は翔平の母校である花巻東高校に向かいました。 車に乗って30分くらいかな。途中でコンビニに寄ったの。あのねアメリカではコンビニ行って寿司買おうとか思わない。お寿司買ったんだけど、マ ジ 最 高

SOURCE:https://youtu.be/K42pfmSLH4A


他にもいろんなの食べてみた。寿司マジ旨い、ミートボールとシュウマイマジ旨い、サンドイッチマジ旨い、たくさん食べたのは言うまでもないけど、どれも本当においしかった。 

で、再び車を走らせた。しつこいけどみんなにこの風景を思い描いてほしい。だって僕はみんなと一緒にこの冒険をしてる連れてきているとおもってるからね。この高校までの道のりで、私はまた故郷を思い出しました。それは一方通行の一本道です。 片側は畑で、もう片側は野原の中にぽつぽつと住宅があって、植物や木が茂ってて美しい、美しい田園風景です。とても田舎です。アメリカ中西部の田舎のような、みんな知らないと思うけど、もし僕のホームタウンであるバージニア州のグーチランドをご存じならそこにとても似ています。 

そして岩手県花巻市にある花巻東高等学校に到着しました。一番最初に思ったこと。Oh my gosh! アメリカの大学みたい。大きくて、美しい。僕は今、翔平が高校生活の90%くらいの時間を過ごしたであろう花巻東高校の野球練習場に座ってお届けしています。

SOURCE:https://www.hanamakihigashi-h.jp/life/facility.html


とても規模の大きい学校です。ここに到着するとすぐにこの巨大な建物が目に入りますが、これは多目的アリーナで、バスケットボールコートがあり、バレーボールもでき、野球の室内練習場もあります。 超coolなところです。 僕らは最終的に車を停めたこの場所からは野球場はまだ見えませんでした。

でも歩き始めて角を曲がると初めて球場が見えました。僕が今座っているところは練習場、選手はここで長い時間を過ごすけど試合は全て専用の球場行われます。 僕が「球場」と言った時、球場についてだけを語ります。僕はこれまでリトルリーグから高校、大学、プロ野球まで、何千何万という野球の試合を見てきましたが、この球場はマイナーリーグのプロ野球の球場を思わせるものでした。 とてもかっこいい外観をしています 
 

(訳者注:ベンは花巻球場を花巻東高校の施設の一部だと勘違いしているようです。以下語られている球場は花巻球場です)

SOURCE:https://youtu.be/K42pfmSLH4A

SOURCE:


収容人数は12,000人くらいの、大きな、大きな球場です。近くまで歩いて行ってもフィールドは見えず、見えるのはスタンドと外野のスコアボードだけです。 このスコアボードがまた超おっきくて美しいんです。 ひらがな・カタカナ・漢字が書かれていてカッコイイです。 このスタジアムは外から見ても大きいのですが球場内に入ると、さっき言ったとおり、やはりとにかく大きくて、内野はダート(土)でできています。外野も非常に美しく、よく手入れされ整った状態の芝でできています。まるでマスターズ・トーナメントが開催されるオーガスタ、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのようです。
とにかく最高です。美しいバッターズアイ(バックスクリーン) 、スコアボードもすばらしい、美しいフェンスもあった。つまり、これは僕が今まで見たことのあるような高校の野球スタジアムではなく、今まで見た何にも似ていないものでした。 



さっきも言ったけどこのグラウンドはとても美しいです。  僕がこれからする話のためにみんなの脳裏にこの風景をセットしておきます。

(訳者注:観たほうが絶対わかりやすいので画像貼ります)

野球場のフェンスはかなり遠いと思います(両翼92メートル、センター120メートル)人が座れるような芝生あり、そのうしろに木があります。大谷翔平が!打った!打球が!右中間を越え!フェンスも!木も!その全部を越えたと!いう話を聞いて確認してみました。木も越えたんだよ、木だよ??? 
大谷翔平の打球と同じくらい遠くに飛んだボールは見たことがないと言われました。 誰もそんな



