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歯列矯正日記#1|2〜3日目がつらすぎた

こんにちは、ライターまじめさんです。
4月より歯列矯正がはじまりました。

矯正期間、矯正後の保定期間も含めて
4年間の長丁場となるのですが
たまに歯列矯正日記をつけていこうと思います。

今回は矯正歯科探しから
矯正開始1週間までの記録です。

暇つぶしにもなるかわかりませんが
興味のある方に楽しんでいただけたら幸いですw


1.現在の歯並び事情

私の歯は全体的に大きめで、左右に八重歯があります。

また、八重歯あるあるだと思いますが、側切歯(八重歯の隣の歯)の上の歯が、下の歯の後ろに重なっていたりするので、綺麗な歯並びとは言えません。

下の歯全体も、窮屈そうな歯並びをしています。両頬側の下の歯に関しては、内側に倒れてきてしまっているほど。

このように凸凹した歯並びなので、朝晩丁寧に歯磨きをしているつもりでも
しっかりと歯ブラシを当てられていない箇所が出てきてしまう
わけです。

そして1年ぶりにクリーニングのために歯医者へ行くと、1年の間に歯周病がかなり進行していることが発覚。

今まで、歯並びの見た目で矯正しようと考えたことはあまりなかったのですが、健康のために歯列矯正について真剣に考えることにしました。

2.矯正歯科で初回相談:2~3件ほど話を聞く

歯列矯正に興味を持ち、次は医院探しがはじまりました。

ひらすら検索をかけて、理想に近いところを探します。
歯列矯正をお願いする医院の先生は、矯正の認定医であることがマストです。

認定医とは、日本矯正歯科学会で認められらた証の称号のこと。
・日本矯正歯科学会の会員として5年以上在籍する
・大学の矯正歯科・歯学部で2年以上の臨床研修を受ける
・日本矯正歯科学会の矯正指導医のもとで3年以上の専門知識を習得する
などなど…認定医になるには、複数の条件を満たさなければなりません。
また、認定医を名乗るには5年ごとの更新が必要です。

参考:公益社団法人 日本矯正歯科学会 認定医制度規則

また、認定医よりもさらに高度な技術と経験を持ち合わせた「臨床指導医」なる者も存在します。

存在はレアらしいですが、臨床指導医に該当する先生ならなお良しです。

そうして、くまなくホームページをチェックしながら、3件ほどの矯正医院に話を聞きに行くことになりました。

初回相談で大体の費用と支払い方法を知る

歯列矯正はとにかく高額。
今回私がお願いしたワイヤー矯正の場合、75万円~100万円前後が相場のようです。

医院の信頼性や技術力が最重要ですが、同じくらい費用も大事ですよね。

初回相談の次は、有料の精密検査になります。
なので、大体の費用や対応している支払い方法などは、初回相談の時に確認しておくと安心です。

私は3件目の医院で対応や説明、先生とのやり取りのスムーズさなども含めて「良いな」と感じたので、3件目の医院でお願いすることに。

安すぎる歯列矯正もあった

ちなみに直接相談に伺った3件以外の医院では、マウスピース矯正で「抜歯無し」「通院なし」「費用30万円以下」のところもありました。(矯正にしては安すぎる)

しかし後々別の矯正歯科でレントゲンを撮ったり話を聞いたりすると、私の場合、抜歯矯正は避けられないことが判明。

顎の大きさに対して歯が大きいため、居場所を失っている歯がいくつかあるとのことだったんですね。

私でさえ、こうした説明を聞いて抜歯矯正には納得しているほどの状況でしたから、30万円が無駄になっていたかもしれないと思うと結構怖いです。

とくに私のような叢生(デコボコしている歯並び)では、通院でしっかり見てもらった方が良いと思います。

3.精密検査・診断

初回相談で矯正スタートを決心。
別日に精密検査を受けに行きました。

精密検査当日は、レントゲンと歯型採取で所要時間30分程度。
矯正のシミュレーションをしてもらうことで、詳細な治療期間や計画、具体的な費用が決まります。

矯正の精密検査と診断は有料であることがほとんどだと思います。
調べた感じでは、検査料と診断料で概ね30,000円~60,000程度が相場のようです。

私の場合は検査に35,000円、診断に15,000円で合計50,000円かかりました。(高っ)
これは医院によると思いますが、今回は矯正治療費と合算してくれたので、矯正スタートまでは一切お金を支払っていません。

精密検査から診断結果が出るまでの期間は約3週間程度。
初回相談から精密検査の結果が出るまで、1か月ほどかかっています。

とくに混み合っている医院は予約が埋まりがちなので、より時間がかかるんじゃないかなと思います。

矯正開始:まずは上の歯のみに器具を取り付ける

診断結果を受けて3週間後、歯列矯正がスタート。

私の場合、表側にワイヤー矯正の器具を付けるので、大きく口を開ける必要がなく、取り付け時の痛みも全くありませんでした。

初回は、上の歯の前部分のみに矯正器具が取り付けられました。

歯の表面にボコボコとした異物がたくさんついているので、作業が終了した直後は「えっ終わり!?なんかすごいボコボコだけど大丈夫!?」と心配になるくらいの違和感。

しばらく口を開けていたことで、歯や歯茎が乾いていたので、少し笑うと器具に唇がくっついておかしかったですね。(笑)

帰宅して晩ご飯を食べるまで、痛みはほぼ感じなかったので、最後の晩餐として豚の生姜焼きを頬張りました。

ちなみに、初回の相談から矯正開始日までは1か月と3週間ほどかかりました。
(この期間は医院によって大きく異なります。)

