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2/10 緑橋から曽根(AlsyaRとか曽根駅前の像とか『play is pray』とか)

こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター< あっ、もう2月が終わってしまう!!!!!>ミツルギです。
2月10日のことを書きます。
この日、まず行ったのは、緑橋です。
目的は、

看板

『AlsyaR』のライブです。
この『AlsyaR』は、フルートとギターのデュオです。
仲良くしてくれてるギターの仲山涼太くん(開演前音楽祭に出てもらったこともあります)とフルートの仲山あゆみさんのご夫妻です。

売り切れてました。

場所は、
CAFE&GALLERY『SENJYUDO』
です。
86年間続いたパン屋さんから新たにCAFE&GALLERYとなったそうです。
美味しそうなものがたくさんありました。

カフェスペースを奥に通ると手ごろな広さのホールがあるのです。

「C」が待ってました。

私達の席はCのテーブル。
テーブルには「C」が待ってました。
これも涼太くんが作ったそうです。

コーヒーとクルンジ

チケット代にワンドリンクついてたので、コーヒーをつけてもらいました。
せっかくなので『クルンジ』もいただきます。
『クルンジ』、ちょうどパイとクロワッサンの中間ぐらいかな?
甘さとサクサク感がいい感じです。

食べ終わった頃にライブが始まりました。

どこかで聴いたことあるけど、タイトルのわからないクラシックとか、
耳馴染みのあるヒット曲とかを演奏してくれました。
フルートってそんなに聴いたことがないです。
なんどかオーケストラを聴いたことありますが、フルートだけってなかなか聴けないですよね?
イメージは綺麗な音色だということ

なんか「怖い」ということ
です。
なぜ怖いのか?
たぶん小学生のときに観た『横溝正史シリーズ』の
『悪魔が来りて笛を吹く』
のドラマのせいだと思います。
綺麗だけど不気味で、鳥肌の立つ気分でした。
私のように「怖い」イメージのある人はほとんどないでしょうが、「淋しい」イメージの人はいるんじゃないかな?
『AlsyaR』のフルートはひたすら明るく、曲によっては飛び跳ねたくなります。
フルートって変わった楽器ですよねー。
人が歌う代わりにフルートが歌ったりするのです。
イントロ部分からそのまま歌詞の部分に違和感なく入れるのがフルートの強みですねー。
その一方、ギターは伴奏のようで、いつの間にか表に出たりして、ほんと自由自在なんだなーと思いました。

いつも年1回、バレンタインの頃にライブします(今年はもう1度あるらしいですが)。
にもかかわらず、『AlsyaR』のお2人がコロナになったり、私が無職になってしまったりとやっと今年、タイミングが合いました。
今年は運がいい気がします。

帰りは森ノ宮まで歩いて環状線で梅田まで出て、一路曽根へ。
滅多に来ないので、早めに行ってウロウロするつもりです。
すると曽根の駅前にカワウソが居ました。

カワウソ

なんで?
と思ったら横に小鳥たちが。

小鳥

なんだろうこれ?
と思ったら、下に台詞が書いてました。

カワウソと小鳥の台詞

あーなるほどこういうことかー・・・
ただカワウソくん、小鳥さんには小鳥さんのペースがあるから急かしてはいけません。

女の子

私はちょっと見で
苦しんでるのかな?ジタバタしてるし。
と思いましたが、

女の子の台詞

喜んでました。

男の子

男の子もいました。

男の子の台詞

うーん、男の子は小鳥に冷たくされてます。
男の子にも優しくしてあげてほしいです。
そのせいか誰かが耳当て、帽子、手袋の本物をプレゼントしてくれてます。
誰かは見てくれているのです。

仔イノシシ

こちらには仔イノシシです。
ウリ坊なのです。

カメ

カメもいます。

仔イノシシとカメの台詞

人間は来てもらうことばかり考えてますが、仔イノシシとカメはこちらから行くことにしました。
人間は考えるべきかもしれません。

平和の呼び笛

ほら、人間の方に動物が来てもらってます。
この笛の真似を小鳥は真似しているのでしょう。

これは誰の台詞?