僕がいる間、花巻東の選手はこのグラウンドで他のチームと練習試合をしていました。 聞いた話によるとここ何日かは、練習、試合、練習、個人練習、こんな感じで彼らは野球漬けの毎日です。僕は試合を見に来たのですが、彼らは試合が終わるとまた練習に戻るのです。だから練習も見れました。これはとても感動的でした。僕が日本に来てから観た中で最も運動量の多い練習でした。 野球をやっている人なら知っていると思いますが、好きなところに走者を置くという練習をやっていました。例えば一塁と二塁にランナーを置き、監督がノックを打つとランナーはホームに向かって走る、みたいな練習をしていました。

(訳者注:シートノックのことだと思います 

運動量は多く、たくさん声を出し、多くのコミュニケーションがありました。 僕は練習を2時間位みてたのかな?彼らは1-2回だけありがちなエラーをしただけで精度が高い守備でした。上出来だと思います。見ていてとても楽しかったし、coolでした。

僕は、チームの他の誰よりも背が高く体格のいい選手が気になりました。 それで、あれだれ?って名前を聞いたらSasakiという名前でした。ラストネーム、名字ね。 

(訳者注:佐々木麟太郎選手/花巻東高等学校の佐々木洋監督の息子さん)

SOURCE:https://sp.baseball.findfriends.jp/player/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E9%BA%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E/

SOURCE:https://sp.baseball.findfriends.jp/player/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E9%BA%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E/

彼のスイングアップローチはプロだ。 それ以外に言いようがない。直近2シーズンで70本以上のホームランを放っていると聞いた。 しかもこの球場は決して小さくない。むしろ巨大だ。なのに70本もホームランを打つなんて!@僕は試合を見て彼に注目したけど、なんて才能なんだ!
花巻東高等学校の体験はだった最高だった。


ここからホテルへと向かった。僕たちは動画とか写真とかをたくさん撮って一日の終りにホテルへ移動しました。TwitterやTiktokで出すからね。
で、このホテルの体験はマジですごかった。ホテルは日本の伝統的なスタイルのホテルでとても美しくで気持ちのいいところでした。 何が起こるのかわからないまま部屋に入ったら、そこは、タタミルーム、だった!

(↓ベンの口調に合わせて文章を構成してあります。)

僕もタタミ(畳)ルーム知らなかったけど、みんなもわかんないでしょ。
説明しよう!
部屋に入るよ。 まずドアを開ける、すぐさま靴を脱ぐ。一段高くなってるからねとりあえず靴脱いで、部屋入って、周りを見渡す。
何だと思う? ベッドがない!!!!!
僕はタタミルームがどんなものか知らなかったの。実際ベッドがないのはちょっとショックだったwwwww
自分の部屋にベッドがなくてさ、そのかわり部屋のど真ん中にテーブルが置いてあってさ、椅子が二つ地面に直置きされててパッド付き。 とても個性的な床!これがタタミルーム!  マ ジ で か っ こ よ か っ た。後ですぐにわかったんだけど、ディナー食べに行ってる間に誰かがベッド作りに来てくれるの。知らなかった。 僕ベッドがないことにちょっと不安になって部屋の中歩きまわっちゃったりしてるけど、今思うと、マジでcoolじゃない?僕は日本にいて、伝統的な和室であるタタミルームを体験できたんだ。マジよくない?その後、夕食を食べに行って戻ってきたら!ベッドが設置してあった!
(訳者注:言うまでもなく布団が敷いてあったってことです)

これはクールな光景で、特別な体験。 僕は日本の文化を受け入れー、タタミルームにいることを経験しータタミルームは最高でしたっ! 