矯正2日目:2日目にして上2本の抜歯

矯正の痛みのピークは2日目~3日目と言われています。

が、たまたま抜歯してもらう歯医者の予約が翌日に取れたため、矯正2日目の朝イチで健康な歯2本を抜歯することに。
(大変なことは早く終わらせたいタイプ)

抜歯の後も、しばらくは麻酔が効いた状態です。

出典:サザエさん公式サイト

抜歯直後は、あまりにも上唇に違和感がありすぎて、勝手にたらこ唇になってしまったんじゃないかと焦っていました。(本気ですw)

「もしかしてたらこ唇になってる…!?スタッフさん何にも言ってくれないの?😭」なんて焦りつつ、待合室へ。

会計前にこっそり鏡を確認したら、ごくごく普通の見た目だったので心底安心しました。(笑)

帰宅してから少なくとも3時間は麻酔が効いている状態だったので、飲み物はもちろんのこと、食事もまともにとれません。

この日は矯正2日目で、歯茎の凄まじい違和感と、麻酔とでわけがわからない状態。

このあたりから、仕事も全然集中できなくてかなり辛かったです。

仕事がある人は、抜歯の日はできれば休みを取って安静にされることをおすすめしたいですね。
麻酔が効いている間は結構しんどいです。

矯正3日目:歯茎ごと取りたいくらいむず痒い

矯正2日目の抜歯後〜矯正3日目いっぱいまでは、本っっ当につらすぎました。

歯が頑張って動こうとしてくれるので、寝るその瞬間まで1日中違和感が続きます。歯茎がとにかく「むず痒い」のです。

さらに、上の歯と下の歯が触れただけでも痛いくらいだったので、食事は卵と豆腐を使った料理や、バナナ、ゼリーなどで凌いでいましたね。

中でも3日目の夜が最も辛くて、「早々に寝てしまいたい」「歯茎ごと取りたい」と思うほどむず痒い!
正直、その時はちょっとだけ矯正を後悔するぐらいつらかったです。(笑)

下の歯の器具取付と抜歯も待っていると思うと、ちょっと身構えちゃいますね。

矯正4日目~:徐々に痛みや違和感が落ち着く

矯正4日目は明確に歯茎の違和感が和らいだと感じました。それでもまだ痛痒いですが。

ミンチ系料理やポテサラなどが食べやすそうだったので、この日の晩はハンバーグとポテサラを作ることに。

白米は半分丸飲みみたいな感じでしたが、一応美味しく食べられたので良かったです。

矯正6日目〜:痛みが10%くらいまで軽減

6日目にもなると、歯をカチっと閉じてもほとんど痛みを感じなくなりました。

ただ、ちょっと硬いものを噛み切るのは難しいです。
5日目にラーメンとザンギを食べましたが、口に入れた分の3割くらいは丸飲みしていたと思います。ミンチ状にはできません。(笑)

無理にかぶりついたり、噛み切ろうとすると矯正器具が破損する可能性があるので
食べにくいものは小さく切ったり、前歯でかぶりつかないようにするなど、工夫は必要になります。

4.矯正開始から1週間で食べていたもの

矯正を開始してから1週間程度は、とくに食べらるものが限られます。

禁忌みたいなものはないですが、物理的に無理という感じです。

通称「カリカリ猫(猫ミーム)」

あと、抜歯箇所と器具がついている前歯がほぼ使えないので、子猫がカリカリを食べてるときみたいな食べ方になります。(個人の感想)

矯正開始から1週間の間に飲食したものと、それらの感想は以下のとおりです。

  • バナナミルク:美味しい・簡単・歯に優しい

  • 豆腐料理:歯に優しくてタンパク質豊富で低カロリーなので一石三鳥
    (豆腐ショコラや豆腐オムレツなど作って食べてました)

  • ポテチ:矯正5日目、抜歯4日目に食べました。抜歯箇所に刺さらないように注意。食べるときはちょっと気をつかいました。

  • ハンバーグ:ミンチ料理は相性が良いです。美味しくて最高でしたw

  • ポテサラ:難なく食べられました。

  • ゼリー:さっぱりしたものが食べたいときに◎桃やパイナップルなどのやわらかい果物もおすすめ。

  • ラーメン:3割くらいは丸飲みでしたが、食べられました。

  • ザンギ:できればあらかじめ一口サイズに切っておくと良いです。ラーメンとザンギ1個を食べ終えるのに30分かかりました。

  • ヨーグルト:難なく食べられました。

流動食系はいつも通り食べられますが、噛み切る系の固形物は食べ終えるまでにいつもの倍は時間がかかっている印象です。

ワイヤー矯正中は、とにかくあらゆる隙間に食べかすが挟まり、虫歯になりやすい状態です。
在宅時は毎食後、毎間食後に歯間ブラシや歯ブラシで歯磨きをしています。

次回の調整は5月半ば

いよいよ矯正がスタートしたという感じですね。初回相談から矯正1日目まで、道のりがとても長かったです。

ここまで書き終えて、矯正開始から1週間以上が経過していますが、食べ物はほぼ我慢することなく食べられるようになりました。

矯正器具の取り付けで虫歯のリスクが上がっているのと、毎回歯磨きしなければならない手間があるので
毎日食べていたチョコレートは自主的に食べなくなりました。(笑)

あとは、矯正2日目と3日目が本当に大変だったので、自分で外せるマウスピース矯正だと、早々に外してしまっていたかもしれませんw

矯正日記はまた更新しようと思います。
歯の移動が目に見えるようになってきたら、経過画像も載せようかなと考え中です。

それでは
長々〜とここまで読んでいただき
ありがとうございました(._.)

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まじめさん|Webライター
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