いきなりナレーターが出てきたようです。

カルガモの子

カルガモの子の視線の先は、

カルガモの親

カルガモの親がいます。

カルガモの親子の台詞

他の動物のために譲ってあげるということかな?
一列を守る躾するぐらいだからそれぐらいの道徳観あるのでしょう。

小鳥と少女

ほら、女の子には優しい小鳥です。

ネコ

ネコです。
小鳥はやはり近づきません。

ネコと少女の台詞

少女はもっと大きくなって笛吹の少女に会いに行くつもりのようです。
いつまでも笛を吹いていると思ったら大間違いだと私は思いますが・・・。
ネコは自由でマイペースです。
イラッとするぐらいマイペースです。

曽根の駅前の像でかなり楽しんでしまいました。
こういうのっていいですねー。
現実の中に少しのファンタジーが生まれます。
私以外誰も気にも留めません。
それぐらい街に馴染んでいるのです。
こういう街なので、

タヌキ

タヌキもいます。
安心してください。

水路と像

豊中市立文化芸術センターの前にこんな水路と像がありました。
この像、翼があります。
悪魔っぽいけど、違うのかな?
いや、見かけで判断してはいけません。

時間があるのでお茶しました。
豊中市立文化芸術センターのそばの
『ポレポレ』
というお店です。

照明とその上の扇風機

照明とその上の扇風機がクルクルと。
これだけで昭和ムードが漂います。
素敵です。ずっと居たかったぐらい。

コーヒーとカフェオレ

私はコーヒー、妻はカフェオレ。
カフェオレはたっぷりありました。
美味しくいただきました。
ここ、ディアミートカレー(鹿肉カレー)があるのです。
次はこれを食べます。
次がいつかわかりませんが。

『ポレポレ』を出てブラブラ。

自転車にのるカエル

こんなに器用なカエルがいる豊中って侮れません。

おなかが減ったので、ご飯を食べます。
ここに行くことに決めてました。
駅前のダイエーの上にある中華料理店『若水』です。
ボリュームがあって、安いと評判だったもので。

スーパーの上ならではの壁のないタイプのお店です。
いかにもな町中華です。

五目そば

私は五目そばを、妻はあんかけ天津飯を頼みました。
なぜかあんかけ天津飯の名前は
『ストレス』
でした。
?????
なぜそんな名前なのでしょう?
食べても食べても減らないからでしょうか?
チャーシューとかエビとか豚肉とかが入ってて
「こんな値段で出してたら、儲けなれへんやん!」
という作り手の呟きでしょうか?
でも、ここに行ったら『ストレス』を頼んでください。
美味しくて安くてボリュームたっぷりです。
間違いありません。

で、いい時間になりました。
豊中市立文化ぎ芸術センターへ。
目的は

チラシ

幻灯劇場&日本センチュリー交響楽団弦楽カルテット『play is pray』を観るためです。
前にラジオドラマで藤井颯太郎くんに会ったことあります。
そのときからどんな芝居作るのか気になっていたのです。
あと鳩川七海さんはオパンポン創造社や一人芝居で観たことあります。

終演後撮った舞台写真

今回は弦楽カルテットとDJ とのコラボです。
平日は管弦楽カルテットの出演が無く、料金が1000円安かったので、そっちにしたかったのですが、
「これは管弦楽カルテットが出て1000円高いだけやったら安いって」
と妻に押し切られました。
結果、それで良かったです。
よく押し切ってくれました。

終演後撮った舞台写真

客席は舞台の角を中心として、L字に伸びてます。
段差がついてます。
舞台はフラット。
楽器と譜面台があるぐらいです。
壁の向こうには空があるようです。
机と椅子もあったかな?
出てくる小道具もカバンとノートとコップぐらいだったような。
衣装は無国籍風です。
ジプシー風とでも言うのかな?
鳥の翼があるようにも見えます。

終演後撮った舞台写真

ひたすら体がキレてます。
お尻をついた姿勢からクルリと回る振付が多いです。
それが時間を超えてるのか?
空間を超えているのか?
世界を超えてるのか?
わかりませんが、何かを移動しているように見えます。

音楽もやはり凄いです。
管弦楽カルテットはやはり音が分厚いというか、わかりやすく言うと

ボン!!!!!

と来ます。
これ以上説明しようがありません。
そして、DJ。
なんか不思議な余韻のある音楽です。
この作品自体の不思議さを現しているかのようです。
ファンタジー色が濃くなるのです。
このどこかファンタジーな世界觀が、物語の悲劇的な部分を和らげているように思うのです。
この音楽がお芝居と凄いバランスで絡み合ってます。

お芝居って、間口が広くてこれだけダンスや音楽などいろんなものを飲み込んでもお芝居はお芝居なんですねー。
全部一体となって迫ってきます。
ほんとこの芝居は迫ってくるというのが相応しいのです。
客席にずんずん迫ってきます。

話は『運命』というものをわかりやすく、提示してくれたストーリーだと思いました。
そう、わかりやすいのです。
深読みしようとすればいくらでもできるし、深い穴が空いているような不気味さもあるし、想像力を刺激する何があります。
ストーリーもバランスが絶妙なんですよねー。
観たことのない芝居なのに懐かしい感じさえあります。

「つまらない話ができる幸せ」
について考えました。
今だから生まれた台詞な気がします。
印象的でした。

ここ3年ほどで一番驚いた芝居です。

普段聴かない音楽に包まれた一日でした。
世の中、面白いものってたくさんあるんだなー、私が知らなかっただけで。



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