でね!夕食といえば!もうひとつ学んだことがあります。 
みんな夕食にローブを着ていたんです。 僕はどこへ行ってもできるだけ日本文化を受け入れています。 これ僕にとって大切なことなんだ。 せっかく日本に来たんだしできる限り文化を受け入れその中に身を置きたいと思ってるからね。

で!部屋にあるローブを見つけた。ローブって今まではタオル地だと思っていたけど違うの。でもローブなの
(訳者注:言うまでもなく浴衣のことです)

部屋で見つけて着てみたら、このローブには様々な部品があることがわかりました。 まずロープでしょ、ベストスタイルのトップスでしょ、ウエストに巻くネクタイのようなもがある。
(訳者注:ベストスタイルのトップス=陣羽織のことです)

僕はローブ着て準備して他のチームやプロデューサーと合流して夕食に向かったんだけど、こ れ が ま た 素 晴 ら し い の。
ホテルのトラディショナル夕食で想像するものといえば、ビュッフェ。しかし高級で、大規模なビュッフェでした。 僕 の 人 生 で 最 高 のビュッフェで、想像できるものなら何でもありました。 パスタ!SUSHI!SASHIMI!スープ!サラダ!ライス! なんかいろんなものが入ったボウルがあったんだ。 最高でした。 夕食も素晴らしい経験でした。 
それから部屋に戻ったらーなんとベッドメイキングをしてくれていたんです。 部屋に入ってきてーなんだと思う?僕のためにーベッドを敷いてくれたんです。 誰かが来てータタミの上にベッドを敷いてくれたんです。  タタミルームの床材がユニークだった。 彼らはそんな床にをベッド敷いてくれて、めっちゃくちゃぐっすり眠れたんだ。 めちゃいい夜だった。

(↑ベンの口調のマネ終わり)

寝る前に 日本で初めてのオフィシャルミートアップに行ったんだ。岩手の花巻で、8時から。 朝以外ぜんぜん宣伝してなくて。僕のホームタウンみたいな小さな町だから土地は広いけど人が少ない。 だから何を期待したらいいのかわからなかったんです。 8時からの予定ね。いい?僕が8時5分に到着すると、そこには大勢の人が到着を待ってくれていました。 なんて言えばいいの嬉しくて笑顔にならざるを得なかったんだよ。信じられなかった。 僕は人だかりの中に現れました。待っててくれたのは おそらく15人くらいで、拍手をして、手を振ってくれて僕にプレゼントをくれたんだ。 僕プレゼントをもらったの!!!!見て。決して僕のことではないんだ。 これは翔平なんだ、ショウヘイ・オオタニ・ミートアップなんだ。 これは大規模な大谷翔平感謝祭で、僕とあなたはお互いを理解できないかもしれない。 僕とあなたの文化はとても異なっているかもしれません。 しかし、僕たちが共通して持っているのは、大谷翔平に対する愛と尊敬と感謝です!

彼らは、僕がアメリカでやってることをはっきりと褒めて、それを高く評価してくれています。 だから、このような反響や愛、そしてギフトがあるのだと思います。 新聞記事にサインを求められたり。 ギフトの一つは私のために作ってくれたガラスのペンなのですが、とても透明で、とてもcooolでした。 誰かが作った風鈴があったのですがすごくきれいでした。 日本語で書かれたメモがあり、それを翻訳してもらったのですが、最高にカッコイイ言葉でした。 参加できなかった人たちが花を贈ってくれていて「ありがとう!flipping bats大好きです!」というメモと一緒に私を待っていたんです。  flipping batsのコミュニティは毎度僕を圧倒するよ。

