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稼働停止が許されないIoT機器、障害時でも通信を確保し続けるには?

こんにちは、マジセミ寺田です。
いつもマジセミにご参加いただきありがとうございます!

今回は、「稼働停止が許されないIoT機器、障害時でも通信を確保し続けるには?」というテーマについて解説するセミナーを企画しました。

2023年8月1日(火)14:00 - 15:00


製造業・官公庁など、事業インフラとしての利用がすすむIoT機器

昨今の製造業では、産業用機器やポンプ設備、定点観測が必要な機器へのIoT機器の組み込みが進んでいます。
また自治体においても、河川の水位監視や地滑り検知といった防災の一環としてIoT機器の利用が拡大しています。
これによって、より細やかな監視や必要に応じたメンテナンスが可能となり、高い生産効率を実現しています。

稼働の停止は大きな損失につながるため、障害時でも通信の確保が必須

IoT機器が提供する情報は、企業や自治体がスムーズに機能するための重要なインフラとなっています。
そのため、稼働の停止は大きな損失を招きます。たとえば、製造ラインでの機器の故障が未察知となり、生産停止につながると、膨大なコストが発生します。同様に、自治体が防災情報を適時に得られない場合、被害を未然に防ぐチャンスを逸してしまう可能性があります。
これらのリスクを避けるためには、IoT機器が常に安定して通信を続けることが求められます。

「デュアルSIM」は実装ハードルが高い

通信の中断を防ぐための一つの手法として、「デュアルSIM」があります。これは異なる携帯電話網に対応した複数のSIMカードを機器に搭載し、一方が障害により通信ができなくなった場合でも、他方で通信を続けるという方法です。
しかし、SIMスロットを複数個用意するというハードウェアの設計変更が必要となるケースがあるため、部品のコストや基板上の実装面積の点で、実装ハードルが高いという課題があります。

1枚のSIMで複数回線に接続できる「マルチプロファイルSIM」、回線自動切替えが可能な「CONEXIOBlackBear」

本セミナーでは、IoT機器が安定して通信を続ける方法として「マルチプロファイルSIM」と「CONEXIOBlackBear」を紹介します。
マルチプロファイルSIMは、1枚のSIMで複数の通信キャリアに対応可能な技術で、機器の設計変更や追加コストなく、デュアルSIMと同様の効果を実現することが可能です。
さらに、CONEXIOBlackBearは、マルチプロファイルSIMを活用し、通信障害時に自動でキャリアを切り替える機能を持っています。これにより、通信の安定性を確保しつつ、運用の手間を最小限に抑えることができます。
稼働停止が許されないIoT機器の運用に携わっている、製造業・官公庁・インフラ設備対応部門の方はぜひご参加ください。

★ここでしか聞けない内容です!★

2023年8月1日(火)14:00 - 15:00

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