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投資と投機の違い

世間の投資のイメージ

皆さんは投資と言えば何を思い浮かべますか?
株や投資信託などでしょうか。厳密に言葉の定義がないので、投資はギャンブル(=投機)などと言われてしまうこともあります。私も高校生の時に株取引をやっていたのですが、人によって全く投資に対してのイメージが違いました。投資は全てギャンブルという人もいたり、FXとかは怖いという人もいました。今回は金融商品の違いも交えて考察してみたいと思います!

投資の定義

投資の定義とは、ズバリ期待値と私は考えます!以下で詳しく説明します。

投資の定番といったらやはり債権と株式でしょう。これは、利子や配当金といったかたちで投資家が収益を得ており、尚且つ参加者全体の利益がプラスとなっています。債権であれば債権の発行者はお金を借りることができ、投資家はお金を貸すことで利益を得ています。株式であれば企業が株券を発行することで資金を調達し、投資家は配当金や株券の値上がりにより利益を得ています。このように、投資家全体で見れば収益はプラスです。一方でFXなどはゼロサムゲームといわれ、儲かる人がいればその分損する人もいます。(FXの仕組みについてはまた詳しく説明します)しかし、投資家1人の目線に立った場合においてFXをリスクヘッジ(円だけでなく他の通貨を買うことで円安のリスクを軽減するなど)や差益を狙って利用することもあるので、投資家全体ではゼロサムゲームであってもFXは立派な投資商品であると言えます。投資家のポートフォリオ運営で期待値がプラスになるために利用される金融商品は投資商品と言えると思います。

投機と言われる理由

しかし、投資と言われるべき金融商品が投機と言われる理由はなんなのでしょうか。これは、決定的に知識です。株であろうとFXであろうと購入の仕方によっては破産します。リスクを管理してない行為は投資商品であってもギャンブルになり得ます。つまり、怖いのは投資家いや投機家自身なのです。しっかりと勉強しないといつかは破産します。よくFXや仮想通貨で億万長者になったが破産した人を聞きますが、これは宝くじと同じで危険な取引でたまたま成功したが危険性を放置して転落した良い例だと言えます。また、投資関連は確かに詐欺が多いです。これも知識がないとわからないでしょう。たとえ合法的であってもとても期待値をプラスにすることができない仕組みになっている金融派生商品は山ほどあります。メジャーな株は東京証券取引所での市場売買なのでその点に関しては大丈夫なのですが、金融商品によっては相対取引であったりして勝つのが難しいものもあります。これはまた他で記事にします。以上の2点はしっかり学ぶことで対策できると思います。投機をしているのは知識のない人であるとも言えます。

まとめ

投資と投機の違いは期待値によって分けられます。そして、投資家は正しい知識を身につけることで投機をやめて投資をすることができるのです。確かに、投機で大きくお金を増やすことはできるかもしれないですが、お金の使い方や学びを考えても投資をすることをお勧めします。


最後まで読んで下さりありがとうございました。初めての記事でしたが、これからも頑張ります。よろしければ、いいねや他の記事もよろしくお願いします!

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