今回のミートアップで交わした会話は特別なものでした。 その中でわすれられないことがあります。ある人が僕のところに来て、「あなたにお礼を言いたいんですがその前にどうしてかを説明させてください」って言ったの。「岩手の人はシャイで、考えや感情を人には話さない傾向があります」そして彼は、僕の大谷翔平に関する話題の話し方についてや、僕が大谷がメジャーリーグで最も価値のある選手であるべきだと考えていることを具体的に言い、 続けて「あなたは一日中我々が思っている事を代弁しているようなものです。なぜなら、ここの人たちは外に出てオープンにそれを言いたがらないし、とても恥ずかしがり屋なんです。 僕たちの感情を表現してくれて、岩手や花巻を美しく表現してくれて本当にありがとう」と彼は言ってくれた。最高にcoolだった。
もうひとり、ある末期の病気の患者の女性が、私に会うためだけに40分もかけてやってきて、40分車を運転して着てくれて。この話のすごいところは、病気で人生を悲観していた彼女をの考えを、大谷翔平選手の存在がが変えたのです。翔平の持つポジティブさ、彼の持つ優しさ、彼が今アメリカにいること、そしてそこでやっていることは、人生に対する前向きな考え方そのもので、彼女は彼の生き方を追うことにしました。そして彼女は前向きになりました。そして翔平への愛と感謝で彼女は僕を見つけました。YouTubeを見て、人生への感謝を得続けています。なんて感情を揺さぶられる話だろう。それはとてもcoolで、とてもパワフルで、とても特別なんだ。 彼女は昨晩、その話を僕とただ共有するために、車で40分かけて待ち合わせの場所に来てくれたんだ。 本当に特別な時間だった。 


(ここからはメジャーリーグ最新情報のコーナ。きょうは概要をざっくりまとめます。)

-アルバート・プホルス、超絶好調
土曜日に691号692号、二本のホームランを打って、700本塁打にどんどん近づいている、オールスター・ブレーク以降、信じられないことにアルボア・プールホールは全球団で最高の打者になっている。700本塁打達成を狙っている模様。
彼は今年絶対に引退すると公言しているが、もし今シーズン、698本で終わったとしたら?映画Mr.3000(2004年公開)のように復活したらいい。


ここからは毎日新しい言葉を学ぶ、Japanese word of the dayです。
マサがきてくれました。ありがとう

僕たちがこれまでに学んだ単語をおさらいしましょう。 まずはヤキュウ、baseball。 2番目はサンシン、strikeout、3番目はカンゼンジアイ、Perfect game 
今日もマサが来てくれました。 マサ、来てくれてありがとう。

Masa, thank you for coming out here. 
What is today's word? Japanese word of the day.

代打 だいだ

Okey. ダイダ 意味は何?Pinch hit ダイダPinch hit
カンゼンジアイPerfect game サンシンstrikeout ヤキュウbaseball
ねぇマサ、僕どう?

超いいよ

でしょ???実際僕もかなりいい調子だと思ってる。

(すべてのソーシャルメディアをフォローしてねというお知らせと感謝の言葉が読み上げられ)

聞いてくれてありがとう!今日のエピソードをみんながエンジョイしてくれることを願っています。楽しいことがたくさん詰まった3日目のまとめをここ日本からお届けしました。

I will see you all next time for another episode of Flippin' Bats

PEACE


きょうもお読みいただきありがとうございました。

それからコーヒーをごちそうしてくれた人、ありがとうございます。もう少し頑張ろうかな、という気になれました!

今日訳してて気になったことがあるので書き添えます。ベン氏はもしかしたら今までの人生で日本どころかアジアの文化にふれる機会がほとんどなかったのではないかと思います。実は、彼がおにぎりを rice cake と言っていることに衝撃をうけました。おにぎりはrice ballです。rice cake はお餅類のこと。大福なんかもrice cakeです。それからPot Sticker、餃子のことですが食べていたのはシュウマイでdumpling。最近はGyouzaという単語を知る人もとても多いです。最後にローブ。浴衣状の何かを見て、ローブと呼ぶ人をリアルに見たのは初めてです(間違ってない/キモノという人が圧倒的で、むしろ薄手のつるつるした素材のローブがキモノっていう名前で売られてたりする)
今日で逆に、彼が日本文化から如何に遠いところにいながらも大谷と日本をリスペクトしていたのかがよくわかりました。文化を受け入れそのままやってみる精神は尊敬に値します。

頂戴したサポートは拙宅のイヌ(100lbs/45kg)のおやつ/アイスクリーム代になります。サポートをくださったかたのお名前(アカウント名)をアイス画像投稿時に記載することを考えております(メッセージ欄にご希望等書いてください) どうもありがとうございます!