ギュンター・シュタイナー

F-1を見ない方にとっては
なんのこっちゃというタイトルです。
でもF-1ファンなら
「ギュンター親分」として
大変親しまれている
ハースF-1チームの代表です。

そのギュンター・シュタイナーが
ハースF-1チームの契約更新が
されませんでした。
解雇という形ではなく。

鈴鹿GPでは
「Marry me!」「Make me your son!」などの
プレートを掲げた人がクローズアップされて
ギュンター親分と周りの人の
笑いを誘っていました。

ハースを10年間牽引、というか守ってきた人。
この数年は資金繰りに奔走して
ドライバーの起用も
いきなり新人2人を起用したり
元の古巣メンバーに戻したりと
忙しかった。

チームの状態を聞かれて
「クソだよ」と笑顔で言い切ったり
それでもチームのために
懸命に動く姿に
F-1というスポーツの
スポーツ以外の側面の難しさと
面白さを教えてもらった。

今年の鈴鹿GPは秋ではなく4月開催らしいけど
お馴染みのジョークプレートは見られなくなってしまうんだろう。

後任にはエンジニアの小松礼雄氏が就任する。
日本人エンジニアに政治的で複雑なF-1チームが
コントロールできるんだろうか?
祝福より不安が大きい。
ギュンター・シュタイナーの
あのエネルギッシュな働きを見ていたからこそ
後任には本当に頑張ってほしいと思う。

本当はJuju(シンガーじゃないよ、野田樹潤)の
スーパーフォーミュラ参戦を祝いたかったのだけど
ギュンター親分のニュースに吹っ飛んでしまった。

今年のF-1は楽しみが多そうだと思っていたけれど
推しの喪失は結構大きい。
でも、今年も欠かさず見ていこうと思うのです。
さよなら、ギュンター親分。
でもどこかでまた会えることを祈って!


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